どうも、がちゃお(@gachao32)です。
マグネット式モバイルバッテリーはこれまでいくつか使ってきたんですが、正直「薄さ」にはあまり注目していませんでした。デザインや容量、急速充電対応かどうか──どちらかというと、そういったスペック面のほうにばかり目が行ってしまってました。
ですが今回使ってみたBaseusの薄型モバイルバッテリー「PicoGo AM41」で、その考えが少し変わりました。厚さは9.2mmで最薄を謳っているわけではいのですが、手に取った瞬間「なるほど薄いとこうなるのか」と気付かされましたね。
今回は、そんな新しい発見をくれたBaseusの薄型モバイルバッテリー「PicoGo AM41」をレビューしていきます。
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手にとってわかる、薄くて握りやすいデザイン

Baseus PicoGo AM41を手にした瞬間にまず感じたのは、その薄さ。厚さはおよそ9.2mmで、iPhone本体よりも薄いんです。

最薄を売りにしているようなモバイルバッテリーですと、現状は8mm台が多く、中には6.9mmというとんでもない薄さのものも登場しています。正直そのあたりのモバイルバッテリーと比べると、見劣りしてしまう部分はどうしてもあると思いますが、厚さの違いは1mm2mmの世界ですからね。
これまで使用してきたモバイルバッテリーは10mmを超えるものしかなかったため、9.2mmのPicoGo AM41でも十分に薄さを実感することができました。10mmあるかないかで感じ方は変わるんじゃないかなと思います。

軽さとともに感じた驚きは、人間工学に基づいた5D曲面デザイン。手に触れる部分には角がなくとても滑らか。本体の軽さも相まって、握ったときのフィット感には感動しました。

本体の質感もよく、マットなアルミニウム合金製。サラサラとしていて指紋はつきにくいです。マグネット面はしっとりとした質感のシリコン素材が使われています。

さり気なく配置されているLEDインジケータでバッテリー残量も確認でき、余計な装飾のない、シンプルなデザインも好印象です。

薄さと軽さを両立した”日常使いにちょうどいいサイズ感”

PicoGo AM41の重さは108g(実測では110g)。『SPACE 80』調べで最薄だった「MATECH MagOn Ultra Slim 5000」が、薄さ6.9mmで重さは110gです。2mm近い差があるなか、重さがほぼ同じというのは、PicoGo AM41の108gは相当軽いと言っていいでしょう。

バッテリーの容量は5,000mAhで、iPhoneをだいたい1回分充電できるかどうかというギリギリの容量。iPhone 16 Proを20%から80%まで充電したとき、バッテリー残量は残り1メモリだったので、0%からだと満充電は難しいかなとは思います。
大容量モデルではないけど、持ち出して使うにはちょうどいい。まさに日常使いでの”バッテリー切れ”という不安を解消してくれる心強い相棒です。
速さよりも”ちょうどよさ”を重視した充電性能

PicoGo AM41はサイズ感だけでなく、充電性能も”ちょうどいい”スペックです。
MagSafeでの充電は7.5W、USB-Cでは20WのPD充電に対応。薄さ同様、決して最新スペックを搭載しているわけではありませんが、実際に使用するには十分な速度です。
薄さを活かすため基本的にはMagSafe充電となので7.5Wとなりますが、”がっつりと充電させる”というよりは”バッテリーを延長する”という目的であれば全く問題はありません。まさに第2のバッテリーですね。
充電速度の比較
iPhone 16 Proを20%から80%までMagSafeにて充電してみました。下記表には過去にも検証した充電器の結果をあわせて載せておきます。
| Baseus PicoGo AM41 | SHARGE ICEMAG2 | threekey Qi2 Wireless Charger | ESR KickStand Power Bank | EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank | AUKEY MagFusion GameFrost | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5分後 | 4% | 3% | 8% | 5% | 7% | 7% |
| 10分後 | 7% | 5% | 13% | 10% | 12% | 15% |
| 15分後 | 11% | 7% | 17% | 15% | 16% | 22% |
| 30分後 | 22% | 13% | 20% | 30% | 25% | 42% |
| 51分後 | 60% | |||||
| 1時間後 | 40% | 28% | 51% | 46% | 40% | |
| 1時間16分後 | 60% | |||||
| 1時間23分後 | 60% | |||||
| 1時間30分後 | 49% | 41% | 49% | |||
| 1時間58分後 | 60% | |||||
| 2時間後 | 55% | 58% | ||||
| 2時間9分後 | 60% | |||||
| 2時間15分後 | 60% |
比較対象は全てQi2に対応したモバイルバッテリー/充電器なのですが、意外とそんなに変わらないものもあったりするので、一概に遅いというわけではなさそうです。
バッテリーはテスラと同等クラスの高品質バッテリーを採用。温度センサーやグラフェン素材などによる排熱機構も充実しており、安定した充電が可能です。充電中はそれなりに熱を感じましたが、熱すぎるということはありません。むしろしっかりと排熱されている証拠でしょう。

高出力になればなるほど、排熱も問題になってきますので、そのあたりのバランスをみてもちょうどいい性能になっていると思います。
MagSafeでの使いやすさも”ちょうどいい”

Baseus PicoGo AM41はMagSafe対応なので、もちろんiPhoneにピタッと吸着してくれます。磁力は超強力というわけではありませんが、軽く振ったりする程度では外れることはありません。

コンパクトな形状と、引っかかりのない滑らかな曲面デザインのおかげで、不意に外れてしまうような心配も少ないです。ポケットやバッグへの出し入れもスムーズに行えるのがいいですね。

まとめ|日常で本当に役に立つのは、”ちょうどいい”モバイルバッテリー

最後に製品仕様をまとめました。
| 製品名 | Baseus PicoGo AM41 |
| サイズ | 99.8 × 66.6 × 9.2 mm |
| 重さ | 108g |
| 容量 | 5,000mAh |
| 入力 | 15W |
| 出力 | MagSafe:7.5W USB-C:20W |
| パススルー充電 | 対応 |
| 低電流モード | 対応 |
| 自動ウェイク機能 | 対応 |
| カラー | グレー / ブラック / ピンク |
| 価格 | 5,999円 |
最近は、より大容量・より高速を謳うモバイルバッテリーが増えてきていますが、日常で本当に使いやすいのは、”スペック”よりも”扱いやすさ”なんだなと感じました。
Baseus PicoGo AM41は、薄くて軽く、必要十分な容量を備えた”ちょうどいい”モバイルバッテリー。持ち歩きやすく、使っていてストレスの少ない絶妙なバランスが魅力です。
速さではなく薄さだった____
そんなことを実感させてくれたモバイルバッテリーです。
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