イヤーカフ型イヤホンにハマっているがちゃお(@gachao32)です。
待ちに待ったイヤホンをようやく買うことができました。
それがQCYのCrossky C30です。
QCYといえば、コスパの良いイヤホンというイメージですが、Crossky C30もなんと6,000円台で購入できてしまいます。
- イヤーカフ型ワイヤレスイヤホン
- 10.8mmデュアルマグネットドライバー搭載
- アンチZデザインで快適な装着感
- 指向性オーディオ&自動サウンドビーム調整機能により音漏れを防止
- マルチポイント対応
- 優れたバッテリー性能
現在愛用しているのが、3COINSで購入したイヤーカフ型のワイヤレスイヤホンですが、2,200円という価格を考えれば必要十分ではあったものの、物足りなさも感じていました。
なんといってもマルチポイントに対応してくれているのが嬉しいポイント。PCとスマホを接続の切り替えなく使用することができます。
気になる音質はどうなのでしょうか。じっくりとレビューしていきたいと思います。
QCY Crossky C30の特徴
QCY Crossky C30は、マルチポイント対応の高コスパなイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンです。
製品仕様
通信方式 | Bluetooth5.4 |
ドライバー方式 | 10.8mmデュアルマグネット・ハイセンシティー・ドライバー |
重さ(イヤホン本体 / ケース込み) | 5.5g / 43.5g(実測値) |
再生時間(イヤホン本体 / ケース込み) | 5.5時間 / 25時間 |
充電方式 | USB-C |
ノイズキャンセリング | なし |
外音取り込み機能 | なし |
マルチポイント | 2台 |
ゲームモード(低遅延モード) | あり |
防水性能 | IPX4 |
着脱センサー | なし |
アプリ | あり |
カラー | ブラック / ホワイト |
価格 | 6,580円 |
外観
同梱品はイヤホン本体、充電用USB-A to Cケーブル、取扱説明書。
カラーはホワイトを購入。暖色よりのクリーム色っぽい白です。表にはロゴとLEDインジケーター。
裏には充電用のUSB-Cポート。
大きさは手のひらにおさまるサイズ感。
開けるとこんな感じ。上からつまんで取り出しやすい。
イヤホン本体はケース同様のカラーと、ゴールドっぽい鏡面仕上げの2トーンカラー。
イヤーカフといえば2つの玉がぶら下がったようなデザイン。
大きい方には充電時に光るLEDがあり、その下辺りがタッチセンサーとなっています。底面には充電端子。
小さい方にはマイクとスピーカーが搭載されています。こちらの小さい方の玉が、装着時に前向きになります。
重さはイヤホン単体で5.5g、ケース込みで43.5gです。
QCY Crossky C30を実際に使用してみた感想
ここからは実際の使用感をお伝えします。
シームレスに切り替わるマルチポイント
マルチポイントとは、複数のデバイスに同時に接続できる機能のことで、ペアリングをし直すことなく、異なるデバイス間で簡単に切り替えることができます。Crossky C30の場合は2台の同時接続が可能です。
Crossky C30はその切り替えがとてもシームレスで、ストレスなく使用することができるのが魅力です。
具体的には、音楽を再生中のスマホとは別にパソコンで動画を再生しようとすると、自動的にそちらの音声が優先されます。
そればマルチポイントなんだし、当たり前のことじゃないの?と思われる方もいるかもしれません。
同じマルチポイント対応と謳っているイヤホンでも、いちいち再生中のデバイスで停止をしてから、もう一方のデバイスを操作しなければならないものもあるんです。これは地味なことですが、だいぶ手間なんですよね。
この価格帯で、この機能を搭載してくれているのは本当にありがたいです。
音質は普通に音楽を楽しめるレベル
音の特徴としては、やや低音の迫力や高音域の伸びが物足りないかなという印象。中音域のボーカルはクリアに聞こえます。
そもそもイヤーカフ型では、耳をしっかりと覆うわけではないので、音質は求めにくいところ。
それでもながら聞きで楽しむには十分な音質です。
空間オーディオにも対応していて、ONにすると音がやや広がって聞こえます。不自然な音になりがちな機能ではあるのですが、不快感なく聞けるのでこれはありかなと思います。
ちなみに、現在僕が使用している3COINSのイヤーカフ型イヤホンと比べると、その差は圧倒的です。
少々高くてもCrossky C30を購入することをおすすめします。
…と思ってましたが、間違いだったのかもしれません。
正確にはこれも間違いなく、感じたこと素直にレビューしたのですが、イヤーカフ型の特性上、スイートスポット(音がしっかりと聞こえる位置)が掴みづらいんですよね。
結果的に、耳の真ん中あたりでつけることが多かったんですけど、それよりも耳たぶあたりでつけるとよりはっきりと聞こえるようになりました。(個人差があるかもしれません)
物足りないなと感じていた低音もしっかりと聞こえてきまして、カナル型のイヤホンで聞いているのか?と感じるほど。
装着する位置で聞こえ方は変わると思うので注意が必要ですね。
快適な装着感で長時間でも問題なし
公式HPには”究極”と謳われていますが…、さすがにそこまでではないかな。
ですが片耳約5gと軽量なおかげで得られる軽い装着感と、ほどよい挟み込みでズレにくい安定感はあります。
つけているのを忘れる程ではないものの、痛くなることもなく、長時間快適に装着することができます。
装着感も3COINSのイヤホンと比べてみました。
今までそれほど不快と感じたことはありませんでしたが、重さは大体同じはずなのに、Crossky C30のほうが軽く感じます。圧迫感も少なくより快適に使えますね。あえて3COINSのイヤホンをつけたいとは思えなくなりました。
音漏れは期待通り
高度な指向性オーディオ技術と自動サウンドビーム調整機能により、音漏れがしにくいとされています。
大きさによってはさすがに漏れてきますが、ながら聞きをするため周りの音も聞こえる程度の大きさであれば、近くで聞いてやっと聞こえるかなというレベル。とても優秀だと感じました。
イヤーカフ型でガンガン音楽を楽しむ人はあまりいないですよね。
イヤホン操作はコツがいる
耳の後ろにくる大きな玉の方にタッチセンサーが搭載されています。
シングルタップ、ダブルタップ、トリプルタップで操作をすることができ、各操作の機能の割り当てはアプリで変更することができます。(1.5秒の長押しもありますが、電源ONに使うのみで割当変更はできません)
センサー式なので予想はしていましたが、快適な操作感というわけではありませんね。失敗もあるのでコツがいります。
やはり操作は物理ボタンに限ります。
アプリでは様々な設定や操作が可能
- バッテリー残量の確認
- イコライザー設定
- 左右の音量バランスの設定
- ボタン割り当て
- イヤホンを探す
- 電源オフタイマー
- ビープ音量の設定
- タッチ感度
- 接続解除後の自動電源オフ
- ゲームモード
- 空間オーディオ
- スリープモード
- ファームウェアアップデート
一度設定をしてしまえばあまり触ることはないかもしれません。
バッテリー残量はイヤホン本体についてなので、ケースの残量もわかるといいなと思いました。
あとはイコライザーがプリセットやカスタマイズなどでいじることができますが、あまり変化がわかりにくいかなと。
QCY Crossky C30レビュー|まとめ
今回は、コスパ抜群のイヤーカフ型ワイヤレスイヤホン、QCY Crossky C30をレビューしました。
6,000円台で買えると思えば十分な音質でありながら、上書き再生が可能な使い勝手の良いマルチポイントを搭載。イヤーカフならではのつけ心地の良さも魅力。
リモートワーカーやながら聞きをよくされ、音質に強いこだわりのない人におすすめなワイヤレスイヤホンです。
全然音が悪いわけではないですからね。
イヤーカフ型のワイヤレスイヤホンをお探しの方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
- シームレスに切り替わるマルチポイント
- 快適な装着感
- 期待通りの音漏れのなさ
- 必要十分な音質
- イヤホン操作はコツがいる
より価格を抑えたいなら3COINSのイヤホンがおすすめ