仕事でPCを使うわけでもないのに、作業効率について考えるのが好きながちゃお(@gachao32)です。
見た目がかっこいいという理由だけで購入した、Loupedeck Live S。
あのツマミが最高にカッコいい。。
慣れないながらもクラウドファンディングで手に入れてから約8ヶ月、試行錯誤しながら日々の作業に活用しています。
Loupdeck Live Sとはいわゆる左手デバイスと呼ばれ、主にクリエイティブ作業の効率を上げる目的で使用されます。
クリエイティブ作業だけでなく、日常のPC作業における効率化にも一役買ってくれます。
そんな便利アイテムのLoupedeck Live Sを、PC初心者の僕が実際に使っておすすめしたい使い方を紹介していきます。
こんな人におすすめ
- Loupedeckを使ってみたい
- PC作業の効率化を図りたい
Loupedeck Live Sの概要を簡単に
Loupedeckシリーズのエントリーモデルとして登場。
特徴は15個のタッチパネルと2つのダイヤル、4つの物理ボタンです。
概念がやや複雑なのですが、15個のパネルを1画面として、複数画面設定することが可能。
まさに使い方は無限大です。
なによりこの見た目がカッコいい。
デスクにあるとデキるやつ感を演出できます。
他のシリーズとの違いはパネルやダイヤル、物理ボタンの数の違い。
より多くのことをしたい方は、上位モデルをおすすめします。
Loupedeck Live Sでなにができるのか
実際に使用している機能は大きく分けて4つ。
- ショートカット
- アプリの起動
- マクロ
- ダイヤル操作
それぞれ詳しくみていきます。
最も使用頻度が多いショートカットの割り当て
真っ先に思いつく設定がショートカット。
キーボードで特定のキーを押すことで動作を実行させることでおなじみですが、使い慣れるまでは覚えるのが大変。
代表的なのは⌘+c(WindowsではCtrl +c)のコピー。
そのコマンドを1つのパネルに割り当てると、1タップで目的のショートカットを実行させることができます。
PCの扱いに慣れていない初心者にとってはとても助かります。
目的のアプリへ一発アクセス
こちらも使う頻度が高い、アプリの起動。
マウスを動かしてダブルクリックする、という手間を省いてくれてとても便利です。
アプリだけでなく、よく見るサイトのURLを割り当て、一発でアクセスすることもできます。
複数の操作をまとめて必要に応じて呼び出せる”マクロ機能”
なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、難しいことではありません。
はじめに一連の流れを登録しておくと、タップするだけで自動で登録した内容を実行してくれます。
例えば…
よく使うアプリが複数ある場合
- Aを起動
- Bを起動
- Cを起動
マクロを設定した場合
- Aを起動→Bを起動→Cを起動
最低3タップ必要な動作が、1タップで可能になります。
最近ではiPhoneの”ショートカット”アプリで馴染みがある方もいるかもしれません。
直感操作が可能なダイヤル
音量調整や画面のスクロールなど、直感的な操作が可能です。
それだけではなく、ショートカットやアプリの起動などの操作も割り当てることができます。
もともとはクリエイティブ場面で使われることの多い左手デバイス。
LightroomやPhotoshopなどのパラメーター調整での使用が一般的かもしれません。
実際の設定を紹介
ショートカット
- 【コピー(⌘+C)】
- 【ペースト(⌘+V)】
- 【カット(⌘+X)】
- 【全画面表示(ctrl+⌘+F)】
- 【画面分割(2分割、3分割など)】→ランチャーアプリに画面分割のショートカットを設定
- 【全選択(⌘+A)】
- 【クリップボード呼び出し】→ランチャーアプリのクリップボード履歴をショートカットに設定
- 【純正メモアプリを開く】→ランチャーアプリに純正メモの呼び出すためのショートカットを設定
アプリの起動
- 【Discord】
- 【WordPress(Safari)】
マクロ
- 【朝のルーティンボタン】 Safari起動→全画面表示→SwitchBot経由でモニターライト点灯→Notion起動→全画面表示
- 【寝る前ボタン】 QaLL起動(起動中のアプリを一気に終了するアプリ)→SwitchBot経由でモニターライト消灯→PCをスリープ
- 【仮想TouchID(パスワード)】 パスワードをペースト→Enter
- 【ブログログインボタン】ブログのログイン画面表示→パスワードの入力
ダイヤル
- 【音量調節】
- 【横スクロール】
特におすすめの設定は?
仮想TouchID
1番重宝しているのはパスワードの入力が1タップでできる”仮想TouchID”。
マクロアクションから設定。
- 横書きテキストから入力パスワードを入力。
- ショートカットでReturnキー(Enter)を設定
これでパスワードを求められたときに、入力からEnterまでが一連の動作として動いてくれます。
現在MacBook Airをクラムシェルで使用しているのですが、TouchIDが使えないのが結構ストレスに感じていました。
その他にも各種サイトへのログインも一発でできるようになり、とても重宝しています。
今となってはこの設定なしではやっていけません。
コピー&ペースト(ショートカット)+クリップボード呼び出し
ブログなどの文字入力や調べ物をする際には、コピー&ペーストのショートカットもよく使います。
ショートカットアクションから設定。
コピーのショートカットキー(⌘+C)を入力
キーボードのショートカットで済むじゃないか、という声が聞こえてきそうですが…。
ショートカットアクションから設定。
ペーストのショートカットキー(⌘+V)を入力
さらにクリップボードの呼び出しを合わせると、まとめてほしい情報を集めて(コピー)、まとめて貼り付け(クリップボード→ペースト)ができるようになります。
ページ移動が少なくなり、作業効率アップ。
ブログの情報集めや資料作成なんかで活躍しています。
朝のルーティンボタン
毎朝やることが決まっていたので、アプリの起動、全画面化、ライトの点灯を一連の動作としています。
マクロアクションから設定。
- 起動したいアプリ(ここではSafari)を選択
- 2000ミリの遅延
- SwitchBot経由でモニターライトを点灯
- 1500ミリの遅延
- ショートカットキーでモニターライト点灯の際に開いたタブを閉じる
- 1500ミリの遅延
- アクションプログラムから事前に登録してあった全画面化(ctrl+⌘+F)を選択
- 1000ミリの遅延
- 起動したいアプリ(ここではNotion)を選択
- 1500ミリの遅延
- ⑦同様
ここでのポイントは”遅延”を挟むこと。
次のアクションを続けて行うと、動作中に重なってしまいうまく作動しないことが…
少し間を開けることで正しく行えるようになります。
秒数はちょうどいいタイミングを探ってみてください。
まとめ
Loupedeck Live Sのような左手デバイスを使うのは、クリエイターなどの専門性の高い人たちでしょ?と使うことをためらっている人もいると思います。
日常の中のちょっとした作業を1タップでできるようになる。
効率アップを実感でき、それだけでも導入してみて良かったなと感じています。
今後もいろいろな使い方を試していき、おすすめできるものができたら紹介していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。