どうも、がちゃお(@gachao32)です。
本日ご紹介するのは、コスパの高さと品質の良さで人気のあるQuntisのモニターライト…なんですが、ちょっと変わったライトなんです。
それがこの曲面モニター専用のライト「Quntis Curved モニターライト」です。
特徴なのはその見た目。曲面モニターにピッタリと合いそうなデザインですよね。
今回はそんなモニターライトを紹介していくのですが、僕の手元には曲面モニターはありません。(いつか欲しいとは思ってます)
なので一般的なモニターで使用しても問題がないのかをチェックしながら、モニターライトとしての性能をレビューしていこうと思います。
いずれ曲面モニターの購入を考えている人や、曲面モニター専用のモニターライトが気になっている人の参考になれば幸いです。
もちろん通常のモニターでも問題なし

いきなり結論ですが、曲面モニターではない通常のモニターでも問題なく使えます。なんとなくそんな気はしますよね。
実際にモニターに装着してみましたが、正面から見ると曲がっているのかあまりわかりません。使い勝手は通常のモニターライトと変わらないかなと。

そんなQuntis Curved モニターライトはどんなライトなのか、特徴や外観をチェックしていきます。
製品仕様
スペックについて表にまとめてみました。
Curved モニターライト | HY210 | |
---|---|---|
色温度 | 3000K-6500K | 3000K-6500K |
輝度 | 5%-100% | 5%-100% |
自動調光 | ||
メモリー機能 | ||
操作 | タッチ / リモコン | リモコン |
サイズ | 45cm | 42.5cm |
カラー | ブラック | ブラック |
演色性(CRI) | Ra>95 | Ra>95 |
適合モニター (厚み) | 約0.5cm‐9cm | 約0.5cm‐9cm |
適合モニター (曲率半径:R) | 1000R‐1800R | |
価格 | 8,999円 | 7,880円 |
以前まで使用していたHY210と比べてみると基本性能はほとんど同じ。
違う点は以下の2つ。
1つ目は操作方法がリモコンのみから、リモコン / タッチの両方に対応したこと。リモコンを手元においておかなくても、手を伸ばして操作することができるようになりました。


というかHY210のリモコンのみが結構特殊だと思いますが…
基本的に明るさや色温度を決めておけば、あとはつけるか消すかだったのであまり気にしてませんでしたけどね。
ライトのOn / Off にはSwitchBotなどのスマートプラグを使ってアプリや左手デバイスで操作するのがおすすめで、こうすることでデスクの上からリモコンを排除することができます。
2つ目はモニターライトの形状ですね。これは見ての通りです。

ストレートタイプのモニターライトでも曲面モニターで使用することはできると思います。ですがCurved モニターライトのような曲面デザインのほうが画面への映り込みはより少なくなり、モニターからの反射による目への影響も少なくなります。
曲面モニターをお使いの方には最適なデザインと言えます。
逆に言うと通常のフラットモニターであれば、どちらもマイナス要素がなく使用することができそうです。
HY210の詳しい情報はこちら

外観
同梱物はモニターライト本体、リモコン、電池、USB-C to Aケーブル、調整用六角レンチ、取扱説明書。

モニターライトの最大の特徴はこの曲面デザイン。曲がっていると言ってもそれほど大きく曲がっているわけではありません。

モニターライト正面にはタッチセンサーが。左から色温度、輝度、自動調光、電源。

上部には自動調光をするためのセンサー。

その他、ロゴなどのないシンプルなデザイン。


前回のHY210と同様、ライトとクリップ部分が一体となっている仕様。

クリップの自由度は高く、様々なモニターの厚みに対応することができます。



ライトとクリップの付け根部分には電源用のUSB-Cポート。

横幅は約45cm。

リモコンは電池式で、電池も付属しています。

リモコンとライトはあらかじめペアリングされているため、電池を入れればそのまま使用することができます。
付属のケーブルはL字端子なのでライトに装着しても目立ちにくい。

取扱説明書は日本語でも書かれているので安心です。

Quntis Curved モニターライトを使ってみて

ここからは実際に使用して感じたことを。
120cmのデスクでは必要十分な照射範囲
僕のデスクは幅120cmのデスクを使用しており、中央部分と比べると多少明るさは落ちますが、端の方まで明かりがしっかりと届いています。

ライトの大きさは約45cmで決して大きい部類ではないと思いますが必要十分でしょう。
これ以上広いデスクですと端の方は暗さを感じるかもしれませんが、デスクいっぱいにしっかりと明かりが必要なことってそうはないですよね。
デスクでキーボードを打ったり、読書をしたり、書き物をしたり、といった作業には十分に対応できるんじゃないかと思います。
ライトとしての性能も最低限欲しい機能は備わっています。
照射角度

明るさ


色温度


クリップ部分は本当に優秀
Quntisのこのクリップ部分の形状、ほんとに好きなんですよね。
可動できる関節が2つあり、それぞれ自由度も高い。関節部分には適度な硬さもあり、おかげでとても設置がしやすく、背面が変わった形状のモニターへも対応がしやすいんです。

使用頻度によっては硬さが緩むこともあるかと思いますが、調整可能なのもありがたいですね。
ライト自体の角度調整機能はついてませんが、クリップの設置の仕方によっては多少角度を変更することもできます。

自由度が高くて、簡単に安定して設置できるこのクリップ、やりますね。
モニターに繋いでいるケーブルは付属したものではなく、お気に入りのシリコンケーブル「BIZ スイングケーブル」を使用しています。
長さは1m / 2m から、カラーはホワイト / オレンジ / ブラック 、ケーブルの素材はシリコン / ナイロンから選ぶことができ、ケーブルの先端が180°スイングするのが特徴です。
僕が使用しているのはシリコンケーブルですが柔らかくて取り回しがしやすく、スイングしてくれるおかげで設置の自由度も高いうえに断線リスクも抑えてくれます。
60WまでのPD充電にも対応しており、1本あるとなにかと便利なケーブルです。
さすがのビルドクオリティ
これまでもQuntisのモニターライトを使用してきており、今回で3台目になるのですが、質感といいビルドクオリティは相変わらずいいです。

ライトとクリップ部分との一体感や曲線部分のつくりなどをみても、使っていて気持ちがいいですね。
素材はプラスチックなので若干チープな感じもありますが、1万円以内で買える価格を考えれば致し方ないところ。
タイマー機能は意外と使い道あり
意外と使えるなと思った機能がタイマー機能。
最近のモニターライトでは自動On / Off に対応したモデルもありますが、Quntis Curved モニターライトでは2時間後の消灯が行えるタイマー機能が搭載されています。
設定は簡単で、ライト本体やリモコンの電源On / Offスイッチを長押しするだけ。ライトが1回点滅すれば設定完了です。
メリハリをつけて作業したいときなんかにタイマーを設定しておくと、うまく切り替えができるなと実感しています。
理想を言えばタイマー時間を選べたらより良かったなと思います。
各種タッチセンサーは上面がよかった
これは完全にデザインの問題なんですが、正面にタッチセンサーのアイコンがあるのがちょっと残念かなと。

せっかくロゴなどもないシンプルなデザインなのに、正面にあるとちょっと目立っちゃいますよね。
なんならそんなに頻繁に明るさなどはいじりませんし(メモリー機能によって前回と同じ設定で点灯可能)、使ってもせいぜい電源くらい。
別に上面にあっても良かったような気がするのは僕だけでしょうか…。操作するのに上でも特に困らなにのになー。
まとめ|Quntis Curved モニターライトはフラットモニターでも問題なし

曲面モニター専用といわれていますが、しっかりとフラットモニターでも使用することができました。
個人的には曲面デザインは新鮮ですし、カッコいいなとも思うので「これはこれでアリ」かなと。ただフラットモニターを使用していてあえてこの曲面デザインは選びませんよね。
いずれは曲面モニターをしようと考えてるけど、新しくモニターライトもほしいという人はぜひ先に購入しちゃってください。
ライトとしての性能やビルドクオリティはほんとにいいですし、コスパも高いので、デザインが気に入れば“あえて使用する”のも全然ありだと思います。
Quntis Curved モニターライトの真価を発揮するのは、曲面モニターで使用したときだと思うので、その時に改めてレビューしたいなと思います。

- 曲面 / フラット どちらのモニターでも使える
- 設置が簡単で安定感抜群
- 気持ちや作業の切り替えに便利な2時間タイマー
- 安定のビルドクオリティ
- 正面にタッチセンサーがある(デザイン面)