普段はイヤホン派のがちゃお(@gachao32)です。
リビングの一角で作業していることもあり、仰々しいヘッドホンをつけていると、どうしても家族との距離感を感じてしまい敬遠してしまっていました。また、イヤホン以上にブラックカラーが多い印象で、どうも選択肢になりにくかったんですよね。
そんな僕が、今回試してみたいと感じたのが、最近SNSでよく見かけるHaylou(ハイロー)のヘッドホン『S40』です。
- デュアルドライバーによるバランスの取れたサウンド
- 音楽に没入できる最大-50dBのANC
- 最大90時間の驚異のロングバッテリー
- 白デスクに映えるミニマルなデザイン
素晴らしいスペックながら1万円以下で買えるコスパの高さが魅力のヘッドホンですが、ヘッドホンやイヤホンで大事なのはスペックだけではありません。音質はもちろん、装着感や使い心地なんかもとても重要な要素だと思っています。
そんなスペックや数字上の凄さだけではない、日常に溶け込んだ素直な感想を紐解いていきます。
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Haylou S40の特徴

Haylouとは
まずはHaylou(ハイロー)とはどんなブランドなのでしょうか。
2017年に正式にスタートしたオーディオブランドで、Xiaomiなどの開発協力や出資を受けており、技術力の高さは織り込み済みのようです。
製品ラインナップには、今回レビューするヘッドホンやイヤホンなどのオーディオ機器や、スマートウォッチなどを販売。日本のVGP賞や欧州のレッドドットデザイン賞などの様々なデザイン賞を受賞しており、機能性のみならず、デザイン性の高さにも定評があります。
低価格でコスパの良い製品が多いのも特徴です。
まだまだ日本での認知は低いかと思いますが、近年、日本の主要なECサイトやガジェットメディアでの露出が増えてきているブランドです。

スペック
外観
同梱物はヘッドホン本体、充電&有線オーディオ用USB-Cケーブル、外付けマイク、取扱説明書。

本体カラーはホワイトを選択。白というよりは、ベージュやアイボリー寄りの絶妙なニュアンスカラーです。ハウジング部分にはさりげないくHのロゴが。



表面は指紋が目立ちにくいマットな質感。

内側はLとRの表記が入っており、装着の際に迷うことはありません。

R側にはボタンや端子類が集約されています。L側には何もありません。




イヤーパッドはとても柔らかく、厚みもしっかりとあります。

ヘッドバンド部分もイヤーパッド同様に、厚みのあるクッション素材が使われています。

ヘッドバンドは頭の大きさに合わせて伸縮可能です。


ハウジング部分は回転したり、折りたたむことが可能で、コンパクトにまとめることができます。

重さは実測で約291g。

アプリ
各種設定については専用アプリ「Haylou Sound」で行います。
- バッテリー残量の確認
- ANC設定変更
- ゲームモードのON/OFF
- マルチペアリングモードのON/OFF
- 空間オーディオ
- イコライザー
- ヘッドホンの検索
- ファームウェアアップグレード
- ホワイトノイズ
- 製品マニュアル









Haylou S40を使ってみて

デスクに置いておきたくなるデザイン
僕が感じるHaylou S40の魅力は、デザイン性の高さ。ヘッドホンといえば、ファッションアイテムとしても取り入れられるなど、デザインも結構重要な要素を占めていると思います。
ホワイトカラーということもあり、白デスク環境でも違和感は全くありません。

色味としては、アイボリー系の暖色系の白です。近くで見るとプラスチッキーな感じは否めませんが、安っぽいというほどではありませんね。
まだまだブラックが多いヘッドホンの中で、ホワイトも展開してくれているのがとてもありがたいなと思います。
聴き疲れのない柔らかいサウンド
肝心の音質はというと、全体的にとても柔らかくて、バランスの良い音だと思います。

イヤホンとは違い、大型のドライバーを搭載することができるため、音の迫力(特に低音)はしっかりと感じられます。高音のノビもよくクリアに聞こえますし、それでいてボーカルの埋もれる感じもありません。
めちゃくちゃ解像感が高いというわけではないのですが、聴いていて心地よく、聴き疲れのない音だなと感じました。ヘッドホンらしい音場の広さもいいですね。
イコライザー
アプリでイコライザーの変更も可能で、プリセットから選んだり、自分でカスタマイズすることもできます。


空間オーディオ
同じくアプリから空間オーディオを選択することができます。ヘッドホントラッキングにも対応していて、とてもおもしろいと思ったのですが、正直少し微妙な感じです。


たしかに立体的に音は聞こえてくるのですが、ややこもった感じで聴こえます。せっかくの音質が台無しになってしまうので、あまりおすすめはできませんかね。
USBオーディオ
iPhoneやPCとUSB-Cケーブルで接続することで、有線で音楽を楽しむことができます。

有線で接続することで、接続の安定性が向上したり、遅延が抑えられるほか、音質も変化します。具体的には中高音域の解像度が増し、一歩前へ出てくるように感じます。一方で低音の迫力はやや控えめに。全体の音のバランスがBluetooth接続時とは異なる印象です。
長時間使用も苦にならない装着感
ヘッドホンの装着感が昔から苦手で、耳への圧迫感や重さを感じて、あまり長時間使うことはありませんでした。
Haylou S40はヘッドホンとしては軽い部類ではありませんが、着けていて重たいなと感じることも少なく、なにより耳への圧迫感もとてもソフトで快適です。側圧を感じないということはないのですが、イヤーパッドやヘッドバンドがとにかく柔らかくて、うまく分散してくれている印象です。

触り心地もモチッとしていてとても気持ちがいいんです。
イヤーカップの大きさも絶妙で、僕の耳は決して大きいわけではないと思いますが、すっぽりと覆ってくれてストレスはありません。

気になるのはイヤーパッドの耐久性。この柔らかい触り心地がいつまで持続してくれるのか、こればっかりはしばらく使い続けてみなければわかりませんが、長持ちしてほしいところです。
リビングでの作業にもピッタリなノイキャン&外音取り込み
Haylou S40がリビング使いでもいい理由は、ノイズキャンセリングと外音取り込み機能がなかなか優秀だから。

ノイズキャンセリング性能は、最大-50dBのノイズを低減してくれ、エアコンや加湿器などの生活音はかなりカットしてくれます。さすがに会話の声などは遠くで喋っている程度には軽減してくれるものの、完全にカットされるというわけではありません。
ですがこれだけノイズカットしてくれれば、作業に集中することは可能なので、追い込みたいときにはノイズキャンセリングをONにして使っています。
ノイズキャンセリングの設定は、ヘッドホン本体かアプリから変更します。
ヘッドホン(ボタンを押すごとに切り替わる)
ANC→OFF→外音取り込み

アプリ(自由に選べる)
ANC / アダプティブANC / OFF / 外音取り込み
ノーマルのANCでは強度を三段階から選ぶことが可能で、風切り音対策のON / OFFも選べます。




また外音取り込み機能に関しては、イヤーパッドで直接耳を覆ってしまうため、ある程度音は遮断されてしまいますが、取り込まれる音はとても自然に聴こえてきます。よくデジタル処理されたような感じで聴こえてくるものもあるんですが、「サー」というようなホワイトノイズもほとんど気になりません。家族とのコミュニケーションを取るのに十分な性能だと感じました。

リビング作業派の僕としては、家族との距離感を維持しつつ、作業にも集中して取り組むことができる「神機能」ですね。
ノイズキャンセリングと外音取り込みといえば、AppleのAirPods Proですが、AirPods Pro 3と比べてしまうとそれぞれ劣るかなというレベル。価格差を考えれば十分すぎるんじゃないでしょうか。
ヘッドホンとしての基本性能は高い
- 最大90時間のロングバッテリー
- 10分で5時間の急速充電対応
- LDAC対応
- Bluetooth6.0の安定した接続
- 割り込み再生されるマルチポイント
- AIノイズキャンセリングに対応したマイク性能
バッテリー性能に関しては文句ないですね。ANC OFFの状態で90時間、ONでも60時間ですからバッテリーを気にすることはほとんどありません。もしもの時でも、急速充電にも対応してくれているので安心です。
音質にこだわりたい人もうれしい、LDAC接続にも対応。
Bluetooth6.0による接続も安定して、我が家の構造上(床暖房による鉄板が入っている)、1階と2階で接続すると途切れやすく雑音が入ることがあるのですが、全く途切れることなく接続できていました。
マルチポイントに関しては、あとから流した音楽が再生される割り込み再生タイプで、切り替えもとてもスムーズです。マルチポイントとLDACの併用はできませんのでご注意を。

マイク性能も優秀で、雑音がある中でもしっかりとノイズをカットしてクリアな音声を届けることができていました。
Haylou S40には外付けのマイクが付属してますが、こちらの使い勝手はイマイチでして。音がこもってしまうといいますか、かなり小さな音になってしまいます。(使い方がおかしいのか?)

本体のマイクでも十分な性能です。
まとめ|低価格ながら完成度の高いヘッドホン

- 聴き疲れのない柔らかいサウンド
- デスク映えするデザイン
- 作業に集中できるANC&外音取り込み
- 快適な装着感
- 最大90時間のロングバッテリー(急速充電にも対応)
- Bluetooth6.0で安定の接続性
- 付属の外付けマイクは音がこもりやすく、使い勝手がイマイチ(本体マイクは優秀なので、そちらで十分)
- おまけ程度の空間オーディオ
今回はHaylouのヘッドホン『S40』をレビューしました。
1万円以下で買えるヘッドホンとしては完成度が高く、とてもコスパにすぐれたヘッドホンですね。SNSで評価が高かったのも納得です。
ヘッドホンとしての音質に関して、価格を考えれば十分だなと思いますし、ノイズキャンセリングや外音取り込みの使い勝手もいいので、日常使いでも問題なく使用することができました。
本当に欠点らしい欠点がないなと思いましたが、強いて言うなら、付属のマイクが期待外れだったのと、空間オーディオはおまけ程度かなというてんでしょうか。ですが、どちらも使わなければ問題ありませんのであまり気にしなくてもいいのかなと。逆にマイク性能や空間オーディオなどを求めるのであれば、別のヘッドホンを探すべきですかね。
初めてのヘッドホンで、失敗はしたくない人や、在宅ワークに使用したい人におすすめです。
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