どうも、デルアンバサダーのがちゃお(@gachao32)です。
約1ヶ月ほどDELL U2723QEという27インチの4Kモニターをお借りしていました。
レビュー記事はこちらの『DELL U2723QE レビュー|高画質とハブ機能が魅力のハイエンドモニター』をぜひご覧ください。
モニターに関して自分の中でずっと疑問に思ってたことがありました。それは…
27インチモニターでは4KかQHDかどっちがいいのか
現在は同じくDELLのS2722DCという27インチのQHDモニターを使用しています。
こちらのモニターを購入する際にも悩みましたが、初めてのMacを接続して使うのに「解像度が似ているほうがいい」と思いQHDモニターを選びました。
実際に使用していて特に不満はありませんが、4Kだとどんな感じなんだろうという素朴な疑問が。
ということで今回はお借りしているU2723QEとS2722DCを使って、4KとQHDではどれほど違いがあるのか、27インチのモニターではどちらが最適なのか、それぞれのおすすめの使い方について比べていこうと思います。
僕と同じように、4KにするかQHDにするかを悩んでいる人はぜひ覗いていってください。
4KとQHDの違い
そもそも4KやQHDってなんのことか。
いわゆる解像度の違いを表しています。
- 4K:3840×2160
- QHD:2560×1440
- FHD:1920×1080
画質
動画コンテンツをそれぞれのモニターで比べてみました。
遠目から見る分には正直あまり違いはないように見える。
モニタースペックに差があるため、若干4Kモニターのほうが明るく見えている。
しかし近くで見るとQHDでは粗く見えるというか、4Kのほうが滑らかにきめ細かく見える。
表示領域
ブログ執筆の場面について、表示領域の違いについて比べました。同じページを開いていますが4Kモニターのほうが下まで表示できているのがわかると思います。
下書きなどを書き出すメモアプリと情報を閲覧するブラウザアプリを同時に開き2画面にして作業をすることが多いです。
それぞれ表示される領域の違いは一目瞭然。解像度では約2.25倍ほど違いがあります。数字で見ると結構あるんですね。
1度に表示される情報量は4Kが多いですが、文字の大きさは小さくなっています。
正直、27インチの場合だと4K表示では字が小さすぎて逆に見にくく感じます。若干モニターに近づいて覗き込むように見ることもあります。
全体を把握したいような作業の場合にはいいかもしれませんね。
価格
それぞれのスペックによって異なりますが、一般的には4Kモニターのほうが高価です。
DELLのモニターで見てみます。
僕が購入したS2722DCはQHDでUSB-C接続対応モデルです。価格はAmazonで39,800円。
DELLの4K・USB-C対応モデルはS2722QCで価格は49,800円。10,000円の差があります。
上記の画質や表示領域の違いが許容できるのであれば、価格が抑えられるQHDを選択するのもありだと思います。
27インチでは使い方によって決めるべし
4KかQHDか。どちらがいいかはっきりとお伝えできればよいのですが、使い方によって選ぶべき解像度があると考えています。
4Kを選ぶとよい使い方
動画などの映像コンテンツをメインで楽しみたい場合
画質がいいのは間違いなく4Kです。AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画コンテンツをよく見る場合は、4Kのほうが満足度が高いです。
QHDでも十分綺麗ですけどね。
複数のウインドウを1つの画面で同時に見たい場合
資料の作成などのためにテキストを打ち込みながら、ブラウザなどで情報収集をする場合なんかにウインドウを複数立ち上げることがあると思います。
4Kの場合、2つを並べるくらいならば問題なく作業を行うことができます。3つ並べると流石に小さくて見づらい。
別途、拡張用の外部モニターなどを準備する必要もないのでデスク上のスペースも有効活用できる。スタイリッシュに作業をしたい人におすすめの使い方です。
QHDを選ぶとよい使い方
複数のウインドウを使うために外部モニターを用意できる場合
QHDでも2つのウインドウを並べることは可能です。ただ若干表示領域が少なく4Kほどの作業効率は得られにくい。
そこで外部モニターを用意できるスペースや予算的な余裕がある場合、またはもともと外部モニターが手元にある場合は拡張して使うことで複数のウインドウを立ち上げて効率的に作業することが出来ます。
使用するPCが映像出力を複数枚行うことができるかにもよってくるかなと思いますが…。
僕の使用しているM1 MacBook Airだと1枚しか外部出力が出来ません。そのためMacBook Airを開いて使うか、iPadのサイドカーという拡張機能を使って2画面化しています。
27インチモニターではQHDで十分
結論ですが27インチではQHDで十分ではないかなと思います。
やはり4Kでは多くの情報を表示することができますが、小さすぎて解像度を調整して大きく表示(スケーリング機能)するか、顔を近づけてみてしまいます。
それならばQHDでいいのでは?と感じるところ。
動画などの映像に関しては確かに4Kのほうがきれいだなと感じますが、決してQHDが悪いというわけではありません。
価格もお手頃なので手に入れやすいのもポイントですね。
4Kを選ぶなら32インチ以上から
27インチでは4KよりもQHDがいいと言ってきましたが、あくまでも”27インチの場合”です。
モニターの大きさが27インチより大きい、32インチ以上の大きさになると4Kでちょうどよく表示してくれるのではないかと思います。
ピクセル(モニターに表示される最小単位)の数は変わらないので、モニター自体が大きくなれば1つのピクセルも大きく表示され見やすくなるからですね。
32インチ以上ならば画面の分割を3つにしてもしっかりと表示してくれますから、作業効率もさらによくなります。
外部モニターを用意する必要もなく、デスクをスッキリとさせたまま作業効率も確保できるのでおすすめです。
まとめ|解像度は目的をはっきりとさせてから決めよう
27インチにおいて4KがいいかQHDがいいか、実際にモニターを使い分けながら検証してきました。
結論としては、映像コンテンツを主に楽しみたいのであれば4K、テキスト入力などの事務作業が多いのであればQHDを使うのがおすすめです。
それなりに価格差があるものなので、失敗なく購入したいですよね。少しでもモニター選びの参考になれば幸いです。