どうも、がちゃお(@gachao32)です。
iPhone 16 Proを購入してカメラ性能の高さに毎日惚れ惚れしていますが、使っていて気になるのは持ちにくさ。
普段はミラーレス一眼のα7Ⅳと呼ばれる、いかにもな見た目でゴツいカメラで撮影をしています。
当然重いんですけど、しっかりと握って持てることで、持ちにくさを感じることはありません。
写真を撮影するうえで、この持ちやすさ、グリップの良さがとても大事になってくるんですよね。
話が脱線しましたが、iPhoneをはじめとするスマホでの写真撮影ではグリップ感がないために、「よしっ、撮るぞ」とはならず、さくっと撮ってしまいがち。
とても優秀なカメラなのでもったいないなと思い、ガッツリと使っていくためにカメラグリップなるものを購入してみました。
今回購入したのはJJCの「MagSafe対応 スマホグリップ」。
この手のアイテムはAmazonなんかでもよく目にするのですが、使い勝手はよくわからないので、実際に使ってみた感想をお伝えしていこうと思います。
JJC MagSafe対応スマホグリップレビュー|あると便利だが…
はじめに結論からお伝えすると、持ちやすさは間違いなく向上します。使用すると便利だなと感じる一方、カメラコントロールとの相性は悪いように感じます。
あると便利だが、マストではないといったところでしょうか。
片手でシャッターを切るのは快適に
ミラーレス一眼ほどではないですが、厚みがあることで構えたときのグリップがしやすくなります。
もちろん何も付けない状態のiPhoneと比べればその差は歴然。
グリップを握ると、人差し指のところにちょうどシャッターボタンがくるので、カメラライクに撮影することができます。
MagSafeで固定しているので、角度を変えれば縦向きでも撮影が可能です。
カメラだと手首でカメラ全体の角度を変える必要があるのですが、スマホらしい撮影方法だなと思います。
撮影するにはBluetooth接続が必要
物理的なシャッターボタンがついているのですが、使用するiPhoneやスマホとBluetoothで接続しなければ、使用することはできません。
レスポンスは良好で、連続でボタンを押してもしっかりと撮影をしてくれます。
カメラアプリ以外のところでボタンを押すと、音量が反応してしまうのでご注意ください。
リモコンは充電式なので、反応しなくなった場合は充電切れの可能性があるため、USB-Cケーブルにて充電する必要があります。
Bluetooth接続方法
この間、青いLEDが点滅しています。
iPhoneのその他のデバイスのところにMSG Remoteがでてくるのでタップして接続。
接続後はLEDは消灯します。
Bluetooth切断方法
接続解除の方法は2つ。
- iPhoneまたはスマホのBluetoothをOFFにする
- リモコンを2秒ほど長押しする
LEDが2回素早く点滅し、接続が切断されます。
再接続
一度繋げたことのある端末に対しては、リモコンを長押しすることで簡単に再接続が可能です。
リモート撮影も可能
リモコンは取り外しが可能なため、離れたところからシャッターを切ることができます。
グリップ本体の底面には1/4インチネジ穴もついているので、三脚などに設置しリモート撮影もできてしまいます。
iPhoneのカメラコントロールとの相性はイマイチ
ここまで見てきたように、iPhoneで撮影をするだけであれば、グリップ力が増すのでとても快適に撮影をすることができます。
しかし、撮影をするための設定を変更しようと思うと、使用感はとてもいいとは言えません。
使用感が良くないといいますか、”片手での操作”に限界があるという感じです。
親指の届く範囲の倍率の変更や、動画への切り替えなどはなんとか行えます。
iPhone16シリーズから搭載されたカメラコントロール。ここへのアクセスが特にしづらいですね。とても人差し指では届かないと思います。
カメラコントロールを触ろうと思うと、iPhoneを上下で挟むようにして持たなければいけないので、むしろグリップの存在が邪魔に…。
カメラコントロールを多用されている人にとっては、ない方がいいかもしれません。
スマホスタンドとしての使用も可能
グリップ部分が可動してくれるので、簡易的なスマホスタンドとして使用することもできます。
一応、無段階に動いてはくれるのですが、実際に立てかけてみると重さで一定の場所で止まってしまいます。ヒンジの強さはイマイチですね。
角度を変えれば横置きも可能。
カメラ以外の使い道もあるので、日常的に装着していてもよさそうですが、重たいですし持ちにくくはなるのであまりおすすめではないですね。
僕は外出時に使用することが多いです。
MagSafeアクセサリーとの併用は不可
当然ですが、MagSafeにて固定するため、他のMagSafeアクセサリーとの併用はできません。
カメラ利用時はバッテリーの消耗が激しいので、充電をしながら撮影したい場面もあるかと思いますが、有線での充電に限られます。
スマホグリップにモバイルバッテリーが内蔵されていれば、より便利に使えたかなと思います。
JJC MagSafe対応スマホグリップの特徴
JJC MagSafe対応 スマホグリップの特徴をまとめていきます。
製品仕様
サイズ | 110.8×78.1×22.2mm |
重さ | |
対応機種 | iPhone12シリーズ以降 すべてのスマートフォン(金属リング装着) |
カラー | ホワイト / ブラック / ピンク / ブルー |
機能 | Bluetoothリモコン 1/4インチネジ ストラップホール |
価格 | 3,990円 |
外観
同梱品はスマホグリップ本体、USB-Cケーブル、ストラップ×2、金属リング、取扱説明書。
カラーはホワイトを購入。表にはJJCのロゴ。グリップ部分はラバー素材が使われています。
取り外し可能なBluetoothリモコン。
底面には1/4インチネジ。
背面にはMagSafe用のリング。
ストラップホールが2ヶ所。
重さは92.4g。
iPhoneに装着
MOFTのケースつきiPhone 16 Proに装着。カメラユニットへの干渉はなし。
iPhone 16 Pro(6.3インチ)では若干余る。
Nothing Phone 2a(6.7インチ)だとピッタリ。
縦設置も可能。
JJC MagSafe対応スマホグリップがおすすめな人
- iPhoneやスマホでの撮影をよくする人
- カメラライクに撮影をしたい人
- 設定などはあまりこだわらない人
純粋にiPhoneやスマホでの撮影を快適に行いたい人には、程よいグリップ感が得られるのでおすすめです。
MagSafeでの固定力はまずまずで簡単に外れることはなさそうですが、万が一ハズレてしまう可能性もあるため、使用する際はネックストラップなどと併用することをおすすめします。
まとめ|絶対に買うべきとは言えないが、ライトに使うならあり
今回は、JJC MagSafe対応スマホグリップをレビューしました。
カメラコントロールを多用される人にとっては、逆に煩わしく感じてしまうアイテムかもしれません。
僕の場合は、もともとカメラコントロールは起動のためでしか使っていなかったので、特に不便に感じることはありませんでした。
Bluetoothの接続性やボタンの押し心地など、使用感に不満点はなく、普通に撮影するには持ちやすくなるし、いいなと思いました。
iPhoneでカメラライクに撮影をしたいのであれば、装着や設定が簡単に行えるのでおすすめなスマホグリップです。