どうも、がちゃお(@gachao32)です。
iPhoneで撮った写真や動画って、気づけばストレージを圧迫していますよね。泣く泣く消すか、iCloudをはじめとするクラウドサービスに課金するかの二択になりがちですが、毎月のサブスク代も積もれば結構な出費。かといって外付けSSDを持ち歩くと、ケーブルがブラブラして取り回しが悪い。ハブも持ち歩くとポーチの中はもうパンパンです。
今回レビューする『ORICO マグネット式 M.2 ドッキングステーション 8-IN-1 USB C ハブ(MG7)』は、そんな悩みをまとめて解決してくれるアイテムでした。
手のひらに収まるサイズに、M.2 SSDスロット・USBポート・SD/TFカードリーダー・HDMIまで詰め込んだオールインワン仕様。しかもMagSafeでiPhoneの背面にピタッと貼り付きます。
SSDケースとUSB-Cハブの2役をこなす欲張りなドッキングステーションを、実際にSSDを組み込んで速度検証もしながらレビューしていきます。
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ORICO マグネット式 M.2 ドッキングステーション 8-IN-1 USB C ハブの特徴

まずは、ORICO マグネット式 M.2 ドッキングステーション 8-IN-1 USB C ハブ(以下:MG7)がどんなアイテムなのかを整理しておきます。
- 1台8役のオールインワン設計
- M.2 2230 NVMe SSDを内蔵できる
- MagSafe対応のマグネット式
- 手のひらサイズのコンパクトボディ
1台8役のオールインワン設計
MG7に搭載されているポート・機能は以下の8つです。
| ポート・機能 | スペック |
|---|---|
| M.2 NVMe SSDスロット | 2230サイズ、10Gbps |
| HDMI | 4K@60Hz出力 |
| USB-C | 10Gbps |
| USB-A | 10Gbps |
| SDカードリーダー | SD 3.0 |
| TFカードリーダー | TF 3.0 |
| 3.5mmオーディオ | AUX |
| PD充電 | 最大100Wパススルー |
ストレージの拡張とポートの拡張を、これ1台で同時にこなせるのがMG7の最大の特徴です。SSDケースとUSB-Cハブを別々に持ち歩いていた人なら、荷物がひとつ減ることになります。




M.2 2230 NVMe SSDを内蔵できる
MG7にはM.2 NVMe SSD(2230サイズ)を組み込めるスロットが搭載されています。SSDは別売りですが、入れなくてもハブとしての機能はすべて使えるので、「まずはハブとして使い始めて、SSDはあとから買い足す」という使い方もOKです。容量も購入するタイミングも自分で選べる、拡張枠のようなイメージで使えます。









対応しているのは2230という切手より少し大きいくらいの小型SSDのみで、一般的な2280サイズは入りません。購入時はサイズに注意してください。2280に比べると選択肢が少なく容量単価もやや割高ですが、後述のとおり高性能なSSDを選ぶ必要はないので、実害は少なめです。
最近はSSDの価格が高騰していて気軽に手を出しづらいのですが、僕は今回、整備済み品のKIOXIA製256GB(2230)を選びました。
MagSafe対応のマグネット式
MG7はマグネット内蔵で、iPhoneの背面にMagSafeでピタッと貼り付きます。吸着力はしっかりしていて、片手で持って撮影しても脱落の不安はありません。

MagSafe非対応のスマホ用に、マグネットリングも付属しています。
手のひらサイズのコンパクトボディ
サイズは約64×64×12mm、重さ約53g。アルミ合金ボディで質感も良好です。

これだけの機能が詰まっていながら、MagSafe充電器を少し厚くしたくらいのサイズ感に収まっているのは正直驚きました。

同梱物
パッケージの中身は以下のとおりです。
- MG7本体
- USB-C to Cケーブル(約13cm)
- ドライバー
- サーマルパッド
- SSD固定用のネジ
- マグネットリング
- 取扱説明書

マグネットリングやサーマルパッドまで一通り揃っているので、SSDさえ用意すれば追加で買い足すものはありません。
ORICO マグネット式 M.2 ドッキングステーション 8-IN-1 USB C ハブを使ってみて
iPhoneとの組み合わせが本命。写真や動画の保存がラクになる
SSDを組み込んでiPhoneと接続すれば、外付けストレージとしてそのまま使えるようになります(たまったデータの移行にも、撮影時の直接記録にも)。ファイルアプリから本体にたまった写真や動画をSSDへ移せるので、ストレージの空き容量がない問題の解消にもぴったり。クラウドと違って月額料金も通信環境も不要です。


動画をよく撮る人にとっては、直接外部ストレージ(SSD)に書き込みができるのは便利ですよね。ProResのような高画質な動画撮影モードを利用するにはほぼ必須になります。

「iPhoneはポートが1つしかないから、MG7を挿すと充電できなくなるのでは?」と思うかもしれませんが、そこも心配いりません。MG7はPDパススルー充電(最大100W)に対応しているので、MG7側に充電器を繋げば、SSDへの保存や撮影をしながらiPhone本体の充電もできます。長時間の撮影やまとまったデータの移動中にバッテリー残量を気にしなくていいのは安心です。


SSDの実測速度は約740MB/s
組み込んだSSDをMacBook(M1)で計測してみました。フォーマットはexFATとAPFSの両方で試しましたが、速度に大きな差はありませんでした。


結果としては、M1 Macでは読み書きともに約740MB/s(Windows環境だともう少し伸びるようです)。体感としては、数GBの動画ファイルでも数秒〜十数秒でコピーが終わるくらいの速さで、写真や動画の保存・持ち運びには十分すぎる性能です。もちろんProRes動画の直接記録も問題なくこなせます。

正直なところ、ベンチマークの細かい数字の読み方は僕もよくわからなかったので、この結果をAIに見てもらいました。要約するとこんな感じ。
- 約740MB/sで頭打ちになっているのはSSDの性能不足ではない(今回のSSD自体は本来2,000MB/s以上出せるクラス)
- Windows環境のレビューでは理論値に近い1,000MB/s前後が出ている例もあるので、MacとMG7内部の変換チップの組み合わせによる上限らしい(Macはこの手の変換チップとの相性で速度が出にくいことがあるそう)
- 動画や写真のような大きなファイルの読み書きは得意。逆に、細かいファイルを何百個もまとめてコピーするような作業(ランダムアクセス)は苦手な特性
- いずれにせよMacで使う限りは、高性能なSSDに替えても速度はほぼ変わらない
つまり、高価なハイエンドSSDを選ぶ意味はなく、僕のように整備済み品や安価な2230 SSDを選ぶのが正解ということです。ここはコスパ的にありがたいポイント。
細かい理屈はさておき、「写真や動画の保存には十分速い。SSDは安いものでOK」という結論だけ押さえておけば大丈夫です。
iPadやPCのハブとしても十分使える
MagSafeに対応しているということもあってiPhone専用かと思いきや、iPadやMacBookのモバイルハブとしても普通に優秀でした。

HDMIで4K@60Hz出力ができて、USB-CとUSB-Aは両方10Gbps対応。SD/TFカードリーダーも付いているので、カメラで撮った写真の取り込みからモニター出力までこれ1台で完結します。

PD100Wのパススルー充電に対応しているのも地味に嬉しいところで、MacBookに給電しながらハブとして使えます。

出先ではiPhoneのSSD、カフェではiPadのハブ、自宅ではMacBookのドックと、繋ぐ相手を選ばず1台で何役もこなしてくれます。
SDとmicroSDを同時に使えるのが地味に便利
SDカードとTF(microSD)カードのスロットは同時に使うことができます。デジカメのSDとアクションカメラのmicroSDを2枚挿ししてまとめて取り込んだり、カードから内蔵SSDへ直接コピーしたりといった使い方ができるので、撮影データの整理がサクッと終わります。

カメラのアプリ経由のワイヤレス転送は手軽な反面、実際の速度は数MB/s〜十数MB/s程度と遅く、動画をまとめて送ると待ち時間が長くなりがち。カードリーダー経由ならその数倍〜10倍以上の速度が出るうえ、転送も安定していてカメラ側のバッテリーも消費しません。撮影データの移動は、やっぱり物理が最速です。

気になったのは発熱。繋いだだけでも結構熱くなる
正直、ここだけはしっかり注意しておきたいポイントです。MG7はSSDへの書き込み中だけでなく、デバイスに繋いだだけの状態でも結構な発熱があります。

さすがに気になったのでメーカーに問い合わせてみたところ、「電源が供給されると内部のチップや電子部品が動作を始めるため一定の発熱がある。50度前後は通常の動作範囲内の温度で、放熱設計も考慮されている」との回答をもらえました。仕様の範囲内の発熱とのことなので、故障や危険を心配する必要はなさそうです。
とはいえ、夏場のポケット運用や、iPhoneに装着したまま長時間使う場合は頭に入れておいたほうがいいでしょう。MagSafeで背面に密着させる以上、iPhone側に熱が伝わるのも気になるところです。
まとめ:荷物を減らしたい人にこそ刺さるオールインワンドック

- 1台8役のオールインワン設計で、ポーチの荷物が減る
- MagSafeでiPhoneに貼り付けて、写真や動画の保存先・撮影先にできる
- 実測約740MB/sで、写真・動画用途には十分な速さ
- 安価なSSDで十分なので、コスパ良く運用できる(あとからの買い足しでもOK)
- SDとmicroSDの同時使いで、カメラのデータ整理が速い
- PDパススルー充電対応で、使いながら充電できる
- 繋いだだけでも発熱が結構ある
- SSDは別売りで、2230サイズのみ対応
- 細かいファイルの大量コピーは苦手
ORICO MG7は、SSDケースとUSB-Cハブという別々に持ち歩いていた2つのガジェットを、手のひらサイズに統合してくれるアイテムでした。
MagSafeでiPhoneに貼り付けて写真や動画の保存・撮影、iPadやMacBookに繋いでモバイルハブ。使い回しの幅が広く、「とりあえずポーチに入れておけば何とかなる」という安心感があります。
発熱や苦手な作業はあるものの、どれも写真や動画の保存・持ち運びという本来の用途では大きな不満にはならないレベル。特性を理解して使えば十分元が取れる1台です。
SSDは価格の高騰もあって今すぐ用意することは難しいという人も少なくないと思います。まずはハブとして使い始めて、価格が落ち着いたタイミングや整備済み品で買い足す、という付き合い方ができるのもこの製品の良いところです。
ストレージ拡張とポート拡張をまとめて済ませたい人、iPhoneでの写真・動画の保存先に悩んでいる人には、かなりおすすめできる1台です。
20%OFFになるクーポンを発行していただきました。
クーポンコード:DPXWHYB4
有効期間:2026年7月31日(金)20:00 ~ 2026年8月31日(月)23:59


