どうも、がちゃお(@gachao32)です。
デスクでの作業が増えてくると、特に重要だなと感じるようになったのが椅子。デスクワーカーと呼ばれる人の中にも、いわゆるワークチェアをこだわりを持って選ぶ人も多いと思います。
僕もこれまで、いくつかの椅子を試してきました。数千円のプラスチックの椅子から、ニトリで買った3万円くらいのワークチェアなどなど。そして現在は、パームワークチェアという、シンプルなデザインながら、体圧分散と姿勢の維持に優れ、「疲労軽減に特化した、リモートワーカーのためのワークチェア」を使用しています。
使用感については、こちらでレビューしていますが、腰への負担が軽くなったという実感を持っていました。
デスク作業だけが原因ではないと思いますが、最近それでも腰が痛くなることがあり、改めていい椅子はないかと探しているところに出会ったのが、全く方向性の違うワークチェア「ホースライディングチェア」です。
座りながら体を動かせる椅子という意味では、以前レビューしたFlexiSpotのバランスチェアBH4と近いタイプですね。
結論を先に言ってしまうと、今はワークチェアと併用しながらも、座っている時間は圧倒的にホースライディングチェアのほうが長いです。使い始めの数日を過ぎてからは、腰の違和感もだいぶ少なくなりました。
今回は、ホースライディングチェアを実際に4ヶ月使用して感じたことを中心にレビューしていきたいと思います。
ホースライディングチェアとは

ホースライディング、いわゆる馬の鞍にまたがるような姿勢を意味しています。その名の通り、鞍のような座面にまたがって座る、背もたれのない椅子です。
座面を支える支柱は、前後左右どの方向にも約8°傾いて、自然にセンターへ戻る仕組み。メーカーはこれをセルフバランスメカニズムと呼んでいます。

いい姿勢を保持しながら、適度に動ける。静と動が組み合わさった、新感覚のワーキングチェアです。
開発は韓国のチェアマイスター社で、日本ではAZAYAKA JAPANが展開しています。
| サイズ | 座面:幅38×奥行40cm 脚部分:幅50cm×対角線64.5cm |
| 座面の高さ | スモール:45〜56cm トール:53〜66cm |
| 重量 | 約7kg |
| 耐荷重 | 130kg |
| 傾斜角度 | 前後左右 約8° |
| 昇降方式 | ガス圧式 |
| 座面素材 | 高密度ウレタンフォーム |
| カラー | ブラック/アイボリー |
サイズはスモールとトールの2種類あります。トールはスタンディングデスク向けのサイズです。
ホースライディングチェアを使ってみて
いい姿勢を自然にとりやすい
ホースライディングチェアにまたがると、いわゆる正しい座り姿勢(骨盤前傾位)を自然にとりやすいんです。横から見るとこんな感じ。

座面の形状からもわかるように、後ろの部分が少し反り上がっていて、小さな背もたれみたいに骨盤が後ろに倒れるのを支えてくれる感じがあります。

またがるように座ることで、自然と少し足を広げた形になるのも関係しているかなと思います。

普通の椅子とは、座ったときの体験があきらかに違うのが伝わるんじゃないでしょうか。

動けるのに傾けたまま止まれる
ホースライディングチェアは、またがっていい姿勢をとったまま、前後左右に動かすことができます。

いい姿勢でも、ずっと固定したままでいるのは腰によくないと思っているので、動かせるのがありがたいんですよね(あくまでも個人の見解です)。このあたりの考え方は、BH4のレビューでも書いています。

そして、ホースライディングチェアのいいところは、傾けたまま止まることができるところ。こんな姿勢をとることだってできちゃいます。

メーカーによると、ホースライディングチェアは4本脚で地面をしっかり押さえるので、揺れを受け止められるとのこと。接地面が丸く、椅子ごと傾くBH4とは、ここの作りが違います。
BH4は、傾けることはできてもその姿勢を保持することはできませんでした。フローリングで使っていたこともあって、前傾姿勢で集中したいときに底面が滑ってしまうことがあったんですよね。
ホースライディングチェアもフローリングで使っていますが、滑るってことはまずありません。前傾で集中したいときも、考え事をしながら少し後ろにもたれるように傾けたときも、そのままキープし続けられます。座面と4本脚構造の組み合わせがいい仕事をしてくれています。

腰が固まる感じがなくなった
正直、使い始めた直後は、ちょっと腰に負担がかかってるかなという感じもありました。それも最初の2,3日くらいで、1週間もかからずに気にならなくなりました。
その期間を過ぎてからは、これまで感じていた腰の違和感がだいぶ少なくなっています。なんか腰が固まってるなという感じがなくなったんですよね。

座り心地は固めだけど悪くない
座面には、高密度ウレタンフォームが使われています。実際に座ってみると、たしかに沈み込んで受け止めてくれる感じがありますね。ただ、少し固めかなとは思います。

結構動かしながら座るので、圧が分散されるからか、痛くなるってことは少ない印象です。固めだけど、悪くないって感じですね。
僕のは中古なので、新品だとまた感触が違うかもしれません。改良版では、座面のウレタンが前作より密度が均一で、へこみにくいものになっているそうです。
合わせるデスクは高めになる
座面の高さは調整できるんですが、一番低くするとかなり低くなって、足が窮屈になるんですよね。なので僕は、一番高くして使っています。参考までに、僕の身長は170cmです。


そうすると、今まで使っていた椅子と比べて腰の位置が高くなるので、合わせるデスクも高くなります。たぶん骨盤を起こして座るからだと思うんですが、手を置く位置も自然と高くなるんですよね。
一番高くしたときの座面は、公称値で56cm。そのときのデスクの高さは75.5cmで、これでちょうどいいくらいです。

パームワークチェアに座るときは63.5cmなので、12cmも違います。デスクにキャスターを付けているので正確な数字ではないと思いますが、違いはわかってもらえるかなと。

僕は電動昇降デスクを使っているので、まったく問題ありませんでした。ただ、高さを変えられない固定式のデスクだと、合わない可能性がありそうです。高さが調整できる電動昇降デスクとの相性がいいかなと思います。

ワークチェアがあっても座るのはほぼこっち
冒頭でも書いた通り、今はワークチェアと併用していますが、座っている時間は圧倒的にホースライディングチェアが多いです。
理由のひとつは、気軽に座りやすいこと。背もたれがないので、どの方向からでも腰掛けやすいんです。

BH4は座面が円形なので本当に向きを気にせず座れましたが、ホースライディングチェアはそういうわけにはいかず、座面の向きを揃える必要はあります。
それでも立ったり座ったりがしやすいので、ワークチェアよりこっちを選びやすいんですよね。
もうひとつは、僕の作業時間がそこまで長くないこと。1回の作業は30分〜1時間くらいが多く、長くても2時間ほどです。この長さなら負担に感じにくく、2時間ほど続けて作業していても途中でワークチェアに移りたいとは思いませんでした。
BH4のときは、30分〜1時間を過ぎたあたりで落ち着いて座りたくなって、ワークチェアと座り分けるのがしっくりきていました。同じように座りながら動ける椅子でも、ここは違いを感じるところですね。
ホースライディングチェアは動いたり、適度に止まったりできる。静と動がうまいこと合わさった椅子だなと感じます。
どこで買えばいいかはちょっと迷う
椅子そのものの話ではないんですが、ホースライディングチェアはどこで買えばいいのかちょっと迷います。
日本向けの公式の販売ページが見つからないんですよね。日本の代理店のAZAYAKA JAPANも、サイトでは直接売っていません。
確認した限り、新品はAmazonや楽天で数店が出しているくらい。ビックカメラのネットショップにもありますが、入荷待ちになっていました。
しかも、どこもスモールしか選べないみたいです。トールが選べたのは、2026年5月に終了したCAMPFIREのクラウドファンディングくらい。何度かプロジェクトをやっているので、次があればそこで手に入れるのもアリかもしれません。価格的にはお安くなると思うので。
試しに使ってみたいという人は、メルカリなどで中古を探すのも手かなと思います。僕もメルカリで購入しています。
まとめ|いい姿勢のまま動けて安定する椅子

今回は、ホースライディングチェアをレビューしました。
いい姿勢を自然にとりやすく、その姿勢のまま動けて、傾けたあとも安定している。使い始めの2,3日こそ少し腰に負担を感じましたが、そこを過ぎてからは腰が固まる感じがなくなりました。ワークチェアと併用はしていますが、座っているのはほとんどホースライディングチェアです。
ただ、僕の作業は1回30分〜1時間が中心で、長くても2時間くらい。2時間を超えて座り続けるような使い方は試していないので、そこはわかりません。あくまでも個人の感想です。
それと、僕の場合は座面を一番高くして使っているので、合わせるデスクもパームワークチェアのときより10cm以上高くなりました。固定式のデスクを使っている人は、今のデスクと高さが合うかだけ気にしておいたほうがいいかもしれません。
座りっぱなしで腰が固まる感じが気になっている人や、バランスチェアを使ってみて傾けたときの安定感が物足りなかった人は、選択肢に入れてみてください。




