どうも、デルアンバサダーのがちゃお(@gachao32)です。
この度、デルアンバサダープログラムでハイエンドモニター「DELL U2723QE」をお借りすることになりました。まさか当選するとは…、ありがとうございます。
今回はお借りしたDELL U2723QEを約1ヶ月使用させていただいたので、製品の特徴や使用感なんかをレビューをしていきます。
- 4K27インチモニター
- コントラスト比2000:1のIPS Blackテクノロジー搭載
- 広い色域とVESA認定DisplayHDR400
- InfinityEdge設計によるベゼルレスデザイン
- ポートが豊富なハブ機能搭載
DELL U2723QEの特徴・スペック・外観
まずはDELL U2723QEがどんなモニターなのか、見ていきましょう。
特徴
- IPS Blackテクノロジーが可能にする鮮やかなブラック:2000:1のコントラスト比で表現される色彩、特に黒の深みが秀逸
- DCI-P3カバー率98%とDisplayHDR400:細部まで細やかな色表現
- ComfortView Plus:色彩を損なうことなkブルーライトの発生を低減
- 接続性を向上してくれるハブ機能:USB-C(最大90Wの電源供給)/ USB-A / DP1.4 / HDMI / RJ45(Ethernet)
- 生産性も最大限に引き出す:2台のPCからの入力を1つの画面で表示できるPIP / PBPに対応。接続機器もKVMにより共有可能
- デイジーチェーン接続:モニター同士をケーブルで接続することで画面拡張が可能
- ベゼルレスデザイン:4辺のベゼルが細く、ロゴもないシンプルなデザイン
- 操作しやすいジョイスティック:背面に電源とジョイスティックのみでスッキリ
スペック
製品名 | DELL U2723QE |
---|---|
ディスプレイ | 27インチ / IPS Blackテクノロジー |
アスペクト比 | 16:9 |
解像度 | 4K(3840×2160 @60Hz) |
コントラスト比 | 2000:1 |
輝度 | 400cd/m² |
色域 | Rec 709:100% sRGB:100% DCI-P3:98% |
最大表示色 | 10.7億色 |
映像端子 | 入力:USB-C / HDMI / DisplayPort 出力:DisplayPort |
USBポート | USB-C×2 / USB-A(USB 3.2 Gen2)×5 |
音声出力 | 3.5mmイヤホンジャック |
LANポート | RJ45 |
内蔵スピーカー | 非搭載 |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 61.14cm×18.5cm×38.518cm(スタンド最低ポジション) |
重量 | 6.64kg |
価格(公式HP)※執筆時 | 70,037円 |
外観・同梱物
同梱品はディスプレイ本体、電源ケーブル、DisplayPortケーブル、USB-A to Cケーブル、USB-C to Cケーブル、各種書類(クイックスタートガイド、キャリブレーションレポートなど)
ケーブル類を取り出すとまずはモニタースタンド。
工具を必要とせず、はめ込んでネジを回すことで接続完了。
スタンドの下にようやくモニターが。
おすすめははこのままの状態でスタンドをはめ込むこと。画面を傷つけることなく取り出せます。
外観はとてもシンプル。ベゼルレスデザインでロゴすらありません。
スタンドの支柱にはケーブルを通す用の穴が。ケーブル管理もしやすそう。
背面もボタン類が少なく、曲線が美しい。
豊富なポート類。
DELL U2723QEのおすすめしたいポイント
約1ヶ月、実際に使って感じたおすすめしたいポイントは4つ。
圧倒的に美しいディスプレイ
DELL U2723QEの特徴でもあるIPS Blackテクノロジーによる黒の表現や、広い色域を生かした鮮やかな色表現のおかげで映像をとてもきれいに映し出してくれます。
写真や動画の編集なんかのクリエイティブな作業ではもちろん、映画などのエンタメ的な要素でもとても満足できること間違いなしです。
U2723QEで映画を見たときは、「えっ、こんなにきれいなの!?」とちょっと感動してしまいました。
今まではあまりこだわりはなかったのでiPadで見ていたんですが、U2723QEがきてからはもっぱらモニターで見ちゃいます。
Macの色味の再現性も高く、モニターに映し出しても問題なく作業が行えます。
ベゼルレスデザインで見た目にも美しい
最近のモニターも全体的にベゼルは細くなってきていると思います。しかしDELL U2723QEはさらに前面のロゴすらも排除してくれています。
メーカーとしてはロゴを外すということはなかなかに勇気のいるといいますか、入れておきたいところだと思うのですが、おかげでシンプル好きにはたまらないモニターに仕上がっています。
デスクにこだわる人であればできる限りのノイズは取り除いておきたいものですからね。
ブルーライトカットで目に優しい
ComfortView Plusによって画質は綺麗なままブルーライトを常にカットしてくれています。
もともと使っているモニターよりも高精細で明るくなっていますが、疲れやすくなったと感じることはありませんでした。
特別に設定を変更することなく恩恵が受けられるのがうれしいですね。
ドッキングステーションいらずのハブ機能
USBのポートがType-Cが2つ、Type-Aが5つも用意されています。
実際に使用しているポートはPC / バックアップ用HDD / TourBox / スピーカーの4つ。
あとは写真データを取り込むときにSDカードリーダーを接続したりしますが、まだまだ余裕があります。
これならわざわざドッキングステーションやハブを用意する必要はありません。
もちろんもっと多くの外部機器を接続している人にとっては足りないと思うかもしれませんが、よほどのことがない限り満足いくのではないでしょうか。
1つ1つのポートのスペックがUSB 3.2 Gen2と高速転送に対応しているのもありがたいポイント。
完成度と満足度の高いモニター
上記ポイント以外にも、
- USB-C1本での映像出力と90W給電
- 操作しやすいジョイスティック
- カスタマイズしやすい専用アプリ
- ケーブル1本でモニター拡張できるデイジーチェーン機能
他のモニターにも搭載されている機能ももちろんあり、ほんとうに完成度の高いモニターだなと感じます。
現在使用しているPCがM1のMacBook Airなので画面出力が1台までしか出来ませんが、デイジーチェーン機能は使えると便利そう。
DELL U2723UQの残念なポイント
強いてあげるならば2点ほど。
価格はお高め
これだけの性能が備わっているのでいたしかたない話ですが…。
公式HPでは約70,000円、Amazonのセール時には60,000円台となることもあります。
27インチの4Kモニターであれば30,000円台でも購入できるようになってきているので高いと感じる人も多いかもしれません。倍はかかりますからね。
上記のおすすめポイントにあげたディスプレイの綺麗さやハブ機能なんかに魅力を感じる人には惜しくないかもしれません。
スピーカーは非搭載
スピーカーが搭載されているモニターもある中、DELL U2723QEは非搭載となっています。音も一緒に楽しむのであれば別でスピーカーを用意する必要があります。
ただスピーカーの有無でモニターを選ばれる人も少ないと思うので大きなマイナスポイントではないのですよね。内蔵スピーカーの音は特別いいわけではないですから。
DELL U2723QEを購入しようか迷われている人はそれなりにデスクへのこだわりもあると思うのでスピーカーは用意されてるのではないでしょうか。
ちなみに使用しているスピーカーはKANTO Audio YU2です。
ほんのり画面が発熱する?
今まで使っていたモニターでは感じたことがなかったのですが、うっすらと熱を感じるんですよね。
不意にモニターに近づいたときに「んっ、あったかい?」という程度ですが。
奥行き60cmのデスクにおいて作業していると、なんだか手元も温かいような…。
特に気にするほどではないことですが参考までに。
DELL U2723UQがおすすめな人
- 高精細なディスプレイが欲しい人
- デスクの上のノイズをできるだけ抑えたいミニマリスト / シンプリスト
IPS BlackテクノロジーとHDR400によって映し出される映像はとても美しいです。仕事でもプライベートでも映像にこだわりたい人にはぜひおすすめしたいと思います。
ポートが豊富でハブ機能が充実しており、別でドッキングステーションなどを用意する必要もありません。また、ベゼルも狭くロゴもないモニターはシンプルなデスクにしたいミニマリストやシンプリストの方々にはとても魅力的なのではないでしょうか。
まとめ
今回はDELL U2723QEをレビューしてきました。
- 圧倒的に美しいディスプレイ
- ベゼルレスデザインで見た目にも美しい
- ブルーライトカットで目に優しい
- ドッキングステーションいらずのハブ機能
デザインから画質までこだわりの詰まった、まさにハイエンドの名にふさわしいモニターです。
ハブ機能も優秀で、デスク周りをスッキリとさせたい人にもおすすめ。
財布に余裕があるのならばぜひ導入したい…。
最後までご覧いただきありがとうございました。