どうも、がちゃお(@gachao32)です。
ようやく待ちに待った、白いモニターライトがQuntisから登場してくれました。
これまで白いモニターライトといえば、ほぼBenQのScreenBar Pro一択。品質や機能性はたしかにいいのでしょうが、いかんせん高すぎて手軽に手に入れることはできませんでした。
以前から愛用していて、性能は十分満足できるレベルなのに価格が抑えられている、コスパの高さが魅力のQuntisから白いモニターライトが出てくれればなとずっと待ち望んでいました。
個人的な感想ですが、白いモニターライトがほしいと思っている人には、まずチェックしてほしい1台だなと思います。
BenQ ScreenBar Proとの比較を交えながら、Quntis Glow Whiteの魅力をお伝えしていきたいと思います。
白いモニターライトがほしければまずはQuntis

なぜQuntisをそこまで推すのか。それは圧倒的なコスパの高さがあるからです。
圧倒的なコスパの高さ
まずはモニターライトの価格の相場ですが、正直いくらが相場なのかは難しいところです。
ですが”モニターライトはBenQ”と言われるくらい、スタンダードになっているのがBenQのモニターライトだと思います。
今やデスク環境において欠かせない、この形のライトを最初に送り出し、人気を作ったのは間違いなくBenQです。
そんなBenQ製品と比べると、Quntis製品の価格は大きく抑えられているのが大きな魅力の1つだと思います。
今回の白いモニターライトで言えば、BenQ ScreenBar Proが19,900円。Quntis Glow Whiteは6,980円です。半額以下ですからね。
価格における優位性はとても大きいなと感じています。
性能面は十分納得できるレベル
問題なのは性能面。「安かろう悪かろう」では元も子もありませんからね。
性能面に関して難しいのは、どのレベルを求めているのかによると思います。
光の再現性や明るさに関しては、BenQに軍配が上がります。映像制作などのプロユースに使用するならばBenQ ScreenBar Proでしょう。ですが少なくとも一般的なデスク作業においては、Quntisのライトで不満を感じたことはありません。
製品名 | Glow White | ScreenBar Pro |
色温度 | 3000K-6500K | 2700K-6500K |
最大照度 | 874lux | 1000lux |
バックライト | 搭載 | 非搭載 |
自動調光 | 非搭載 | 搭載 |
メモリー機能 | 一部搭載 | 搭載 |
操作 | リモコン | タッチ |
サイズ | 41cm | 50cm |
カラー | ホワイト / ブラック / ピンク | ブラック / シルバー |
演色性 | Ra95 | Rf96 |
適合モニター(厚み) | 7cmまで | 0.43-6.5cm |
価格 | 6,998円 | 19,900円 |
明るさ


色温度


リモコンの+ / -を押していくと1段階ずつ4段階の調整が可能で、長押しをすると無段階調整も可能です。
非対称配光デザインを採用しているので、画面への反射を抑え、目に直接光が当たることはありません。角度の調整も可能なので、使用する人に合わせて快適に使用することができます。

カラーはホワイトの他にも、ブラックやピンクも用意されています。ピンクは結構めずらしいんじゃないかなと思います。
Quntisは十分に選択肢になる
価格がお手頃で、性能面も一般的なデスク作業程度であれば必要十分。コスパの高さでQuntisを選ぶのは十分ありな選択肢だと思います。
これまで過去に3台のQuntis製品を使ってきましたが、ライトとしての性能になんの不満も感じることはありませんでした。

「とりあえず白いモニターライトがほしい」のであれば、まずはQuntis Glow Whiteを試してみてほしいですね。
映像制作などのプロユースで使うのが目的なのであれば、演色性や最大照度に優れているBenQのほうが間違いなくいいでしょう。使用用途に合わせて選んでみてください。
Quntis Glow Whiteの魅力はほかにも

安いだけでは終わらない。Quntis Glow Whiteの魅力はほかにもあります。
バックライトまで搭載
Quntis Glow Whiteは手元を照らすだけでなく、背面にもライトを搭載しています。

バックライトの効果としては、手元だけなく背面も明るく照らしてくれるため、モニター周囲とのコントラストを緩和し、目の負担を軽減してくれます。


必ずしも必須な機能ではありませんが、ないよりあったほうがいいでしょう。オン / オフでいらない時は切っておくことができますからね。

やや明るさが物足りないかなと感じますが、ありなしでは効果の違いを感じるので、長時間使用する時にはバックライトもつけておいたほうがいいと思います。
バックライトについては明るさの調整のみ無段階で行うことができますが、色温度の調整はできません。
また、Quntis Glow Whiteはメモリー機能に対応しており、消したときの状態で再度点灯させることができます。ただ、バックライトに関しては、オフにした状態でライトを消灯しても、再度点灯させるとバックライトは必ずオンになっていしまいます。
アイランド型でデスクを配置している場合、バックライトは必要ないのでオフにしておきたいのですが、必ずオンになってしまうため、バックライトの設定もメモリー機能に反映してくれると助かるんですけどね。少々残念です。

相変わらずクランプ部分は優秀
Quntis製のライトで気に入っている部分が、モニターに設置するためのクランプ部分。
初期の頃のモデルから徐々に改善されてきており、最近のモデルでは本当に設置がしやすくなり、安定するようになりました。
適合モニターの厚みも7cmまであるので、大型のモニターや湾曲モニターにも設置することができます。

頻繁に付け外しをすることもありませんが、簡単かつ安定して設置できるのは魅力です。
Quntis Glow Whiteの気になるポイント

いいところもあれば、少し気になるポイントもちらほら。
リモコンが必須
人によっては特に問題にならないかもしれませんが、僕にとっては結構気になるポイントが、点灯も含めてリモコンが必須ということです。

これまでもリモコン対応モデルはありましたが、本体でも操作はすることができていました。
正直デスクの上にリモコンを置いておきたくないんですよね。そもそも点灯させたあとはそんなに明るさなどをいじることなんてありませんからね。
今まではライトの電源にスマートプラグをかまして、スマホや声で操作できるようにしていました。
なのですが今回のGlow Whiteでは、スマートプラグをオンにしても点灯せず、リモコンで電源ボタンをタップしないと点灯してくれないんです。
幸い、リモコンカラーも白ですし、操作時のレスポンスも悪くありません。バッテリーは内蔵しておらず、単三電池が3本必要ですが、頻繁に交換する必要はないでしょう。
自動点灯 / 消灯に対応してくれたら良かったなと思いますが、価格を抑えるという意味では仕方がないかなというところです。
大きさが41cm
ライトの大きさが、横幅41cmとやや小さめになっています。
120cm幅のデスクで使用するとこんな感じ。手元は十分に照らしてくれていますが、外側では少し暗くなっています。

140cm以上の大きめのデスクで使用する場合、41cmのライトでは少々明るさが足りないなと感じるかもしれません。
Quntisのライトにはもう少し大きいモデルもあるので、Glow Whiteも50cmくらいになると良かったかなと思います。
まとめ

- ホワイトカラーのモニターライト
- バックライト搭載
- コスパが高い
- リモコン必須
- やや小さい
いかがでしたでしょうか。Quntis Glow Whiteは白デスク環境を目指す人にとって、待ちに待ったモニターライトだと思います。
手に入れやすい価格帯、必要十分なライト性能にビルドクオリティ。ようやくBenQ ScreenBar Pro以外の選択肢が現れてくれたなという感じです。
環境に合わせて白いモニターライトを探していた人は、ぜひ1度チェックしてみてください。
Quntisのモニターライト


