どうも、がちゃお(@gachao32)です。
ゼンマイ式スタンドを搭載したiPhoneケースで有名なTORRASから、新たなデザインのケースが登場しました。背面にOrganic Silicone Fabricと呼ばれる、PUでも本皮でもない、石英砂由来の環境素材が使用された、見た目にも高級感のあるiPhoneケースです。
Xのキャンペーンに当選して頂いたものですが、登場したときからとても注目してたんですよ。
@TORRAS_JP さんのキャンペーンで当選したケースが届いた
— がちゃお|SPACE 80 (@gachao32) July 23, 2025
高級感あって、軽くて、質感もいい
背面と側面が違うカラーで、見る角度によって印象が変わるね
初TORRASだけどさすがでした👏 pic.twitter.com/t985mtq76q
ゼンマイ式スタンドを搭載したTORRASのiPhoneケースは、これまで機能性の高さでは文句なしだったものの、正直デザイン面では少し物足りなさを感じていました。スタンド機構の便利さは十分に魅力的なのに、見た目がやや無機質というか、単調で好みに合わない部分があったんですよね。
ですが今回登場した「Ostand Q3 レザートーン」は、その印象をガラッと覆してくれました。レザー調の質感が加わったことで、高級感がぐっと増し、これまで唯一気になっていた“見た目の弱さ”がしっかり解消されています。デザインと機能、どちらも妥協したくない人にこそ注目してほしいケースです。
レビューの依頼を受けたわけではないですが、本当に魅力的なケースなので、皆さんにもこのケースの良さをお伝えできればなと思います。
TORRAS Ostand Q3 レザートーンの特徴

使い勝手抜群のTORRAS ゼンマイ式スタンドiPhoneケースが、レザー調のデザインになって新登場しました。
対応機種 | iPhone 16 Pro / 16 Pro Max |
カラー | 黒曜・ブラック / アンバー・ブラウン / パール・グレー |
重さ(実測) | 48.8g |
素材 | スタンド / フレーム / ボタン:アルミニウム合金 背面:ポリカーボネート + シリコンレザー ベゼル:TPU 内側:ファインファイバー |
MagSafe対応 | あり |
価格 | 8,990円 |
外観
同梱物はケース本体と紙。

カラーはパール・グレーを選択。カラー名はグレーとなっていますが、限りなくホワイトに近いグレーかなという印象。

素材にはシリコンレザーが採用されており、まるで本物の皮のような柔らかさと光沢感のある質感が再現されています。シリコン特有の防指紋・防汚加工もプラスされた耐久性にも優れた素材です。

カメラ周りのフレームやスタンド部分はゴールドで、より上品な雰囲気に仕上がっています。

側面のバンパー部分はTPU素材が使われており、背面とは異なります。サイドは持ったときに手に馴染むよう中央部分がやや凹んだ形状に。ボタン類はもちろんゴールドで、背面スタンドと同様で統一感のあるデザインです。
ちなみに本体カラーを問わず、側面に関してはブラックカラーとなっています。

ケース内側はマイクロファイバー素材が使われており、iPhoneを優しく保護してくれます。

重さは実測で約49g。

iPhoneに装着
iPhone 16 Proに装着してみます。iPhoneのカラーはホワイトチタニウムです。

ボタン周りはしっかりと保護されており、押したときの反応も良好。底面の充電口やスピーカー部分もピッタリとくり抜かれています。



カメラフレームの立ち上がりもあるので、レンズを下にしても直接接触することはありません。ディスプレイ側も同様です。

TORRAS Ostand Q3 レザートーンのレビュー

ここからは、実際に使用して感じたことをお伝えしていきます。
高級感のあるデザインで唯一の不満点を解消
これまでもゼンマイ式スタンドを搭載したiPhoneケースは数多く登場しています。僕自身も他メーカーながらいくつか使用してきましたが、メインで使わなくなった理由がデザイン。

さりげなく内蔵されていて使い勝手バツグンのスタンドはとても便利なんですが、どれも同じに見えてしまうというか、オシャレさはどうしても物足りなく感じてしまっていました。
今回採用された背面のシリコンレザーと、カメラフレームやスタンドのゴールドカラーが、とても高級感を演出してくれてるんですよね。正直デザイン的な違いはそれほどないと思うんですが、カラーの配色や素材感でこうも感じ方が違うのかと驚いています。

そしてこのシリコンレザーが優れているのはデザイン面だけではありません。
シリコン特有の防指紋・防汚加工により耐久性に優れているほか、防水性能や耐摩耗性も高いので、汚れや傷がつきにくいのも特徴の1つ。
レザーといえば経年変化による傷や色の移り変わりを楽しめるのも魅力ですが、そのままの美しさを保ち続けてくれるのもいいですよね。
機能性とデザイン性を兼ね備えた、満足度の高いケースです。
相変わらず便利なゼンマイ式スタンド
もはや言わずもがなだとは思いますが、ゼンマイ式スタンドはやっぱり便利ですね。
”TORRASといえばゼンマイ式スタンド”というイメージが強いのですが、造りの精度や動かしたときのグラつきのなさはさすがです。

スタンドの安定感もあり、好きな位置にピタッと止まってくれます。動画視聴や資料を確認したりするのにこれが最適。


スタンドは簡易的なスマホグリップにも。ゼンマイ式のカチカチっていう音もいいんですよね。ついつい触ってしまいます。
ほんとに万能すぎる、MagSafeアクセサリーいらずのケースです。
MagSafeいらずと言いましたが、MagSafeを使用することはもちろん可能です。磁力も十分なので、不意に外れてしまうという心配もありません。ハルバッハアレイ特許技術と呼ばれる、特殊な磁石配列が採用されているようですね。確かに磁力は強い。

より高さを出したいような時には、持ち運びもできるMOFTや据え置きのスタンドを使用してもよし。モバイルバッテリーや充電器でワイヤレス充電しながら使用してもよし。




ケースの機能性も抜群です。



安全性も妥協なし
ケースに求めらる機能としては、しっかりとスマホを守ってくれるかという保護性能も重要なポイント。
TORRAS Ostand Q3 レザートーンは安全面への配慮も妥協はありません。
米軍規格(MIL-STD-810H、通称MIL規格)に準拠し、3.66メートルの高さからの落下試験をクリアしています。試験回数の記載はないものの、通常より高い位置からの落下に耐えられる設計で、一定の保護性能は期待できます。
できれば側面も同じカラーがよかった
背面のレザーはすごく良くて気に入ってるんですが、側面がブラックで覆われている点が惜しいなと思ってしまいます。
まだ背面が見えればいいんですけど、ディスプレイ側から見てしまうとブラックのケースをしているのかな?と感じてしまいます。

個人的な話ですが、デスク環境をホワイトカラーでまとめていることもあって、背面が見えない時には目立つんですよね。たかが側面といえど印象は結構違いますよね。

カラーだけでいえば、同じくTORRASのOstand Spin Fusionが側面までカラーの統一感があっていいですね。もちろん素材がPC製なので、高級感はOstand Q3 レザートーンには敵わないと思いますが。
使う人を選ぶラグジュアリーモデル
使う人を選ぶとはどういうことかというと、対応機種がiPhone 16 ProとPro Maxの2機種のみなんです。

どちらも最新のプロモデルの機種ということで、まさにラグジュアリーなモデルという位置付けなんでしょうか。結構思い切ってますよね。
購入を検討される方は、お持ちのiPhoneのモデルの確認をお願いします。
まとめ

- 高級感はピカイチ
- 傷や汚れに強く長く使える
- ゼンマイ式スタンドの使い勝手は抜群
- MIL規格準拠の高い保護性能
- 悪目立ちするツートンカラー
- 価格は高め
- 対応機種がiPhone 16 Pro / Pro Maxのみ
今回は、TORRAS Ostand Q3 レザートーンをレビューしました。
これまでいくつかiPhoneケースを試してきましたが、デザイン的にも、機能的にも、ここまで魅力的なケースはなかなかありません。
価格の高さはネックだなと思いますが、長いこと使っていけることを考えれば、決して高くはないのかなと思います。
皆さんのiPhoneケース選びの参考になれば幸いです。