リング型のスタンド内蔵ケース「MagicStand」のCASEKOOから、新たなタイプのスタンド内蔵ケースが登場しました。その名も「INO」です。
- 360°回転する内蔵式スタンド
- MagSafeとの併用可能
- 米軍MIL規格準拠の高い衝撃性能
- サラサラとしたマットな質感で指紋がつきにくい
- 脅威の5年間品質保証
大きな変更点としては内蔵式スタンドの形状。リング型から直線上のアーム型へと変更になっていますね。
リングからアームへ変更されたことで使い勝手はどう変わったのか。しっかりとレビューしていきたいと思います。
CASEKOO INOの特徴
アーム式のスタンドを内蔵したiPhoneケースです。
製品仕様
対応機種 | iPhone 15 Pro / 15 Pro Max / 16 / 16 Pro / 16 Pro Max |
カラー | ブラック / ブルー / マットクリア |
重さ(実測) | 50.3g |
素材 | ポリカーボネート / 熱可塑性ポリウレタン |
MagSafe対応 | あり |
保証 | 5年 |
価格 | 5,999円→ 4,588円(~1/7まで) |
外観
同梱物はケース本体、ステッカー、保証案内の紙。
カラーはマットクリア。ホワイト系のカラーです。
側面は各種ボタン用の突起とカメラコントロールには切り込みが入っています。
底面にはUSB-Cとイヤホン用の穴とストラップホール。
カメラユニットの立ち上がりはこんな感じ。
MagSafeリングの下には内蔵式のスタンド。
アーム式のスタンドは回転させることが可能。
自由な位置で止めることができますが、90°ごとにカチッと止まってくれます。
スタンドの角度は0°~170°の無段階調整が可能です。
重さは50.3g。
iPhoneに装着
iPhone 16 Proに装着してみます。カラーはホワイトチタニウムです。
マットで半透明な素材なので、Appleのロゴが薄っすらとみえます。
側面や底面のボタンや穴の位置はズレもなく正確。押し心地もまずまずです。
カメラユニットの立ち上がりは、カメラレンズ保護フィルムを装着しているとほぼ同じ高さ。保護フィルムを装着していなければしっかりとレンズは高さは守ってくれそうです。
触り心地はサラサラとしていてとても良く、指紋は全く目立ちません。
CASEKOO INOを実際に使ってみた感想
ここからは実際にINOを使用して感じたことをお伝えします。
アーム式の内蔵スタンドでMagSafeとの併用可能
CASEKOOのこれまでのMagicStandでは、リング部分がスタンドとなっていたため、MagSafe関連のアクセサリーとは物理的に併用することは不可能でした。
スタンドやグリップの機能がついているので必要ないかと思いきや、MagSafeでの充電ができないのが残念だと感じていました。
有線での充電は大丈夫でしたけどね。
今回のようにアーム式となったことで、スタンドを使用しながらのMagSafe充電も可能に。
おかげで動画視聴なども安心して行えます。
併用可能となったものの、モバイルバッテリーのような大きなアクセサリーとは併用できません。
おすすめはスマホリング一体式の充電器。縦でも横でも使用可能です。
さすがに回転は制限されてしまうのでご注意ください。
アーム式でもなかなかの使い勝手
正直、「こんなに華奢なプレートで大丈夫か?」と感じていました。
前回レビューしたMagicStandのようなリング式のものは、スタンドやグリップとしてもとても使いやすかったですからね。
実際に使ってみると、スタンドとしての安定感は十分。
いい感じで指を引っ掛けることができるので、グリップとしても使うことができました。
ヒンジ部分の耐久性もしっかりとしており、3万回ものテストをクリアしているようです。
強さもあるので自由な角度で止めることもできますし、使い勝手はとても良かったです。
さらさらとした触り心地はやみつきに
指紋のつきにくいマットな質感が本当に気持ちがいいんです。
なんなら意味もなくずっと触っていたくなるほど。
そして指紋がつかないのは、やっぱり精神衛生上いいものですね。
マットクリアはホワイト系のカラーなので、ホワイトチタニウムのiPhoneとも相性は抜群。
ただMagSafe対応ケースをレビューするときは常に言ってると思いますが、このリングのデザインだけはいただけない。どうにかならんもんですかね。
指紋もつかなくて、さらさらと気持ちが良くて、やみつきになる触り心地なんですが、さらさらすぎるがゆえに少々滑りやすいのが気になるところ。
特に冬の季節で手が乾燥していると、まぁスルスルとよく滑って手から零れ落ちそうになるんです。…もしかしたら僕だけかもしれません。
対策としてスマホリングを装着して使用しています。
ベタつくと指紋が気になるものですが、落とす心配は少なくなります。どちらがいいかは好みが分かれるところですね。
”CASEKOO INOはちょっとさらさらすぎる触り心地のケース”です。
超強力はちょっといいすぎかな
CASEKOO INOのMagSafe部分には、従来の20倍の吸着力を持つマグネットが使われています。
これだけ聞くとなんだかすごそうだなと思いましたが、実際に使ってみると「こんなものなのかな」という印象。
これまでレビューしてきた”MOFT”や”ESR”のケースのほうが明らかに磁力は強いです。
さすがにMagSafeアクセサリーが簡単に外れてしまうということはないのでご安心を。
比べると差はあるかなという程度です。超強力と謳われていたので少々残念だなと感じました。
ケースとしては驚きの5年保証
CASEKOO INOには5年間の製品保証がついています。
ケースに5年も保証がついているのかと正直驚きましたが、それだけ製品に自信があるということなのでしょう。
米軍MIL規格に準拠した高い耐久性は、保護するスマホに対してだけではなく、ケース自体へも言えそうで、それくらいしっかりとした造りをしています。
耐久性の面からも、保証の面からも、安心して使用していけるケースです。
CASEKOO INOレビュー|まとめ
以上、CASEKOOのiPhoneケース「INO」についてレビューしてきました。
アーム式の内蔵スタンドはとても斬新かつ機能的で、使い勝手の良いケースだなと感じました。
特に内蔵スタンドとMagSafeアクセサリーを併用して使える点がポイントですね。
アーム式のスタンドの使用感も良好で、すっきりとシンプルな機構にまとめられているのが素晴らしい。
質感も申し分ないのですが、冬場は滑り落とさないよう注意が必要かなと思います。
保証や耐久性もしっかりとしているので、長期間にわたって使用していけるケースです。
- MagSafeと併用可能な内蔵スタンド付き
- マットで指紋のつきにくいさらさらとした質感
- 驚きの5年保証
- MagSafeの磁力はちと残念
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