シリコンケーブルにハマってしまったがちゃお(@gachao32)です。
最近になって絡みにくいシリコンケーブルを使うようになったのですが、その魅力にどっぷりとハマってしまいました。
シリコンケーブルの魅力についてはこちらの記事で紹介しています。
ほんとなんで今まで使ってこなかったんだろう…。
せっかくなら現環境のケーブルをシリコンケーブルに取り替えようと思い、いろいろなメーカーのモノを購入し比較してみました。
今回は、各メーカーのシリコンケーブルを比較してわかった特徴やどのケーブルがオススメなのかをお伝えしていきます。
これからシリコンケーブルを購入しようとしている人は、ぜひ参考にしていただければと思います。
比較したケーブルの紹介
今回比較したのは4メーカー。
- Anker
- VOLTME
- NIMASO
- 無印良品
Amazonで購入しましたが、探していた中で上記メーカーを選んだ理由は以下の3点。
- 知名度のあるメーカー
- ホワイトカラーがある
- できるだけ価格が安い
正直、かなりの数のケーブルが販売されており、どれを選べばいいか悩んでしまうところ。
使用するうえで”安心安全なモノがいい”という思いから「知名度のあるメーカー」を。
僕の使用環境がホワイト系のアイテムで揃えているため、「カラーバリエーションにホワイトがあるメーカー」を。
”それなりの数が必要”かつ”消耗品”であるという点から、「できるだけ価格が抑えられたメーカー」を選びました。
比較したシリコンケーブル
今回比較したのは、シリコン製の充電ケーブルです。100Wを超える充電を必要とするガジェットがないため、基本的に60W対応モデルを購入しています。
実際に購入したシリコンケーブルは4つ。
- Anker PowerLine Ⅲ Flow USB-C & USB-C(100W)
- VOLTME USB-C & USB-C(60W)
- NIMASO USB C ケーブル(60W)
- 無印良品:やわらかくて絡まりにくいUCBケーブル(60W)
Ankerは60W対応モデルがなかったため100W対応モデルを購入しています。
さらに+1としてCIOのケーブルも比較しました。こちらはもともと使用していたもので、充電だけでなく映像出力も可能なケーブルとなります。
比較した項目
比較した項目は以下の点。
- ケーブルの太さ
- 耐久性(折り曲げテスト回数)
- 長さ / カラー / スペック(出力・規格)の 各種バリエーション
- 価格
プラスして実際に使用してみて感じた触り心地や柔らかさについても比較してみました。
各種バリエーションについては、長さやカラー、対応W数などのスペック違いがどれだけあるかを調べてみました。
シリコンケーブルを比較してみた|スペック
まずはスペック上の比較です。
製品名 | Anker PowerLine Ⅲ Flow USB-C & USB-C(100W / 1.8m) | VOLTME USB-C & USB-C(60W / 1m) | NIMASO USB C ケーブル(60W / 0.3m) | 無印良品 やわらかくて絡まりにくいUCBケーブル(60W / 1m) | CIO シリコンケーブル Type-C 240W |
---|---|---|---|---|---|
太さ(実測値) | 4.1mm | 4.3mm | 3.7mm | 3.7mm | 4.9mm |
耐久性(折り曲げテスト回数) | 25,000回 | 25,000回 | 20,000回 | – | 3,000回 |
価格 (1mでの価格) | 1,890円 (1,790円) | 1,280円 | 799円 (899円) | 990円 | 2,420円 (1,716円) |
長さ | 0.9m /1.8m | 1m / 1.8m | 60W:0.3m / 1m / 2m 100W:0.5m / 1m / 2m / 3m | 1m | 1m |
カラー | ホワイト / ブラック / ブルー / グレー / グリーン / パープル / イエロー | ホワイト / ブラック / ブルー / グレー / グリーン | ホワイト / ブラック / ブルー / パープル | ホワイト / グレー | ホワイト / ブラック / パープル |
対応W数 | 100W | 60W / 100W | 60W / 100W | 60W | 240W / 100W / |
転送速度 | 480Mbps | 480Mbps | 480Mbps | 480Mbps | 20Gbps / 480Mbps |
対応端子 | USB-C & USB-C USB-C & ライトニング | USB-C & USB-C USB-A & USB-C | USB-C & USB-C USB-A & USB-C | USB-C & USB-C USB-C & ライトニング USB-A & USB-C USB-A & ライトニング | USB-C & USB-C USB-C & ライトニング USB-A & USB-C USB-A & ライトニング |
その他の特徴 | 全国の無印良品実店舗で購入可(ネットストアもあり) | L字ケーブル 液晶ディスプレイ(電圧測定) マグネット端子 |
実際に購入したものに色を付けています。また比較のために60W・1mでの価格を()内に記載しています(60Wがないものは100Wの価格)。
NIMASOはケーブルの長さが豊富なのが特徴、価格も最も安いですね。CIOは唯一、高速転送に対応したモデルがあり、L字 / 液晶ディスプレイ / マグネットなどの端子も選ぶことができ最もバリエーションが豊富。無印良品は全国にあるストアで購入でき、最も手に入れやすいですね。
シリコンケーブルを比較してみた|実際の使い心地
次は実際に使ってみたときの感想を。
Anker PowerLine Ⅲ Flow USB-C&USB-C(100W)
付属のベルトはシリコン製。
触り心地はさらさらで気持ちがいい。
コネクタ部分のブロンズカラーがいいアクセント。
束ねてからほどいたあとは当然からむことはない。
比較検証した5つのケーブルのなかでもっとも折れ跡がつきにくかった。
VOLTME USB-C & USB-C(60W)
付属のベルトはマジックテープタイプ。
触り心地はこちらもさらさらとしている。
持ち手部分にへこみがありつかみやすい。
束ねてからほどくとあまり折れ跡は気にならない。
Anker同様に折れ跡は残りにくいが、さわり心地はAnkerに軍配。
NIMASO USB C ケーブル(60W)
付属のベルトはシリコン製。ケーブルから取り外されているので管理がやや不安。広げれば通せるのか?
触り心地は当然さらさら、ちょっと固めかも。
コネクタ部分はロゴのみでシンプル。
折れ跡はややつきやすいかも。
最も細いので取り回しはしやすそう。
CIOから出ている『カラビナ付きケーブルホルダー』に装着して使用中。0.3mは長さもちょうどいい。
無印良品 やわらかくて絡まりにくいUCBケーブル(60W)
付属のベルトはマジックテープタイプ。
触り心地はさらさらモチモチで一番柔らかいかも。
当然ロゴや文字もなくシンプルそのもの。
折れ跡は若干残っているか。
ライトニングケーブル版。
Made for iPhoneで安心。
CIO シリコンケーブル Type-C 240W
付属のベルトはシリコン製。
240Wまで対応し、4K60Hzでの映像出力も可能。これまで比較してきたケーブルとは用途がやや異なるため最も太くなっている。触り心地はシリコンのさらさら感があるものの、さすがに固い。
折れ跡はそれなりにつきやすい。
固さはあるが、映像出力用のケーブルの中では柔らかく、配線整理もしやすい。
どういう人におすすめできるか
今回は①価格、②使いやすさ、③手に入りやすさの3つを基準にして見ていきたいと思います。
価格重視の人にはNIMASO
価格重視の人は間違いなくNIMASOのシリコンケーブルがおすすめ。
なんといっても標準的な1mサイズのものも1,000円以下で変えてしまうコスパの良さ。
若干固いかな?と感じましたが、他の素材のケーブルと比べると十分に柔らかいので、シリコンケーブルをしっかりと体感できます。
長さの種類が豊富なのも高ポイント。
端子の選択肢にライトニングがないので、iPhone14以前のシリーズをお使いの人はご注意を。まだまだライトニングケーブルも必要とする人は多いのでは。
使いやすさ重視の人にはAnker
シリコンケーブルの”柔らかさ”や”跡の残らなさ”、”取り回しの良さ”などの使いやすさの点ではAnkerがおすすめ。
最もしなやかで柔らかく、束ねたあともすぐに使うことができます。無印良品のケーブルも柔らかさは同等ですが、取り回しの面では一歩及ばず。
カラーバリエーションも最も豊富なので、違いを楽しむこともできそうですね。
NIMASOと同様、Ankerもライトニング端子はないのでご注意ください。
また”あらゆる場面で使える”、”かゆいところに手が届く”という点で使いやすいケーブルといえばCIOもおすすめです。
困ったらCIOから選べば目的にあったケーブルが見つかるはず。それほどバリエーションが豊富です。
CIOのシリコンケーブルはこちらから。
手に入れやすさ重視の人には無印良品
無印良品といえば全国に約600店舗あり、ショッピングモールなどにもよく見かけますよね。ふらっと買い物のついでに手に入れることができる手軽さが魅力です。
もちろんネットショッピングで購入する人も多いと思いますが、苦手な人にとっては助かるはず。
長さやカラーのバリエーションは少なめですが、とりあえず試してみるのにはいいのではないでしょうか。
シリコンケーブルをいろいろと比較してみた|まとめ
こうしてみてみると同じシリコンケーブルでもそれぞれ特徴があることがわかります。
- 価格重視ならNIMASO
- 使いやすさならAnker / CIO
- 手に入れやすさなら無印良品
今後はさらに長期的に使用した中で感じたこと(耐久性とか)もみていきたいと思います。
少しでもシリコンケーブル選びの参考になれば幸いです。
今回紹介したケーブルはこちら
シリコンケーブルの魅力についてはこちら