どうも、がちゃお(@gachao32)です。
充電器とケーブルをひとつにまとめられる、TORRASの巻き取り式充電器FlexLine。ケーブルを別に持ち歩く必要がなく、使い終わったらサッと収納できる便利な充電器です。
そんなFlexLineに、新モデルの『FlexLine Pro』が登場しました。今回レビューするのは、100cmの巻き取り式USB-Cケーブルを内蔵した最大60W出力モデルです。
「Proなら旧モデルより出力も上がっているのかな?」と思いきや、これまでのFlexLineは最大67W。数字だけを見ると、むしろ新しいFlexLine Proの方が出力は低くなっています。
実際に新旧モデルを使い比べてみると、FlexLine Proは充電性能を高めたモデルというより、日常的な使いやすさを磨いたモデルだと感じました。
本記事では、『TORRAS FlexLine Pro』を『FlexLine 67W(以下、旧モデル)』と比較しながら、充電性能や発熱、使い勝手を正直にレビューしていきます。これから巻き取り式充電器を選ぶ人にも、旧モデルからの買い替えを迷っている人にも、参考になれば嬉しいです。
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TORRAS FlexLine Proはどんな充電器?

TORRAS FlexLine Proは、USB-C充電器に巻き取り式USB-Cケーブルを内蔵したケーブル一体型充電器です。
本体には折りたたみ式プラグ、最大60Wに対応した内蔵USB-Cケーブル、もう1つのデバイスを充電できるUSB-Cポートを搭載しています。

最大出力は60Wなので、iPhoneやiPadだけでなく、MacBook AirなどのノートPCも充電可能。ケーブルを別に用意しなくていいため、自宅だけでなく、仕事や旅行へ持ち出す充電器としても便利です。

旧モデルのFlexLineと比べると、デザイン面が大きく変わりました。柄も装飾もないホワイト一色のシンプルなデザインから、グレーを基調として側面にはシリコンのスリットが施された、とても高級感のあるデザインとなっています。

FlexLine ProとFlexLine 67Wのスペック比較
最大出力だけを見ると、旧モデルの67Wに対してFlexLine Proは60W。Proという名前ではありますが、純粋に出力を引き上げた上位モデルではありません。
一方で、内蔵ケーブルはTPE素材から高耐久ナイロンへ変更されており、これは巻取り式充電器で初みたいです。たしかに編み込みケーブルって基本厚みがありますもんね。
おかげでスムーズな引き出しと優れた耐久性を実現しており、巻き取り試験回数も旧モデルの20,000回から30,000回をクリアしています。

FlexLine ProとFlexLine 67Wの充電性能・発熱を比較
まずは、実際に手持ちのデバイスを充電しながら、数字や挙動で確認できる部分を比較していきます。
充電性能としては、最大出力が67Wから60Wへわずかにパワーダウン。ですが、正直この程度の変化は使用感に大きな影響は出ない印象なので、個人的にはあまり気になりませんね。
パワーの必要なPC(MacBook Proなど)では逆に67Wでも足りないこともありますし、ターゲットとなる対象デバイスは、67Wでも60Wでも変わらないと思います(少なくとも手持ちのデバイス環境では困ることはありませんでした)。
iPadの単独充電では大きな差なし
iPadを内蔵ケーブルで単独充電したところ、FlexLine Proでは20W台後半、旧モデルでは20W台中盤ほどで推移しました。

バッテリー残量や本体温度によって出力は変動するため、数Wの違いだけで優劣は判断できませんが、少なくとも今回の条件では、充電速度に体感できるほどの差はありませんでした。
2台同時充電でも差はわずか
2台同時充電時の出力配分は公称で決まっていて、FlexLine Proは内蔵ケーブル35W+USB-Cポート20W、旧モデルは内蔵ケーブル45W+USB-Cポート20Wとなっています。どちらのモデルも内蔵ケーブル側の方が高出力なので、ノートPCなど電力を多く使うデバイスは内蔵ケーブルに接続するのが基本です。
この前提を踏まえて、iPadを内蔵ケーブル、iPhoneをUSB-Cポートにつないで同時に充電しました。

| モデル | iPad | iPhone |
|---|---|---|
| FlexLine Pro | 20W台 | 10W台後半 |
| 旧モデル | 20W台前半 | 10W台前半 |
測定時にはFlexLine Proの方が少し高い出力を確認できましたが、充電残量などの条件が完全に同じではないため、明確に速いとは判断しにくいところです。(どちらも必要パワーがあまり高くないので、スペックを活かしきれていない感は否めません…)
また、両モデルとも2台目のデバイスを接続した瞬間に、先に充電していたデバイスの接続が一度切れました。2台目を取り外したときも同様です。
接続したデバイスの増減に合わせて出力配分を切り替えるための動作と思われますが、2台同時充電中にケーブルを抜き差しすると一瞬充電が止まる仕様だということは覚えておいた方がよさそうです。
100W対応ライトで最大出力を検証
普段使いのデバイスでは最大出力まで引き出せなかったため、100W入力に対応したライトを使って、単ポート(内蔵ケーブル)でどこまで出力できるかも試しました。

| モデル | ライトの出力上限 | 測定時の出力 |
|---|---|---|
| FlexLine Pro | 77% | 約66W |
| 旧モデル | 88% | 約76W |
ライトの出力設定を上げていったところ、FlexLine Proは77%(約66W)まで、旧モデルは88%(約76W)まで点灯できました。どちらも公称の最大出力(60W/67W)を上回る表示でしたが、測定値には誤差も含まれるためあくまで参考値です。
傾向としては、スペック通りに旧モデルの方が少し高い出力まで出せるという結果。とはいえその差は最大出力の差(7W)なりのもので、旧モデルが明らかに有利というほどの違いではありません。
発熱は旧モデルとあまり変わらなかった
FlexLine Proでは温度管理や冷却性能もアピールされています。そこで、旧モデルと発熱具合も比べてみました。
iPad単体を約30分間充電 (20W程度)
- どちらも少し温かくなる程度
- 触って分かるほどの差はなし
iPadとiPhoneの2台同時充電(合計40W前後)
- それなりに熱さを感じた
- 単ポート時より、2ポート使用時の方が温かくなっていた
100W対応ライトで最大出力付近まで負荷をかけたとき
- どちらのモデルもかなりの発熱具合
結果としては、出力W数が大きくなるほど発熱量も増していき、それぞれのモデルで明確な差は確認できませんでした
FlexLine Proを使ってみて
ここからは、数字には表れない使用感の話です。旧モデルと使い比べて感じた、良かったところと気になったところを正直にまとめます。
コンセントに挿したときの安定感が一番の進化
今回の両モデルを比べてみて最も違いを感じたのが、コンセントを挿したときの安定感です。

旧モデルは細長い長方形をしていて、コンセントに挿した状態ですでに少しグラつきがありました。そのまま内蔵ケーブルを引き出すと本体が動きやすく、反対の手で押さえたくなるほど。

FlexLine Proは正方形に近い形状で、コンセントに挿した状態でもほとんどガタつきません。片手でケーブルを引き出しても安定しているため、圧倒的に使いやすいです。

この安定感の違いは、形状と素材によるもの。
- 長方形から正方形→重心バランスの改善
- シリコン素材の追加→滑り止め作用
デザイン面の変更かと思いきや、しっかりと使用感に影響していたんですね。

ケーブルの質感が良くなり、巻き取りも滑らかに
旧モデルのときから巻取り具合やケーブルの質感の評価は高かったと思うのですが、ここもさらに進化していました。
まずケーブルも素材の変更があり、質感がとても良くなってます。巻取り式ケーブルの地味に気になるポイントでもあった、巻取り癖もつきづらい印象で、扱いやすさも格段にアップしてますね。

リール部分にも改良が加えられているようで、よりスムーズな動作に。巻き取り試験回数も旧モデルの20,000回から30,000回と増やされているので、耐久性の面でも安心して使えそうです。
おかげでケーブルを引き出したり、戻したりするときのストレスはほとんど感じることなく使用することができます。これはもうやみつきですね。
ケーブルについてはもう1つ工夫が隠されていて、最大まで引き伸ばしたときの、末端から約5cmの位置にグラデーションラインが採用されています。このラインのおかげで、視覚的にも最終引き出し位置が確認できるので、リール部分への過度な不可を抑えることができるんです。さりげない部分ですが、こだわりと優しさが伝わってきますね。

充電器とケーブルをひとつにまとめられる快適さは健在
FlexLineシリーズ最大の魅力は、やはり充電器とケーブルが一体になっていることです。

手のひらに収まるコンパクトなサイズ感なので、デスクの上やガジェットポーチの中もスッキリ。それでいて、コンセントに挿すだけでサクッと充電ができてしまう。

一度この快適さを味わってしまうと、もう元には戻れませんよ。

ホワイトが選べないのが残念
個人的に最も残念だったのがカラーバリエーションです。
旧モデルには好みのホワイトがありましたが、FlexLine Proではホワイトを選べません。

FlexLineのカラーバリエーションは、今回使用したチタングレー、今後発売予定のレザー・ブラウン/雲紫・パープル/星雲・ピンクの4色展開。どれもいい色なんですけどね、ただホワイトも欲しかった…
性能や使い勝手とは関係ありませんが、毎日使うものだからこそ、好みのカラーを選べるかどうかは大切ですよね。今後ホワイトが追加されることに期待したいところです。
FlexLine ProとFlexLine 67Wはどちらがおすすめ?
初めて購入するならFlexLine Proがおすすめ
これから巻き取り式充電器を購入するなら、個人的にはFlexLine Proをおすすめします。
最大出力は旧モデルより低いものの、普段使いで充電速度の差はほとんど感じません。それよりも、ケーブルの質感や巻き取りの滑らかさ、コンセントでの安定感といった、毎回の使い勝手に関わる改善の方が大きく感じました。
最大出力とホワイトを重視するなら旧モデル
旧モデルのメリットは、最大67Wに対応していることと、ホワイトを選べることです。
高出力を優先したい人や、白い充電器でデスク周りを統一したい人には、旧モデルも引き続き有力な選択肢です。
コンセントに挿したときのグラつきは多少気になりますが、充電性能や発熱でFlexLine Proに大きく劣っているわけではありません。見た目の好みで選ぶのももちろんありです。
旧モデルから急いで買い替える必要はない
すでに旧モデルを持っている場合、急いで買い替えるほどの性能差はないと思います。
FlexLine Proで改善されたのは、主にケーブルの感触や本体の安定感。旧モデルの巻き取り動作やグラつきが気になっているなら買い替える価値はありますが、現状に不満がなければそのまま使い続けても問題ありません。
まとめ|出力より使い心地を高めたProモデル

今回は、TORRAS FlexLine Proを旧モデルのFlexLine 67Wと比較しながらレビューしました。
FlexLine Proは、最大出力を高めたモデルではありません。数字上は67Wから60Wへ下がってはいますが、普段使いの充電速度や発熱に明確な差は感じませんでした。
それよりも、ケーブルの質感や巻き取り動作、コンセントに挿したときの安定感が確実に良くなっていて、日々の使い勝手はしっかり向上しています。
スペックではなく使い心地を高めたのが今回のProモデルだと感じました。
ホワイトが選べない点は個人的に残念ですが、実用性を優先して今から選ぶならFlexLine Pro。最大出力やホワイトのデザインを重視するなら旧モデル、という選び方がおすすめです。
15%OFFクーポンを用意していただきました。
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