イヤーカフ型イヤホン大好き、がちゃお(@gachao32)です。
ながら聴きに最適で、快適な装着感が魅力のオープンイヤー型イヤホン。なかでもイヤーカフ型がお気に入りで、アクセサリー感覚で着けられるデザインと、取り回しの良さが気に入っています。
そんなイヤーカフ型イヤホンで、あえて弱点を挙げるとするなら、構造的にどうしても低音の迫力が出にくいところですかね。ながら聴きで使うことが多いので、そこはそういうものと割り切ってきました。
ですが、今回紹介するACEFASTの新型イヤホン「ACECLIP Pro」は、低音の迫力がなかなかにすごいんです。これまでいくつもイヤーカフ型イヤホンを試してきましたが、体感では一番低音が強いんじゃないかな。
ACEFASTらしいデザイン性の高さも健在で、見た目と音質、どちらも妥協したくない人には刺さるイヤホンだと思います。
専用割引コード:3Y9SJOBF
有効期限:2026年1月31日
ACEFAST ACECLIP Proの特徴

- ACEFAST独自開発の「20×8mm 三磁超線形ドライバー」によるパワフルなサウンド
- 片耳わずか6.5gの快適な装着感
- 最大32時間のロングバッテリー
- AI音声認識アルゴリズムによるクリアな通話
製品仕様
外観
同梱物はイヤホン本体、充電用ケーブル(USB-A to C)、取扱説明書。

カラーはホワイトを選択。光沢感はなく、マットでサラサラとした質感。

背面には充電用のUSB-Cポートが配置。

開口部にはLED。

蓋を開けるとイヤホンを横にして収納する形で2つ並んでいます。

イヤホン本体。肌に触れる部分はケース同様マットな質感ですが、背面は光沢感のある素材が使われています。




重さはイヤホン単体で6.4g。ケース込みで44gです。


アプリ
専用アプリ「ACEFAST APP」でイコライザーやボタン設定の変更が可能です。




ACEFAST ACECLIP Proのレビュー
イヤーカフ型イヤホンでも低音を楽しめる
イヤーカフ型をはじめとするオープンイヤー型イヤホンの苦手とするのが低音。耳とイヤホンとの間に隙間が空いてしまう構造上、空気が外へ逃げ迫力が出づらいとされています。
ACECLIP Proには「20×8mm 三磁超線形ドライバー」と呼ばれる、独自開発された大きめのドライバーが搭載されています。振動板にもこだわっており、低音感度が約38%も向上されているようです。

たしかにこれまでのイヤーカフ型イヤホンと比べても、明らかに迫力のある低音を感じることができます。

イヤーカフ型ではありませんが、手持ちのオープンイヤー型の中で最も低音に迫力を感じる「Shokz OpenFit 2」と比較しても、全く引けをとりませんでした。

その他の音質に関しては、ボーカルがやや前面に出てきて、中音域ははっきりとクリアに聞こえてきます。高音域はやや埋もれてしまう印象で、若干こもっているようにも感じました。
ながら聴きでも、低音に迫力を求める人や、ボーカルを楽しみたい人にはおすすめです。
さすがはACEFASTなおしゃれなデザイン
前回レビューさせてもらった「ACEFIT Pro」もスケルトンデザインが特徴的でおしゃれでしたが、今回のACECLIP Proはどちらかというと高級感のあるクールな仕上がりです。

カラーバリエーションもホワイトの他に、ブラックとゴールドが用意されており、ゴールドは一段と高級感がありますね。
どうしてもブラックが多い印象のイヤホンですが、ホワイト系も用意されているのは嬉しい限りです。

装着感はまずまず
ACECLIP Proの重さは約6.4gで、これはイヤーカフ型としては特別軽いというわけではありません。大きめのドライバーを搭載していますからね。
装着していて、着けているのを忘れるというほどではありませんが、長時間着けていても苦になることはありませんでした。
首を振ったりしても外れそうになることもなく、安定して装着できますが、やや耳への圧迫感は強いように感じました。

全面タッチは画期的だが…
ACECLIP Proの操作は物理ボタンではなくタッチセンサー式を採用していますが、珍しいと感じたのはタッチ範囲が広いこと。
通常前か後ろのどちらかにセンサーが内蔵されていることが多いのですが、ACECLIP Proはほぼ全域に渡ってタッチ操作が可能となっています。

タッチする場所を探す必要がないため便利なのですが、肝心の感度は今ひとつかなと感じました。
操作内容はダブルクリックとトリプルクリックでそれぞれ行います。シングルクリックには非対応なので、誤動作の心配は少ないです。操作内容の割当はアプリから変更することができます。
安心の基本性能
- イヤホン単体8時間/ケース込み32時間のロングバッテリー
- 急速充電に対応
- マルチポイント接続に対応
- Bluetooth6.0相当の高い接続性
- ゲームモード搭載
- AI処理によるクリアな通話
バッテリー
バッテリー持ちはいいですね。急速充電にも対応しているので、もしもの時も安心です。ワイヤレス充電にも対応してくれたら、より気軽に使えるんですけどね。
マルチポイント
iPhone 16 ProとNothing Phone(2a)で接続して使ってみました。

iPhone→Nothing Phoneの順で再生すると、あとから再生したNothing Phoneの音楽が流れます。
Nothing Phone→iPhoneの順で再生すると、どちらも再生状態になるのですが、聞こえるのはNothing Phoneの音楽です。この状態でNothing Phoneの再生を停止すると、数秒後にiPhoneの音楽が聞こえてきます。
Bluetooth
販売ページを確認するとBluetooth6.0の記載があるのですが、取扱説明書には5.4となっていました。メーカーさんに確認をしたところ、「Bluetooth5.4をベースに、独自のEDR強化接続技術を搭載し、接続安定性や通信効率がBluetooth6.0相当の性能を実現しているため、そのように記載されている」とのことでした。
実際に接続性を確認してみましたが、たしかにBluetooth5.4のACEFIT Proと比べても途切れにくく安定していました。
んーただやっぱり「Bluetooth5.4」と表記しておいた方がいい気もしますけどね。
AI音声認識アルゴリズム
通話性能も確認してみました。
しっかりとクリアな音声になっていますし、ある程度雑音のあるような状況でも、ノイズをカットしつつ声を届けてくれていました。
まとめ|イヤーカフ型でも低音を諦めたくない人に

今回はACEFIT ACECLIP Proをレビューしました。
イヤーカフ型イヤホンの苦手とする低音に、しっかりと厚みと迫力を持たせてくれたイヤホンですね。
ACEFITらしいデザイン性の高さも魅力の1つです。
タッチ操作の感度や、耳への圧迫感が気になる点など、完璧ではないものの、イヤーカフ型イヤホンで音質も楽しみたいという人にとっては、ぜひ選択肢に入れてほしい1台です。
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有効期限:2026年1月31日
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