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【電動昇降デスク】カグスベールとキャスターどっちがいい?メリット・デメリットを解説

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カグスベールかキャスターか

どうも、がちゃお(@gachao32)です。

PCデスクを導入したらぜひやってもらいたいのが、移動できるようにすること

固定して作業しているよりも、時々移動して作業するほうが、気分転換にもなって作業効率は確実に向上します。

僕はこれまでFlexiSpotの電動昇降デスク「E7H」の脚に、カグスベールを取り付けて移動できるようにしていました。

カグスベールとは、家具の移動を助けるフッ素樹脂製のすべり材のことで、重い家具でも軽い力で移動させることができます。

E7Hで使用していたときも、たしかに重たいデスクを動かすことができていましたが、なかなかに力のいる作業なんですよね。

移動をもっと楽にするにはキャスターのほうがいいのか?と考え、カグスベールからキャスターへ変更しました。

今回は、カグスベールとキャスターを両方使ってわかった、それぞれのメリット・デメリットについてレビューしていきたいと思います。

デスクを移動させたいけど、「カグスベールとキャスターどちらを使えばいいかわからない」と迷っている方の参考になれば幸いです。

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カグスベールのメリット・デメリット

カグスベール

まずはカグスベールのメリット・デメリットから。

僕がFlexiSpot E7Hを導入するときにも正直悩んではいたのですが、カグスベールのメリットに惹かれて導入を決めました。

カグスベールのメリット

  • デスクの高さが変わらない
  • 設置が簡単
  • 重たいデスクも動かせる

デスクの高さが変わらない

カグスベール1番のメリットは、高さの変化が少ないことだと思います。

厚さはわずか7.2mm。付けていてもほとんど気になりません。

カグスベールの厚さ

電動昇降デスクを使っていて意外と気になるのが、最低値が何cmなのかということ。最高値はどれも必要十分なことが多いのですが、最低値は椅子の高さとの兼ね合いもありますし、結構気になるポイントです。

電動昇降デスクとは言え、作業するときは座ってすることの方が多いですからね。

ほぼ高さを変えることなく、デスクの移動が可能になるのが僕が最初に選んだ理由です。

設置が簡単

設置も簡単で、もともとついている脚の部分に乗せるだけ。はじめは「これだけでいいの?」と、半信半疑でしたが、デスクが重いので脚とカグスベールがずれることなく、フローリングの上を移動させることができました。

カグスベールの取り付け方法
カグスベールの取り付け方法

もしかしたらもう少し抵抗のあるカーペットなどの上を移動させる場合は、両面テープをつけるなどの固定をする必要があるかもしれません。

重たいデスクが動かせる

当たり前ですがなにもない状態のときとは比べようもないほど、簡単に動かすことができるようになります。

カグスベールのデメリット

実際に使用していて感じたデメリットは2つ。

  • 意外と力がいる
  • 小さなゴミがあると傷がつく

意外と力がいる

デメリットではないかもしれませんが、僕が想像していたよりも動かす時の力がいると感じました。もっとスーッと動くのかと思ったのですが、少しずつズリズリと動かしていくイメージです。

それでもなにもない状態と比べると圧倒的に楽だとは思うのですが、これだけ力がいるとあまり頻繁に動かそうという気にはなれませんでした。

小さなゴミがあると傷がつく

もう1つの問題が傷がつかないよう注意しなければいけないということ。

床との接地面は滑りやすく少し柔らかい素材で、接地面も広いのでキャスターと比べてデスクの重みは分散され傷はつかないだろうと思っていました。

デスクの脚にカグスベール

たしかに動かさない状態での床へのダメージはほとんどありません。

なにに注意が必要かというと、小さなゴミを巻き込んで移動させてしまうと、床とカグスベールの間でゴミ引っかかり傷がついてしまう恐れがあるのです。

我が家では小学生の子供達が持ち込んでくる小さな砂利などに怯えていました。

幸い移動させたことにより傷を付けたことはありませんが、そのような報告をされている方もいらっしゃったので、使用する際は注意していただきたいと思います。

おかげで周りをキレイにしておこうと掃除をするようになったのはココだけの話。

キャスターのメリット・デメリット

FlexiSpot純正キャスター W2

お次はキャスターを使用した時のメリットとデメリットをご紹介します。

キャスターのメリット

  • 移動がとにかく楽
  • 床に傷がつきにくい

移動がとにかく楽

カグスベールに比べると明確なメリットがあまり思いつかないのですが、なんといっても動かしやすさはキャスターに軍配が上がります。

今回使用したキャスターは、FlexiSpot純正のW2というモデル。グレーを基調としたカラーリングとなっておりポリウレタン製。耐荷重は1つにつき250kg、合計で1000kgまでの重さに耐えることができます。

正直ここまでの耐荷重は必要ありませんし、純正ということもあり価格的には少々お高めではあるのですが、安心には変えられないので今回は純正品を購入しました。

実際に使用してみると、それなりに重たさは感じるのでスイスイというわけにいきませんが、カグスベールの半分以下の力で動かせる印象。

キャスター付きのデスクは移動が簡単
片手でも移動可能

この適度に重たい感じがちょうど良くて、ロックをかけていなくても不意に動いてしまうことがない重さなんですよね。デスクを押して椅子を下げても動くことはありません。

キャスター付きのデスクは適度な重さがある
ロックを掛けなくても簡単には動かない

もちろん取り付けるデスク全体の重さにもよると思いますが、電動昇降デスクであれば簡単に動いてしまうことはないんじゃないかなと思います。

床に傷がつきにくい

重さによって床(フローリング)に傷や凹みがついてしまうのではないかとビクビクしていたのですが、使用して1週間ほど経ちますが今のところ傷や凹みは見当たりません。

FlexiSpot純正キャスター W2

床への傷問題はキャスターに使われている素材に大きく影響します。ナイロン製やウレタン製があるのですが、ウレタン製のほうが柔らかく床に優しいです。

導入する際は、使われている素材に注意してください。

キャスターのデメリット

  • 素材や大きさ、価格など選択肢が多くて迷う
  • 組み立て時に取り付けないと大変
  • デスクの高さが上がってしまう

選択肢が多くて迷う

選択肢が多いことはメリットでもあるんですけどね。

そもそもデスクの脚にキャスターを取り付けられるのかという確認を取る必要がありますし、キャスターを取り付けるためのサイズ(ネジ穴)を確認する必要があります。

取り付け可能なサイズが分かったらいざ選んでいくわけですが、車輪の大きさや素材、デザインなんかで決めていきましょう。

FlexiSpotの昇降デスクをお使いの方は「M8」というサイズのネジを使ったキャスターから探してみてください。

組み立て時に取り付けないと大変

取り付けに関しては、正直デスクを組み立てるときであれば全くデメリットにはなりません。キャスターがないときと比べると起こすのがやや大変になるかもしれませんが、できることなら組み立てのときに取り付けるのをおすすめします。

完成したデスクにどうやって取り付けるかといいますと、エアージャッキというアイテムを使ってデスクを片方ずつ持ち上げて取り付けていきます。

エアージャッキ

正直、荷物を片付けてひっくり返さないのであればエアージャッキは必須アイテムです。ぜひお忘れなく。

1つでは高さが足りないので2つ入りのものを購入しましょう。

エアージャッキで電動昇降デスクを持ち上げている

ただ不安定感はあるので持ち上げる際は慎重に。

エアージャッキで電動昇降デスクを持ち上げている

デスクの高さが上がってしまう

ここからが最大のデメリットですが、デスクの高さが変わってしまう問題です。

当たり前ですがキャスターの高さが追加される分、デスク全体の高さも上がってしまいます。カグスベールと比べるとおよそ5cm高くなっていました。

カグスベールがついたデスク
キャスターがついたデスク

これがどう影響するかというと、最低にした時の高さです。

FlexiSpotですとモデルにより差はありますが、小柄な方(女性や170cm以下の方)にとっては1番低くても高すぎる場合があります。

昇降可能な椅子で調整して使用することはできますが、今度は足が浮いてしまったりするのでフットレストなどを用意しなければならなくなります。

キャスターがついたデスクでは高さが上がる
カグスベールのときと比べて椅子の高さはあげる必要あり

上に高くする分にはだいぶゆとりが持たれているので問題ないのですが、低くすることは物理的に難しいですからね。

”使用するデスク + キャスター”の高さをよく考えて選んでみてください。

カグスベールとキャスターどちらを選べばいいのか

カグスベールとキャスター

それぞれ使ってみた経験をもとに、どちらを選べばいいのかを考えてみます。

カグスベールがおすすめな人

  • デスクを頻繁に動かすことはないけど、たまには動かすかもしれない人
  • デスクの高さをあまり高くしたくない人
  • デスクが重たく、持ち上げて移動させるのが難しい人

移動をあまりさせないという人にはカグスベールがおすすめです。

あとはキャスターのデメリットでもある、高さ問題であまり高くしたくない人にとってはカグスベールを使用したほうがいいでしょう。

簡易的なデスクなど、持ち上げて移動させることができる場合は必要ないのですが、持ち上げられないほどの重さになっている場合はカグスベールを引いておいたほうがいいかなと思います。(もちろんこの場合はキャスターでもいいと思いますが…)

キャスターがおすすめな人

  • デスクを頻繁に動かす予定がある人
  • できるだけ少ない力で動かしたい人
  • 動かすときに床を傷つけたくない人

とにかくデスクを頻繁に動かしたい人にとってはキャスター1択です。動かす時の楽さが全然違いますからね。

床へのダメージを気にする人もキャスターのほうがおすすめです。

もちろんウレタンなど柔らかい素材のものを選ぶ必要がありますが、カグスベールのように小さなゴミなどあまり気にしなくてもいいという点で、より傷はつきにくいかなと思います。

もちろん踏んでしまえば凹む可能性はあります。キャスターならば全く傷がつかないというわけではありませんのでご注意ください。傷のつき方が変わるかなという感じですかね。

デスクを移動させて作業効率をアップさせよう

キャスターがついたデスク

今回は、デスクを移動させるためには”カグスベール”か”キャスター”どちらがいいのか、それぞれのメリット・デメリットを見ながら検討してみました。

メリットデメリット
カグスベールデスクの高さが変わらない
設置が簡単
重たいデスクも動かせる
意外と力がいる
小さなゴミがあると傷がつく
キャスター移動がとにかく楽
床に傷がつきにくい
選択肢が多い
組み立て時に取り付けないと大変
デスクの高さが上がってしまう

使用環境や現在使用しているアイテムとの兼ね合いもありますので、ぜひ今回の記事を参考にして選んでみてください。

デスクを移動させる事によるメリット
  • 気分転換になる
  • 配線整理がしやすくなる
  • 模様替えがしやすくなる

結果的に作業効率を高めることができると実感しているので、まだ導入していない方はぜひ検討してみてください。

この記事で使用したアイテムはこちら

使用しているデスクはFlexiSpot E7Hです

デスクにポータブル電源で作業効率をさらにあげよう

カグスベールかキャスターか

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