どうも、デスクセットアップに余念がないがちゃお(@gachao32)です。
今回は小さなデスクだからこそ取り入れたいおすすめのアイテムを紹介したい思います。
それがリンディージャパン様からご提供していただいた、LINDYのモニターアームセットです。
- おしゃれなグレーのカラーリング
- ポール式で拡張性が高い
- 豊富なアイテム展開
- しっかりとした作りで安定感抜群
数あるアイテムの中からご提供していただいたのが以下の3点。
おかげで白デスクにも相性抜群な、省スペースでデスク作業も撮影もこなせる多機能デスク環境が完成しました。
今回は各アイテムの紹介をしながら、導入してみてわかったことや、導入後の運用方法などをレビューしていきます。
LINDY モニターアームでつくるデスク環境|概要
今回のデスク環境の特徴はなんといっても1本の長いポール。
1本のポールからモニターとカメラを固定しています。
本来はどちらもそれぞれデスクへのクランプが必要となりますが、1ヶ所にまとめることで狭いデスクでもスッキリさせることが可能に。
- 外部モニターを使ったデスク作業
- 俯瞰撮影
モニターはモニターアームで浮かせることでモニター下をスッキリと。
カメラは必要なときにあとから取り付けることなく、いつでも撮影を。モニターを使った作業中は折りたたんでおけば邪魔にならない。
本業では全く使うことのない、副業ガジェットブロガーにとってはこれ以上ない最高の環境になりました。
LINDY モニターアームセットの製品紹介
今回使用したのは3つのアイテムです。
LINDY 70cm モニターアーム用 C型クランプ式ポール
製品特徴
- 高品質なサンドブラスト表面処理
- 耐荷重24kg
- 45cmもあり
- およそ14,000円
外観
見た目はとてもシンプル。
サンドブラスト処理のおかげでマットな質感。
ポールの直径は約35mm。
クランプ部分は固定パーツが2本。通常は1本がほとんどなので、しっかりとした固定が得られます。
設置してみて
グレーのカラーリングは白デスクにもぴったり。
モニターアームはブラックやホワイトが多くシルバーはめずらしいですが、サンドブラスト処理のおかげでマットな質感なのでいやらしさはありません。
2本のクランプでしっかり固定しているのでとても安定感があります。
耐荷重が24kgもあるので大きめのモニターを使用している人でも安心ですね。
LINDY 水平多関節液晶モニターアーム
製品特徴
- 適用モニターサイズ13‐32インチ
- 最大荷重量は10kg
- VESA規格対応(75×75mm / 100×100mm)
- 高品質なサンドブラスト表面処理を施したアルミニウム合金
- 水平多関節式なので設置の自由度は高い
- およそ18,000円
外観
カラーリングはクランプ式ポールと同じ。
ポールへの設置は穴に通し手動で回して固定するだけ。工具いらずで簡単に行えます。
アームの調整可能な関節部分は全部で4ヶ所。関節部分が多いのでモニター設置の自由度はとても高いです。
モニターのローテーションにも対応しています。
各関節部分は硬さの調整が可能。
ケーブル収納クリップも付属しています。
設置してみて
32インチ、10kgのモニターまで対応していることもありとても安定感があります。
裏から見るとこんな感じ。
手で押してみたりデスクの振動に対してグラつきは少ないです。
モニターのローテーションも可能です。
LINDY 撮影用ロングカンチレバーアーム
製品特徴
- 1/4インチネジ付き
- 最大荷重量は5kg
- 計5ヶ所の関節で自由に配置
- およそ18,000円
外観
カラーリングや質感はすべて同じ。統一感があっていいですね。
ポールへの設置は部分は手動で回して固定。
アームの調整可能な関節部分は5ヶ所。モニターアーム同様、こちらも設置の自由度は高いです。
先端に1/4インチネジがついているのでカメラを直接固定することができます。
ケーブル収納クリップが付属。
設置してみて
モニターアーム同様、グラつきもなくとても安定感があります。
伸ばして使う時の移動もとてもスムーズ。
収納時はスッキリ折りたたまってくれます。
LINDY モニターアームの使い勝手
実際の使用感は満足度は高いです。しかし気になる点もいくつか…
白デスクにも合う佇まい
LINDYのモニターアームシリーズは一部ブラックもありますが、ほとんどがグレーで統一されています。
このサンドブラスト表面処理のおかげで、マットでいやみのないグレーに仕上がっています。
いかがでしょう、白いアイテム中心の僕のデスクにマッチしてませんか?
もちろん白いモニターアームもあるのですが、カメラを固定できるようなアームで白は見たことがありません。
”モニター + カメラ” が固定できるこの色合いだけで一目惚れレベルです。
僕と同じように白デスクをお使いの方にはとても刺さるのではないでしょうか。
狭小デスクにぴったりの1台2役
見ていただくとわかると思いますが、1本のポールにモニターとカメラを固定することができます。まさに1台2役。
デスクに接地する面積はたったこれだけ。狭小デスクで作業されている方にとってこれだけで済むのはほんとにありがたいですよね。
本来であればモニターアームとカメラ固定用アームの2ヶ所にクランプする場所が必要になります。(カメラを固定して俯瞰撮影などをする場合です)
モニターアームは常設でいいのですが、カメラ用のアームは必要な時に取り付けることになると思います。スペースがあれば常設可能だと思いますが、狭小デスクではそんなわけには行きません。
となると今度は設置の手間もかかりますよね。
1本で固定していることによって、いつでも使える状態にできるということも大きなメリットになっています。
簡単にはぶれない安定感
モニターアームとカメラアームどちらも水平多関節式で、各関節はネジの締め具合で調節します。
しっかりと締め上げて固定してしまえば、ちょっとした振動ではピクリともしないくらいに安定させることができます。
以前使用していたモニターアームでは、デスクが揺れるたびにモニターも揺れてしまっていました。
しっかりと安定できていると集中力も途切れにくくなるので、この安定感は大きいですね。
狙ったポジションへの自由度は高い
関節部分が多いので、設置したいポジションへの移動はとても行いやすいです。
カメラアームはすべての関節を伸ばすとおよそ64cmとなり、80×60cmのデスクの四隅に設置してあっても中央部分までカメラを伸ばしてくることができます。
モニターアームも同様に自由度が高く、ポールをどの位置に設置してもいろいろと対応はできそうです。
多関節ならではの特徴ですね。
ちなみにデスク中央への設置も可能です。
裏から見るとこんな感じ。少々後方への飛び出しが気になりますが…。
中央で使用する場合はこちらの関節のないバージョンのモニターアームがいいかもしれません。
クイックリリースは必須
ロングカンチレバーアームはカメラを固定して使用するのですが、固定するための1/4インチネジの使い勝手が少々悪いです。
なにせカメラ底部にある三脚穴に固定するのですが、いちいちカメラを回してネジ締めして固定しなくてはいけません。正直とても面倒…。
ある程度固定して使う方にとっては、1度つけてしまえばいいだけなので問題ないのですが、カメラを別の用途でも使う人にとっては取り外しをもっと楽にしたいところ。
そこでおすすめしたいのがクイックリリースと呼ばれるアイテム。
あらかじめアームのネジ部分とカメラの三脚穴にそれぞれ対応するパーツを取り付け固定していきます。
ワンタッチで固定できるものもあればネジ締めして固定するものもありますが、直接三脚穴に固定するよりもはるかに手間を省くことができます。
僕が使用しているのはアルカスイスに対応したクイックリリース。おかげでアームと三脚それぞれ簡単に取り外しができるように。角度をつけるために自由雲台も設置しています。
種類はとても豊富なので見た目や大きさなどで選んでみると良いと思います。ただ当たり外れも結構あるので、ある程度名の知れたメーカーのモノをおすすめです。
今回購入したものは固定するためのネジのつまみ部分が大きくて回しやすいのでおすすめです。
今狙っているのはUlanziのクイックシュー。
こちらはネジ止めをする必要がなくワンタッチで脱着が可能な優れもの。これなら圧倒的に取り外しが楽になりますよね。
微調整はしづらい
モニターアーム
関節部分が多いことで細かな位置の調整が可能になるのですが、多いことで調整の手間は取られるなという印象。
特に水平面と高さが別々なのでそれぞれの調整が必要になりますからね。
水平面に関してはヌルヌル動かせるというわけではありませんが、苦になるほどでもないという程度。高さの調整は別になるので、気にしなくてもいいというのはむしろメリット。
高さの調整については、緩めた状態ではめてもそもそもスムーズには移動してくれません。
ストンと動いてしまってはふとしたタイミングで落下して機器の故障につながるため、安全面を考えると悪いことではないのですが、むしろ硬すぎる。
頻繁に動かしたりするのは向いてないかもしれません。
ロングカンチレバーアーム
モニターアーム同様、多関節構造で調整の方法も同じです。
ぶら下げるものの重さが違うためか、カンチレバーアームのほうがスムーズに調整することができます。
ただ高さの調整についてはモニターアームと同じく動きが硬いので、頻繁に動かそうとは思わないでしょう。
高さに関してはあらかじめ決めておいたほうがよいです。
僕はモニター上のライトギリギリを通るくらいに調整していますが、お持ちのレンズに合わせて調整することをおすすめします。
実際の使用場面を紹介
ここからはイメージをふくらませるために、実際の使用場面を見ていきましょう。
デスク作業
おもにブログの執筆でモニターを使用しています。
狭いデスクを有効的に活用するためにモニターアームで浮かせることは必須。
以前使用していたモニターアームに比べてモニター下のスペースが広くなり大満足です。
意外と「あっ便利だな」と思ったのが、カメラを浮かせた状態で置いておけること。
なにげにカメラの置き場については悩んでいて、よくデスクの上を占領していました。
防湿庫は別の場所にあるのですが、わざわざいれるのが面倒くさいんですよね。
そんな時にカメラを上部のカンチレバーアームに固定しておけば、デスクの上はすっきりとし、使いたい時にすぐにカメラを取り出せるようになりました。
もちろんしっかりと固定しておかないとふとした時に落下する危険性があるので、固定しておく場合は自己責任でお願いします。
俯瞰撮影
俯瞰撮影はブログのレビュー用の写真を撮る時に行います。
これまでは手持ちでなんとなく構えて撮っていましたが、距離などが毎回変わってしまうなどの煩わしさを感じていました。
デスクにクランプするタイプのスタンドや三脚を使用して安定した撮影をすることは可能ですが、撮影のたびに準備する必要がありこれが地味にめんどう。置いておくスペースも別でいりますしね。
デスクが広ければ常設できるのかもしれませんが、狭小デスクとなるとそうはいきません。
LINDYのモニターアームセットのおかげで常設問題は解消。撮影したい時にすぐに始めることができます。
対象との距離感も一定になり手ブレの心配もなく、質の良い写真が撮れるように。
どのように写っているかを確認するために壁面のスコーディスに設置したiPadへ有線接続しています。(テザー撮影)
高いところからの撮影となると確認がしづらくなりますからね。
まとめ
LINDYのモニターアームでつくるデスク環境について紹介してきました。
1本のポールにモニターとカメラを固定することができると、省スペース化が図れますしなにより見た目もとてもスッキリとします。
カラーリングもよくあるブラックではなくグレーというところがGoodポイント、どんなデスクにも合わせやすいですね。
- 白デスクにもある佇まい
- 狭小デスクにもピッタリの1台2役
- 簡単にはぶれない安定感
- 狙ったポジションへの自由度は高い
今回は水平多関節液晶モニターアームと撮影用ロングカンチレバーアームを使用してセットアップしてみましたが、LINDYではほかにもデュアルモニター用のアームなど別のアイテムも用意されています。
ご自身の環境に合わせて選んでみてください。
LINDYのモニターアームはこちら。
唯一の懸念点は少々価格が高いところです。
機能性やビルドクオリティに間違いはありませんし、これほど一体感のだせる代替品はなかなか見当たらないので満足度はとても高いと思います。
僕と同じような白デスクの人やデスクが狭い人にはおすすめですので、ぜひチェックしてみてください。