どうも、がちゃお(@gachao32)です。
デスク作業が長いと、だんだん腰が重くなってきますよね。僕も結構腰痛に悩まされていたので、思い切ってワークチェアを導入してみました。
結果としては悪くなくて、だいぶ腰のことを気にせずに作業できるようになっていたんですが、それも長くは続かず…。支え方としては悪くないんです。ただ、いい姿勢のまま動かずに座っていると、結局また痛くなってきちゃうんですよね。
なので最近は、支えることだけじゃなくて、座りながら適度に動かすことが大事なんじゃないかと思いまして。そこで使ってみたのが、FlexiSpotのバランスチェア BH4です。
結論としてはこれ一本にすれば解決、というわけにもいかず、ワークチェアとの併用がいちばんしっくりきました。本記事では、そのあたりも含めて、BH4を使ってみてどうだったかを正直にレビューしていきます。
バランスチェア BH4とは

バランスチェアは、背もたれで体を支えるのではなく、座面が動くことで座りながら体を動かせる椅子です。いい姿勢のまま固定するワークチェアとは、座り方や支え方の概念がそもそも違います。
今回使ったFlexiSpotのBH4は、座面が全方向に最大12°傾くタイプ。高さは58〜84cmの範囲で調節できるので、普通のデスクはもちろん、スタンディングデスクと合わせて使うこともできます。本体は約5.4kgと軽いので、ワークチェアとの入れ替えも苦になりません。
| サイズ | 幅33×奥行30×高さ58〜84cm |
| 重量 | 約5.4kg |
| 耐荷重 | 約136kg |
| 傾斜角度 | 全方向 最大12° |
| 昇降方式 | ガス圧式 |
| 座面素材 | ウレタンフォーム |
| カラー | ブラック |
| 保証 | 1年 |
BH4を使ってみて
前後左右に動かしやすい
バランスチェアなので座面が動くというのは前提なんですが、BH4はわりとしっかり動きます。ちょっと揺れるくらいではなく、前後左右に体重をかけた分だけちゃんと傾いてくれる感じです。

前後左右に揺れてみたり、ぐるりと360°回すように動かしたり。多少慣れが必要ではありますが、結構自由に動かすことができるようになるので、作業中にじっとしている時間が自然と少なくなったかなと思います。ついついゆらゆらと動かしちゃうんですよね。
これが自分にとってはすごく良くて。今までのワークチェアではいい姿勢で座れているんだろうけど、腰が固まってくるような感覚があり、作業後は重だるいなと感じることがありました。BH4で動かしながら座っていることで、腰の重だるさは軽減されているなと実感します。

調節幅が広くて使い方はいろいろ
BH4の高さ調整は58〜84cmの間で行えます。
一番低い58cmで座るとこんな感じ。

逆に一番高い84cmだとこんな感じになります。参考までに僕の身長は170cmですが、この高さだと高すぎて座るのは難しいですね。

一般的な椅子と比べると、58cmスタートはやや高めかなと思いますが、高すぎて座れないという感じはありません。自然と腰を起こして座ろうかなという意識になります。どっしりと座るというよりか、軽く腰掛けるというイメージでしょうか。おかげでしっかりと足で踏ん張ることができて、自由な揺れや動きにつながるのかなと思います。

高さをだせば、ほぼ立ったような姿勢のまま腰掛けることもできて、これがなかなか新鮮でしたね。立ってるわけではないんだけど、座っているのとも違う。椅子とスタンディングのちょうど間くらいという感じですね。悪くないです。

360°どこからでも座れるので切り替えがしやすい
構造上、背もたれがないので、立ち座りがとてもしやすいんですよね。どうしても背もたれのある椅子に座っていると、立ち上がるのに一手間かかると言いますか、腰が重くなってしまいがち。座り心地のいい椅子ならなおさら、立ちたくないって思ってしまうんじゃないでしょうか。

BH4のようなバランスチェアであれば、そもそも座っているというより腰掛けている感覚なので、なんの躊躇もなく立ち上がれます。おかげで作業の切り替えがしやすくなりましたね。

座る時も背もたれがないので、椅子の向きを気にしたりする必要がなくなり、サッと座って作業を開始できます。
リビングで作業している身からすると、呼ばれてすぐに立ち上がったりしやすいのはメリットに感じました。
座り心地は少し硬め
座面はウレタンフォームで、座るとそれなりに沈み込みはあります。ただ反発はちょっと強めで、長時間座っていると痛いなと感じてくるかもしれません。

もっとも、BH4はどっしり座り込む椅子ではなく、軽く腰掛けて体を動かす椅子。長時間座りっぱなしにする前提の座面ではないと思っておいた方がいいですね。
コンパクトでリビングにも馴染む
本体は幅33cm・約5.4kgと、椅子としてはかなりコンパクト。使わないときはデスクの下に入れていますが、全く問題なく収まります。いわゆるワークチェアと比べると一目瞭然。どちらかというとスツールに近いですかね。おかげで、今回デスクで使う椅子として迎え入れましたが、意外とリビングで使っても違和感がないなと感じてます。

軽いので移動も楽々。わが家では家族も使っているんですが、気づくと置き場所が移動していることもよくあります。これは軽いからこそできることですよね。

ちなみに組み立ても取説を見ながらパーツを差し込んでいくだけで、5分もかからずに完成しました。







BH4の気になったところ
体重を預けすぎには注意
接地面はラウンド構造になっているので、揺らしたり傾けたりできるわけなんですが、可動範囲が大きくなりすぎると当たり前ですがバランスを崩して倒れてしまいます。慣れてくるとついつい大きく動かしたくなるんですが、ここは注意が必要ですね。

底面が滑ることがある
底面部分には滑りにくいゴムのような素材が使われているんですが、ある程度傾けて使うとグリップが効かず滑ってしまうことがあります。

傾けた姿勢で保持したい(僕の場合、前傾姿勢で集中したい)時に滑ったりしたので、もう少し滑りにくくなってくれるといいなと思いました。あとは高さを出して、立ちながらもたれかかるような使い方をした時もそうですね。
ただ僕の使用環境がフローリングだったので、ラグやカーペットなどではまた違った使用感になるかと思います。
試しに畳の上(で使うことはまずないと思いますが…)で使ってみたところ、フローリングよりも滑る感じはありませんでした。滑りにくい素材の上で使うほうが安心感があっていいですかね。

カラーはブラックのみ
これはバランスチェアとしての性能ではなく、完全に見た目の話ですが、ブラックしかないんですよね。バランスチェアとはいえ、一応椅子ですし家具になるわけなので、見た目も気になるところなんですが…。

今回使ってみて、ワークスペースだけでなく、リビングなんかでも使いやすいなと感じたので、もう少しバリエーションが選べるといいかなと思いました。
ワークチェアとの併用がしっくりきた

体を動かしながら座れて、腰の重だるさも減っていい感じではあるんですけど、この椅子だけあればいいかと言われるとそういうわけにはいきません。どうでしょう、30分から1時間くらいは快適に座っていられますが、そこを過ぎると落ち着いて座りたいと感じてくると思います。動かしすぎると逆に疲れてくるんですよね。
なので、個人的なおすすめはワークチェアと併用していくことです。安定した椅子で固定しすぎるのもよくないし、動かしすぎても疲れてくる。適度に椅子を座り分けながら使っていくのがベストなんじゃないかなと思います。
さらにプラスして電動昇降デスクがあると、そこに立ち姿勢も加わりますから、気分の切り替えの面でも、腰への負担という面でも有効です。むしろ、電動昇降デスクのお供にぜひとも使ってほしいと思います。

愛用しているのはもちろんFlexiSpot

BH4はどんな人向きか

BH4はメインの椅子というより、座り方の選択肢を増やす椅子です。なのでおすすめできるのは、こんな人ですね。
- ワークチェアを使っていても、腰の重だるさが気になる人
- 電動昇降デスクを持っているけど、あまり昇降させていない人
- リビングなど、大きな椅子を置きにくい場所で作業する人
電動昇降デスクとの相性はとくによくて、座るの延長で立てるんですよね。デスクを上げてもBH4に軽く腰掛けたまま作業を続けられるので、「立つか座るか」の二択じゃなくなる。せっかくの昇降機能を持て余している人こそ、試してほしいです。
逆に、これ一本で長時間座れる椅子を探している人には向きません。背もたれに預けて休む、という使い方ができない椅子なので、そこはワークチェアの役割です。
まとめ|支える椅子と動かす椅子を座り分ける

今回は、FlexiSpotのバランスチェア BH4をレビューしました。
ワークチェアで腰を支えてもらっていても、動かずに座っていると結局腰は重だるくなってくる。BH4に座っていると自然と体が動いて、その固まったような重だるさがなくなりました。これが僕にとっては一番の収穫です。
とはいえ、BH4一本でなんでも解決、という椅子ではありません。動かしすぎると今度は疲れてくるので、落ち着いて座りたい時間はワークチェアに任せる。支える椅子と動かす椅子を座り分けながら使うのが、僕の中ではいちばんしっくりきました。電動昇降デスクがあるなら、そこに立ち姿勢も加えてローテーションするとさらにいい感じです。
腰痛対策の本命というより、今の座り方に「動く」という選択肢を足してくれる椅子。座りっぱなしの重だるさに心当たりがある人は、ぜひ試してみてください。


