デスク環境の改善に目がないがちゃお(@gachao32)です。
現在使用しているデスクは、幅およそ80cmの狭小スペースに収まるサイズ。収納を増やしたくてもなかなか増やせないのが現状です。
そこで今回導入したのが、IKEAのレッナールトという引き出しユニット。コンパクトなサイズながら3つの引き出しがあり、キャスター付きで移動も自由自在。
狭小デスクに収納力と新たな作業スペースを拡張する、最強のデスクサイドシェルフが完成しました。
この記事では、レッナールトを導入するに至ったプロセスと、使用して感じたメリットと注意点についてご紹介します。
- 作業環境が狭く、収納やスペースの確保に困っている
- デスク周りの収納アイデアを知りたい
実用性とシンプルな見た目のバランスが難しいデスク
現在のデスク環境は、幅80cmのスペースを目一杯使った狭小デスク。シンプルな見た目と必要な作業をこなしていくための実用性を整えるのが難しいなと感じています。
あれもこれも、便利だなと思うものはありますが、デスク周りに置いてしまうとゴチャついてしまう。
このスペースは専用の部屋にあるわけではなく、家族がともに過ごすリビングの一角。ホイホイと収納を増やすわけにもいかず、必要なものでも少し離れた収納場所まで取りに行かなければ状況でした。
きっかけとなった“最強デスクサイドワゴン”
atsuyan|暮らしのデザイナー(@atsuya_n_)さんのX(旧Twitter)に投稿されていたこのワゴン。
IKEAで買った便利アイテムで、
— atsuyan|暮らしのデザイナー (@atsuya_n_) September 23, 2023
最強ワゴン進化させたぜ🔥 https://t.co/BZ8bP3Vhz0 pic.twitter.com/uykfxi2Ges
これなら“デスクの見た目を損なうことなく、収納を確保することができ、作業効率化を図れる“と導入検討を開始。
大きすぎる問題
ここで使われているのはIKEAのトロッテンというワゴン。
機能性は抜群ですが唯一のネックは大きさ。
80×40cmはほぼデスクの大きさと一緒なのですが、リビングにこの大きさは置けません。
ただでさえ肩身が狭い思いをしてるのに、これを置いたら…。
代わりに見つけたのがレッナールト
トロッテンの代わりなりそうな、ちょうどいい大きさで、移動が可能なワゴンを探したところ、同じくIKEAのレッナールトというシェルフを発見。
ワゴンではないですが収納することができ、それでいてキャスター付き。大きさもコンパクトということで購入してみました。
IKEA レッナールトの特徴
IKEA レッナールトの外観や組み立て方を見ていきます。
外観
大きさは幅30×奥行き34×高さ56cmとコンパクト。
素材はスチールですが引き出し部分はメッシュとなっており、とても軽量です。
メッシュなおかげで圧迫感がないデザインもポイント。
引き出しはA4サイズの用紙が入る大きさで、デスク作業で使いがちな資料などを収納するのにもピッタリ。
引き出しの高さは11cmですが、上部の引き出しまでは約14cmあり、入れるものの自由度は高いです。
キャスターはやや簡易的で回転はしません。シェルフ自体が軽いので滑るように動かせるので特に問題はありません。
キャスターがあるのは片方のみ。
反対の脚はフレームとビスがむき出し。
パッケージ
あれっ引き出しは?と感じるほどコンパクトです。
内容物はパネル、フレームとなる脚、ビス、説明書。
組み立ては子供でできるほど簡単
IKEA恒例の説明文のない説明書。
まずはフレームを組み立てていく。
ドライバーを使うのはここだけ。
肝心の引き出し部分。
引き出しが入っていなかったなぞは1枚のプレートを折り曲げて作るから。
なるほどと驚かされましたが、ほんとにこれだけで大丈夫なの?とやや不安な部分も。
前後の部分は別のパネルをあてて、プラスチック製の留め具をはめ込むだけ。
子供と一緒に組み立てましたが、10分もかからない時間で完成。
最強のデスクサイドシェルフへカスタマイズ
このままでも十分に使いやすいのですが、より機能的にカスタマイズしていきます。
- 天板をつける
- 仕切りをつける
天板をつけてミニサイドデスクへ
レッナールトの上部は引き出し同様メッシュ素材。モノを置いたりする分にはいいのですが、ちょっとした書き物はできない。
そこで白色の天板を取り付けて、ちょっとした作業を行えるようにしました。
使用したのはポリプレート。
同じサイズにカットして、両面テープで貼り付けただけ。
一体感もあっていい感じ。
物撮りもできそう。
- 低発泡素材で軽量
- ポリエチレンで水に強い
- カッターで裁断でき、加工が容易
引き出しに仕切りをつけてモノの居場所を作る
これは整理術でよく見るのですが、”それぞれモノの収納場所を決めておくと片付けが捗る”。
雑多に入れておいてもいいのですが、欲しいものを探し出していては作業効率は落ちてしまいます。
そのために導入したのは、Standard ProductsのPP整理ボックスと無印良品のポリプロピレン収納キャリーボックス。
使用したアイテムはこちら
1番上の段には小物を中心。必要な大きさに合わせてPP整理ボックスを組み合わせていきます。
高さがあるので上に積み上げてもよし。
2段目にはキャリーボックスに筆記用具などをまとめてみました。
空いているスペースにはレビューするかもしれない、未開封のアイテムたち。
ガジェットブロガーあるあるじゃないでしょうか、開封前のアイテムが溜まりがちなのでここは雑多に目隠しを。
3段目にはテキスト資料など、よく使うA4ファイルなど大きめなモノが入っています。
キャスターを活かして必要な時に引っ張り出すスタイル
基本的に作業をしないときはデスク奥にひっそりとさせています。34×30cmのコンパクトサイズにした理由はここ。
リビングに出しっぱなしにはできないので。
椅子を片付けてしまえば存在自体気になりません。
もう少し大きいデスクをお使いの人は、デスク下に置いておくのがいいかも。
作業するときにコロコロ引っ張り出してきます。シェルフ自体が軽いおかげで移動させるのは楽ちん。
IKEA レッナールトを使用して感じたメリット
- コンパクトで軽量のため設置や取り回しがしやすい
- 収納力抜群でデスク周りがスッキリ
- 天板をつけたことで作業スペース拡大
- 価格が安いため導入しやすい
コンパクトで軽量のため設置や取り回しがしやすい
僕の使い方はやや特殊で、毎回移動させる必要があります。そんな時に軽くてコンパクトというのがとても使い勝手が良かったです。
使用しないときのデスク奥への収まりもいうことなし。
収納力抜群でデスク周りがスッキリ
狭いスペースの収納を確保するための工夫として、壁面にIKEAのスコーディスを使用しています。
あれもこれもと言っているうちに、壁面もすぐびゴチャっとして悩んでいました。
またスッキリさせようと思うと、少し大きめの書類や雑誌なども近くには置いておけず。
作業効率をとるか、見た目のスッキリさをとるか…。
レッナールトは3段の引き出しがついており、収納力は抜群。
調子に乗っているとどんどんモノが増えていきそうなので、今後は収まる範囲でとどめておかなければ。
天板をつけたことで作業スペース拡大
狭いデスクの上では複数の作業を同時に行うことが困難でした。
具体的には、キーボードを使用しながら紙を広げてメモを取ること。
アイデア出しや考えをまとめたりするのにメモをよく取るのですが、これまではいちいちキーボードを片付けてから行なっていました。
レッナールトに天板をつけたことで、サブデスクのように使用することができるように。
首を振る必要はありますが、作業効率は格段にアップしたと実感しています。
価格が安いため導入しやすい
価格は驚きの2,499円。最近の値上で今の値段ですが、以前は2,000円以下で購入できていたようです。
コスパ良すぎますね。
初めに欲しかったトロッテンは14,990円。
大きさも違うので比較はできませんが、2,490円ならとりあえず買ってみようかなと思える価格ですよね。
IKEA製品全般に言えますが、公式HPからもしくは直接お店での購入をお勧めします。
Amazonや楽天でも販売はされていますが、少々お高め。
IKEA レッナールトを使用するときの注意点
- 耐久性はやや不安
- 引き出しのストッパーはない
耐久性はやや不安
引き出し部分が、1枚のプレートを折り曲げて作られています。
強度的に詰め込みすぎると壊れてしまう可能性が。
IKEAのHPや説明書では確認できませんでしたが、Amazonの商品ページでは引き出しの最大荷重は5kgとのこと。
今後の使用で変化を見ていきたいと思います。
引き出しのストッパーはない
引き出しのストッパーがないため、引き出しすぎると落ちてしまいます。
構造上しかたないですが、注意が必要です。
戻すときはストッパーがあるので安心。
狭小デスクには収納とスペースの拡張を
狭小デスクにおける収納やスペース確保の悩みには、ワゴンやシェルフで拡張をしてしまえ。
IKEA レッナールトの導入で、収納力と作業スペースを同時に拡張することができ、作業効率化に成功しました。
まさに1台2役。それでいて価格は2,490円とコスパにも優れています。
- コンパクトで軽量のため設置や取り回しがしやすい
- 収納力抜群でデスク周りがスッキリ
- 天板をつけたことで作業スペース拡大
- 価格が安いため導入しやすい
同じように作業環境やデスクが狭くて悩まれている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。