どうも、がちゃお(@gachao32)です。
コロナ禍をきっかけに始まった在宅ワークもすっかり定着しつつありますが、「なんとなく集中できない」「疲れやすい」「部屋にいるとだるい」といった不快感を感じることはありませんか?
僕自身は在宅ワークとは無縁の仕事をしているわけですが、家に帰ればブログ執筆のためにデスクに向かう機会が多く、なんとなく集中できないなと感じることもしばしば。
その原因、もしかすると“空気”にあるかもしれません。
在宅ワークにおいて、温度や湿度といった「室内環境」は作業効率や体調に大きく影響します。
実は快適な作業環境には、最適な温度や湿度があるようなのです。
今回は、そんな作業効率や体調管理に重要となる室内環境を手軽に“見える化”してくれる便利ガジェット「SwitchBot 温湿度計Pro」をご紹介します。
快適な室内温度・湿度の目安とは?

まずは快適な作業環境に必要となる、最適な室内環境とはどんな環境なのか。
人が快適に過ごせる室内環境には、ある程度の目安があります。
- 室温:22〜26℃
- 湿度:40〜60%
特に湿度は、体感温度やウイルスの繁殖、肌や喉の乾燥にも直結します。夏はエアコンで乾燥し、冬は暖房でさらに空気が乾きやすくなるため、適切な管理が欠かせません。
しかし、これらの温湿度は「なんとなくの感覚」では分かりづらく、気づかないうちに不快な環境になっていることも。(もちろん個人差もあると思いますので、あくまでも参考程度にお考えください)
そんな室内環境の”見える化”に役立つのが『温湿度計』というわけです。
SwitchBot 温湿度計Proで室内環境を「見える化」

今回、見える化のための温湿度計として選んだのが、SwitchBot 温湿度計Pro。
SwitchBotの温湿度計Proは、温度と湿度をリアルタイムで計測することはもちろん、スマホアプリを通じて数値の記録や変化の推移を“見える化”できるスマートガジェットです。
主な特徴
- コンパクト&シンプルなデザイン(どんな部屋にも馴染む)
- Bluetooth接続でスマホと連携(SwitchBotアプリを使用)
- 詳細なグラフ表示で、時間ごとの変化もチェック可能
- 電池式で設置が自由(机の上、壁掛け、冷蔵庫内など)
- 他のSwitchBot製品との連携が可能
使用方法(セットアップ手順)
製品裏面のカバーを外し、絶縁テープを抜き取る。ディスプレイに温湿度が表示されたら準備OK。

アプリを起動して右上の「+」ボタンから“デバイスの追加“をタップし、“温湿度計Pro“を選択。



アプリの指示に従い、ペアリングを行う。

完了するとアプリ上にリアルタイムの温湿度が表示される。

さらに便利になる防水温湿度計
SwitchBot 温湿度計Proには、温湿度を表示するできるエリアが2ヶ所あります。
温湿度計Pro単体では、もちろん1ヶ所のみですが、同じくSwitchBotの防水温湿度計をプラスすることで、別の場所の温湿度も表示させることができます。

我が家では屋外に設置して、外の温湿度をモニタリングしています。

SwitchBot 防水温湿度計の使用方法
製品裏面のカバーを外し、絶縁テープを抜き取る。

先ほどの温湿度計Proと同様の手順で、防水温湿度計をアプリに追加する。



電池カバー内にあるボタンを長押しし、アプリとペアリングを行う。




温湿度計Proを選択し、右上の歯車ボタン(設定ボタン)を押し、“ディスプレイ表示“を選択。
“データソース“へと進み、“画面下方“を選択。


“防水温湿度計“を選択。

ここで防水温湿度計が表示されない場合はペアリングがうまくいっていない可能性があります。
防水に対応しているので屋外の設置もOK。
実際に使ってみた感想

我が家では、SwitchBot 温湿度計Proを家族みんなが目にしやすいキッチン横のニッチに設置して使っています。
以前まで使用していたもの比べるとだいぶコンパクトになったのでとてもスッキリしました。見た目はとてもシンプルで邪魔にならず、数字も見やすいです。

お出かけ前の服装選びに
防水温湿度計とも連携させており、家の外の温湿度も確認できるようにしているので、出かける前などにチェックしています。

冬のある日
なんとなく咳がよく出るなと思って確認してみると、湿度が30%台にまで下がっているではありませんか。加湿器を急いで稼働させたところ、咳も少しずつ治まってきました。

集中力がなかなか上がらない日
デスクに向かってもなかなか集中できないときは、たいてい温度が27℃近くになっていたりします。
夏場であればクーラーをかけますが、春や秋などクーラーをかけるほどでもないときには、卓上ファンを使用してクールダウン。


数字がみえると行動に移しやすい
アプリと連携させていることで、過去の温湿度のグラフを確認できるようになり、「朝は湿度が低め」「午後から室温がじわじわ上がる」など、これまで意識していなかった傾向にも気づくことができました。

数字で裏付けされると納得感がありますし、行動に移しやすいなと感じました。
快適な環境をつくるための工夫

SwitchBot 温湿度計Proは、ただ測るだけでなく「改善アクションにつなげられる」のが魅力です。
同じくSwitchBotのスマートハブやスマートプラグを導入することで、数値をトリガーにしたアクションを自動で行うことができます。
家電のリモコン操作を一括管理したり、スマホや声で遠隔操作したりすることが可能となる、家の司令塔のようなデバイスです。『室温が30℃以上の時にエアコンをつける』とか、『湿度が40%を下回ったら加湿器をつける』、『家の外から遠隔でエアコンをONにする』なんかの操作を行うことができます。
普通の家電を“スマート家電っぽく”できる魔法のコンセント。スマートプラグを使えば、コンセントのオンオフをスマホや音声で操作したり、タイマーや遠隔操作も可能になります。
使用例
湿度が40%を下回ったら加湿器をつける
温湿度計Pro + ハブミニ + スマートプラグ

温度が27℃を超えたらエアコンをON
温湿度計Pro + ハブミニ + 赤外線リモコン

帰宅前にエアコンをON
温湿度計Pro + ハブミニ + 赤外線リモコン + SwitchBotアプリ

これらの動作はスマートハブと呼ばれるデバイスを別で導入する必要がありますが、自分で確認したり、違和感を感じてから次の行動を行う必要がなく、自動化できるのがとても便利なポイントです。
こうした「空調の見える化&自動化」ができると、快適さは段違いです。
快適な環境と呼ばれている、温度:22〜26℃ / 湿度:40〜60%をキープできるようにしていきましょう。
在宅ワーク × スマートホームの第一歩に

スマートホームと聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、SwitchBot 温湿度計Proはその“入り口”として非常におすすめです。
- 手頃な価格
- シンプルな操作性
- 家電の自動制御につながる拡張性
特に在宅ワーカーにとって、自分の作業空間を快適に保つことはパフォーマンス向上につながる自己投資。在宅ワーカーだけでなく、僕のようにデスクに向かって作業する機会がある人や、部屋で過ごすことが多い人にとっては、まずは部屋の「今の状態」を知ることから始めてみてはいかがでしょうか?
まとめ

SwitchBot 温湿度計Proは、在宅ワーク中の快適さや健康管理をサポートしてくれる便利ガジェットです。温度・湿度の変化をリアルタイムで確認し、快適な環境づくりに役立てることができます。
暮らしの質を少しアップグレードしたいと考えている方、スマートホームを始めてみたいけれど何から手をつければいいかわからないという方にとって、最初の一台としてぴったりの製品だと思います。
もちろん、ただ確認するだけであればどんな温湿度計でも大丈夫です。でずがSwitchBot 温湿度計Proであれば、他のSwitchBot製品との連携ができたり、アプリ経由で確認ができたりと、”情報を確認する”以上のメリットを得ることができます。
ぜひ一度、お部屋の空気環境を“見える化”や”スマートホーム化”して、快適な在宅ワーク空間を手に入れてみてください。
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