LISEN 巻取り式カーチャージャーをレビュー｜車載充電の強い味方！実は車以外にも使い道が…

どうも、がちゃお（@gachao32）です。

みなさん車での充電はどうされていますか？

最近ではUSBポートが搭載されている車もありますが、基本的にはシガーソケット用の充電器を使われている方が多いんじゃないかなと思います。僕もその一人ですが、ケーブルでゴチャついてしまうのが悩みだったんですよね。

「もう少しスマートに充電をしたい…」という悩みを解決してくれたのが、LISENの巻取り式カーチャージャーです。

従来のシガーソケット用充電器同様、USB-A・USB-Cポートが利用できるのはもちろん、USB-CとLightningの巻取り式ケーブルが内蔵されているのが特徴。2台までであればケーブルを用意する必要がなく、ゴチャつきがちなシガーソケット周りをスッキリとさせることができます。

実はシガーソケット用の充電器は車専用…ではないんです。最近需要が増えてきている”アレ”でも使用することができるので、1つ持っておくと意外と活躍してくれる場面があるんですよね。

ということで、今回はLISENの巻取り式カーチャージャーをレビュしていきます。

この記事はメーカー様から製品を提供していただき、筆者が感じた素直な感想をレビューしています。

LISEN 巻取り式カーチャージャーの特徴

USB-CとLightningの巻取り式ケーブルが内蔵されており、さらにUSB-AとUSB-Cの2つのポートを搭載した、最大4台同時充電が可能なシガーソケットタイプのカーチャージャー。

製品仕様

型番	2E7130
出力	USB-Cケーブル：最大30W Lightningケーブル：最大12W USB-Cポート：最大15W USB-Aポート：最大12W
電圧	12V / 24V
電流	３A
巻取り式ケーブルの長さ	80cm
素材	アルミ合金 / 耐熱ABS
充電プロトコル	PD3.0 / QC4.0 / PPS
サイズ（シガーソケットを除く充電器部分）	7.0 × 6.7 × 3.5 cm
保証	3年

外観

同梱物は充電器本体のみで、取扱説明書等はありません。

充電器部分はアルミ合金製。マットでサラサラとした質感をしています。カラーはダークグレーといったところでしょうか。車の内装に馴染みそうな色合いです。

シガーソケットとの接続部分は160°の可動性があります。

巻取り式ケーブルがUSB-CとLightningの2本、USB-CとUSB-Aポートが1つずつ。同時に4つのデバイスを接続することができます。

ケーブルの長さは約80cmです。

LISEN 巻取り式カーチャージャーのレビュー

実際に使用して感じたことをレビューしていきます。

ゴチャつきやすいコンソール周りがスッキリ

個人的に車での充電の悩みが、ケーブルでコンソール周りがゴチャついてしまうこと。長距離ドライブではついでにスマホの充電もしておきたいところですが、ケーブルやらなんやらですぐにゴチャついてしまうんですよね。

そんな時に、充電器にケーブルが内蔵されていると、余計なケーブルを出しておく必要がないので、スペースがとてもスッキリとします。

Before / Afterがこちら。

もちろん必要な時にケーブルを取り出したりすれば、普段からスッキリとさせられると思いますが、今度は取り出す手間が発生してしまいます。これも面倒。

すぐに使えるケーブルでありながら、ゴチャつくことがない。デスクでも同じですが、巻取り式ケーブルが内蔵した充電器は今キテますね。めちゃくちゃおすすめです。

使い勝手抜群な巻取り式ケーブル

2本のケーブルが内蔵されていますが、使い勝手はとてもいいです。

引き出すときは、引っ掛かりはほとんどなくとてもスムーズですし、比較的自由度が高く止めることもできます。

ケーブルを収納するときもスムーズそのものですが、むしろ勢いが強すぎて周りに傷ができないか心配になるほど。充電器周りに傷をつけたくない人は、ケーブルを持ちながらゆっくりと戻してあげたほうがいいかもしれません。

長さも80cmあるので、運転席や助手席で使うには十分な長さです。センターコンソールボックスにシガーソケットがあり、後部座席で使用する場合でも無理なく使えるんじゃないかなと思います。

まだまだLightningを搭載したiPhone（iPhone15シリーズ以前のモデル）を使用している人も多いと思うので、USB-Cと2本装備されているのはとてもありがたいですね。LISENではUSB-C1本のみ搭載されたモデルも販売されているので、必要ない方はそちらのモデルを選ぶのもありです。

最大4台充電できる安心感

今回紹介しているカーチャージャーは、巻取り式ケーブルが2本にUSBポートが2つ搭載されているので、合計4台デバイスを充電することができます。

わざわざ車でそれほど多くの充電することは無いかもしれませんが、”使わないけどできる”のと”始めからできない”のでは安心感が違いますからね。できるに越したことは無いと思います。

僕の場合は旅行などでカメラを使ったりもするので、スマホと同時にカメラの充電をしたり、iPadを充電したりと、移動中に充電しておきたいデバイスは意外とあったりします。

大勢でのお出かけでも重宝すること間違いなしです。

普通車ではスペックを引き出しきれない

LISEN 巻取り式カーチャージャー2E7130は、最大69Wの出力が可能みたいなのですが、おそらく普通車の12V用のシガーソケットではそこまでの出力を出すことはできません。

iPad単体を充電してみると20W前後を推移しており、最大出力の30Wには少々足りていない印象です。

同時に複数台の充電も試してみました。

LightningケーブルでのW数を測ることができませんでしたが、それ以外の出力合計を見てみると約22W。Lightningでの出力が10W出ていたとしても32Wとなり、最大の69Wの半分程度となりました。

急速充電や容量の大きいデバイスへの充電にはあまり向いていないかもしれないですね。よければ参考にしてみてください。

活躍するのは車だけ？

シガーソケットに差し込むタイプの充電器は車でしか使えないと思っていませんか？

実は最近人気の”アレ”にも使うことができるんです。それは”ポータブル電源”です。

ポータブル電源とは、一言で言えばモバイルバッテリーが大きくなったものですね。USB端子だけでなくコンセントやシガーソケットまで搭載しているものが多いです。

停電や災害時の備え、キャンプや車中泊などのアウトドア、UPSや自宅のサブ電源としてなど、需要が増えてきているように思います。

ポータブル電源があれば基本的にはコンセントやUSBポートが搭載されているので、わざわざシガーソケットタイプの充電器を使用する必要がないかもしれませんが、より多くの機器を充電させたい場合には有効的に活用していきたいところ。正直シガーソケットを使う機会ってあんまりないですからね。

もちろん日常的に使う必要はないので、もしものときには車以外でも活用できるんだと覚えておくといいかもしれません。

まとめ｜車の充電はコレにお任せ

今回は、LISEN 巻取り式カーチャージャーをレビューしました。

車の中での充電をどうにかしたいと思っていたので、導入してみてよかったなと思います。

見た目にもスッキリとしますし、巻取り式ケーブルのおかげで、基本的にはコレさえあれば充電は事足りるかなと思います。やっぱり巻取り式ケーブルって便利すぎますよね。

普通車（12V）では最大スペックを引き出せないのでご注意を。

ポータブル電源をお持ちの方であれば、自宅で使うこともできます。もしもの時にあると心強いと思います。気になる方はぜひチェックしてみてください。

ポータブル電源が気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください