2025年上半期の買ってよかったモノ

EPOMAKER RT85 レビュー|レトロな雰囲気漂うメカニカルキーボード

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EPOMAKER RT85

どうも、がちゃお(@gachao32)です。

Xで見かけて一度に虜になってしまったEPOMAKERの新作キーボード『RT 85』。

カラーリングや液晶、そしてジョイスティックまで、どこを見てもレトロな雰囲気が漂ってきますね。もうたまりません。

今回は、そんなEPOMAKER RT85をレビューしていきます。

この記事はメーカー様から製品を提供していただき、筆者が感じた素直な感想をレビューしています。

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EPOMAKER RT85の特徴

EPOMAKER RT85

EPOMAKER RT85は、ジョイスティックと液晶が搭載された、75%レイアウトメカニカルキーボードです。

製品仕様

スクロールできます

EPOMAKER RT85
サイズ362.6 × 138.5 × 40.9 mm
重さ1.01 kg
配列US配列
キー数82キー(75%レイアウト)
スイッチタイプEPOMAKER Creamy Jade Switch / EPOMAKER Wisteria Linear Switch
ホットスワップ対応
素材フレーム:ABSプラスチック
プレート:PC
キーキャップ:PBTプラスチック
構造サウンドダンプニングガスケット

PORONサンドイッチフォーム
IXPEスイッチパッド
PET音響強化パッド
EPDMスイッチソケットフォーム
シリコンベース
バックライト対応
対応OSMac / Win / Android / iOS
バッテリー8000mAh
充電ポートUSB-C
接続方法有線 / Bluetooth5.0 / 2.4GHz
ペアリング台数3台
カラーグレーホワイト / グリーンホワイト
価格13,300円

外観

同梱物はキーボード本体、USB-C to Aケーブル、キーキャップ/キースイッチプラー、予備キースイッチ、取扱説明書。

EPOMAKER RT85の同梱物

カラーはグレーホワイトを選択。ライトグレー/ダークグレー/オレンジのレトロなカラーリングが特徴的。

EPOMAKER RT85

キースイッチはEPOMAKER Creamy Jade Switch。

EPOMAKER RT85のキースイッチはCreamy Jade Switch

キーキャップはダブルショットPBTで透過はなし。

EPOMAKER RT85のキーキャップ

左側にはBluetooth/有線/2.4GHzの切り替えダイヤルスイッチ。その下にはマグネットの蓋でUSBレシーバーが収納。

EPOMAKER RT85の接続先切り替えスイッチ
EPOMAKER RT85のUSBレシーバー

右側にはLEDディスプレイとジョイスティック。

EPOMAKER RT85のLEDディスプレイとジョイスティック

裏面の四角にはゴム脚が配置。中央下部に各種認証情報が記載されており、しっかりと日本の技適も取得済み。

EPOMAKER RT85の裏面
EPOMAKER RT85は日本の技適も取得済み

2段階調節可能なスタンドも搭載。

EPOMAKER RT85の2段階調整可能なキックスタンド

キーボード上部には接続用のUSB-Cポート。

EPOMAKER RT85の上部にある充電&有線接続用USBポート

側面から見るとなだらかな傾斜がついています。

EPOMAKER RT85の側面

RGBバックライトを搭載しているのでキーボード全体が光ります。

EPOMAKER RT85はRGBバックライト搭載

重さは約1kg。

EPOMAKER RT85の重さは約1kg

EPOMAKER RT85のレビュー

EPOMAKER RT85

ここからは実際にEPOMAKER RT85を使ってみて感じたことをシェアしていきます。

レトロな雰囲気がたまらないデザイン

ライトグレーに近い白とグレーに、差し色のオレンジがなんともレトロな雰囲気を醸し出していますよね。右側に配置されているLEDディスプレイやジョイスティックも、どことなく昔のゲーム機を彷彿とさせます。

EPOMAKER RT85

完全に見た目が好みすぎまして…白を基調としたデスクに迎え入れたくなりました。

白デスクに合うEPOMAKER RT85
白基調のアイテムがそろうデスクにも合う

もう一つのカラーはグリーンホワイト。こちらも渋くて全然あり。どちらも魅力的なカラーリングとデザインが魅力的です。

虜になるクリーミーな打鍵感

今回搭載しているキースイッチはEPOMAKER Creamy Jade Switchと呼ばれるリニアスイッチ。RT85では他にもWisteria Linear Switchを選択することができます。

Wisteria Linear Switchは以前レビューしたHack 59で使用しました。どちらもリニアスイッチで押下圧は45gfなのですが、打鍵感や打鍵音は全く異なります。

EPOMAKER RT85のCreamy Jade SwitchとHack59のWisteria Linear Switch
RT85にはCreamy Jade Switch、Hack59にはWisteria Linear Switch

2つのスイッチの違いは主にステム素材の違いによるもの。

  • Creamy Jade Switchはややしっかりしっかりとした重みやねっとり感がある。まさにクリーミーな打鍵感。打鍵音はやや低いコトコトとした音。
  • Wisteria Linear Switchは立ち上がりが軽く、スムーズにストンと落ちる。スコスコとした軽い打鍵感。打鍵音は高めのカチカチとした音。

好みによるかと思いますが、Creamy Jade Switchのねっとりとしたコトコト感は病みつきになります。

EPOMAKER Creamy Jade Switch

キースイッチによってここまで違うんですね。本当に奥が深い世界だなと感じました。

心地よい打鍵感を生み出す秘訣は、キーボード自体の構造にも。

5層にもなるガスケットマウント構造により、程よく沈み込み、滑らかで柔らかい打ち心地を提供してくれています。底打ち感はそれほど感じることはなく、長時間打っていても疲れにくいなと感じます。

EPOMAKER RT85を横から
RT85を横から見たところ
EPOMAKER RT85はガスケットマウント搭載なのでしっかりと沈み込む
ガスケットマウントのおかげでしっかりと沈み込む

ロープロファイルにしっかり慣れてしまっていたので「いまさら通常プロファイルには戻れない」と思っていたのですが…、再びメインで使いたくなるほど素晴らしい打ち心地です。

EPOMAKER RT85とLofree Flow Lite
ロープロファイルでお気に入りなLofree Flow Lite

使い勝手がいい75%レイアウト

個人的にキーボードは75%レイアウトのものが1番使いやすいなと感じています。テンキーは必要ないけど、十字キーやファンクションキーはあると便利。

RT85は75%のなかでも、十字キーやHomeキーなどが独立してくれているので、エンターやバックスペースを押そうとしたときの押し間違いも発生しづらいんです。

EPOMAKER RT85
打ち間違えが少ない

同じく75%レイアウトのLofree Flow LiteKeychron K2ですが、1番右の列にHomeキーなどが縦に並んでいたり、十字キーがスペースなく埋まる形で配置されています。僅かな違いですが、これだけでタイプミスが少なくなるので僕にとってはベストな配置です。

Lofree Flow Liteでは右側の列を打ち間違えることがある
右側の列を打ち間違えることがある

デザインだけではない。実用的なディスプレイとジョイスティック

RT85で特徴的なLEDディスプレイとジョイスティックですが、レトロな見た目を演出するためだけではありません。

LEDディスプレイ

初期画面では各種情報を表示してくれます。

  • 日付
  • 時間
  • 接続方法(Bluetooth or 2.4GHz or 有線)
  • OS(Mac or Win)
  • 言語(中国 or 英語)
  • バッテリー残量

日付や時間を表示してくれるのは地味に便利で、画面に目を向けることなく手元でサクッと確認できてしまいます。

EPOMAKER RT85

通常、キーボードの各設定については外部から確認することはできませんが、LEDディスプレイに情報が表示してくれているので迷うことはありません。

ディスプレイには情報を表示させておくだけでなく、好きな画像やGIFを割り当てて表示させておくことも可能です。

EPOMAKER RT85のディスプレイにはGIFを表示可能
EPOMAKER RT85のディスプレイにはGIFを表示可能

ジョイスティック

音量調整やRGBライティングのパターンを変更することができます。

  • 上下:音量+/-
  • 左右:RGBパターンの切り替え
  • 押下:ミュート

直感的で操作しやすいのがいいですね。

EPOMAKER RT85のジョイスティック

ジョイスティックに関しては割当の変更はできません。

どちらもファンクションキーとの組み合わせで操作可能ではありますが、実際に使ってみて、『直感的に行える』ところに意味があるなと感じました。

専用ドライバー『EPOMAKER Driver 3.0』でカスタマイズ可能

RT85はキーのリマップやディスプレイのカスタマイズなどを行うことが可能です。キーリマップといえばVIAで行うものが多いですが、RT85ではEPOMAKERの専用ドライバー『EPOMAKER Driver 3.0』を使用してカスタマイズします。

EPOMAKER Driver 3.0でできること
  • キーのリマップ
  • マクロ
  • RGBライティング
  • ディスプレイ設定
EPOMAKER RT85のカスタマイズ専用ドライバーの画面
VIAではなくEPOMAKER専用のドライバーが用意
EPOMAKER RT85のカスタマイズ専用ドライバーの画面
マクロの設定画面
EPOMAKER RT85のカスタマイズ専用ドライバーの画面
ディスプレイの設定画面
EPOMAKER RT85のカスタマイズ専用ドライバーの画面
RGBライティングの設定画面

カスタマイズした設定はキーボード内に保存されるので、どのデバイスで使用しても変わらずに操作することができます。

まとめ|可愛い見た目に機能がつまったキーボード

EPOMAKER RT85
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • おしゃれなレトロスタイル
  • 十字キーやHomeキーが独立した使いやすい75%レイアウト
  • Creamy Jade Switchのクリーミーな打鍵感
  • 情報を確認しやすいディスプレイ
  • 直感的操作が可能なジョイスティック
  • 専用ドライバーでカスタマイズ性も高い
デメリット
  • 重さ1kgで持ち運びは難しい

今回はレトロスタイルが可愛らしい、EPOMAKER RT85をレビューしました。

デザイン性の高さだけでなく、打鍵感やディスプレイ&ジョイスティックの機能性の高さも魅力のキーボードです。

レビューでは直接触れませんでしたが、Bluetooth/有線/2.4GHzの3つの接続方法が選べたり、8000mAhの大容量バッテリーを搭載していたりと、基本性能ももちろん十分です。

デメリットは1kgのずっしりとした重さくらいですが、安定した打鍵感に寄与してくれるのでむしろメリットなのかもしれません。そもそもこの大きさだと持ち運ぼうとは思いませんからね。

デザインで選んでもよし。機能性の高さで選んでもよし。

みなさまのキーボード選びの参考になれば幸いです。

EPOMAKER RT85

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