どうも、がちゃお(@gachao32)です。
今回紹介するのは、ThinkPadやYogaシリーズなどのノートPCで有名なLenovoが技術サポートしている新しいブランド”TALIX”が手掛けるイヤーカフ型のワイヤレスイヤホン「Ultra Open Earbuds X6」。
イヤホン自体は2025年の1月に販売を開始していますが、反響が大きく、このたび新色のホワイトが新たにラインナップされたみたいです。ホワイト好きとしては黙ってはいられません。
- 流線型が美しいおしゃれなデザイン
- 4.8gの超軽量で快適な装着感
- イヤホン単体6.5時間、ケース込みで40時間のロングバッテリー
- 設定不要ですぐに音楽を楽しめる
スタイリッシュなデザインが特徴的で、ファッションの一部として使いたくなるようなイヤホンです。
TALIX Ultra Open Earbuds X6の魅力

実際にTALIX Ultra Open Earbuds X6を使ってみて感じた、おすすめしたいポイントをお伝えします。
ファッション感覚で使いたくなるおしゃれなデザイン
なんと言っても特徴的なのはこのデザイン。

ケースもイヤホン本体も流線型の美しいシルエットでとてもスタイリッシュです。
新たに登場したホワイトは光沢感のある白。パッと見はイヤホンだとは気づかないかもしれません。

イヤホン本体もブリッジ部分がとても細いので、実際に耳に装着していても目立ちにくいです。

まるで本物のイヤーカフのようですよね。

耳の穴に装着するイヤホンほどは目立ちにくいイヤーカフ型のイヤホンですが、その中でもよりカジュアルに使えそうなデザインだと思います。
「明らかにイヤホンっぽいのはつけたくないんだよな」と思っていた人でも使いやすいイヤホンです。
カラー展開もカジュアル寄りで、ホワイト以外だとパープル / ブラック / ブルーがラインナップされています。ブラック以外はホワイトと同様、光沢感のある仕上がりで淡い色味がどれもおしゃれです。

難しい設定は不要で使いやすい
最近のイヤホンは色々な機能が盛り込まれているおかげで、やや設定が複雑になっている感があります。
イコライザー?空間オーディオ?
イヤホン初心者の方にとってみては、なんのこっちゃな機能ばかりです。
その点、TALIX Ultra Open Earbuds X6は細かい設定は不要。なんとアプリが存在しないんです。

さすがに潔いなと思いましたが、そもそもイヤーカフ型イヤホンというのはながら聴きのためのイヤホン。音楽に集中するためのイヤホンではありません。
ワイヤレスで音を聞ければそれでいいんですよね。
イヤホン初心者の方にも優しいイヤホンだと思います。
ながら聴きするにはありがたい快適な装着感と操作感
イヤーカフ型イヤホンをはじめとする、耳の穴に装着しないオープンイヤー型イヤホンで大事なのは、音質ではなく装着感と操作感だと思っています。
耳の穴に入れないことによる解放的な着け心地と、長時間でも着けていられる快適さがとても重要。
TALIX Ultra Open Earbuds X6の装着感はまさに快適そのもの。

4.8gと重さを感じない軽量さ、強すぎないけど簡単には外れないちょうどいい圧迫感のおかげで、長時間つけていても痛くなりにくいです。
「着けているのを忘れる」というのはさすがに言い過ぎになりますが、苦にならない装着感は手元のイヤーカフ型イヤホンの中でもトップクラスです。
操作感に関しても快適で、TALIX Ultra Open Earbuds X6の操作は物理ボタンではなくタッチセンサー式。個人的にはイヤホンは物理ボタン派ですが、タッチの反応もよく操作をしていてストレスを感じることはありません。

- シングルタップ:音量アップ(R) / 音量ダウン(L)
- ダブルタップ:再生 / 停止(LR共通)
- トリプルタップ:次の曲へ(R) / 前の曲へ(L)
- ダブルタップ:通話応答 / 通話終了
- 長押し3秒:通話拒否
複数タップするときのポイントとして、やや早めにタップしてあげないと目的の回数タップと認識してくれないので注意です。
アプリにて操作方法のカスタマイズができないのはデメリットではありますが、割り切って使って行くしかありません。
最大40時間のロングバッテリー
TALIX Ultra Open Earbuds X6はイヤホン単体で6.5時間、ケース込みだと40時間の使用が可能です。
これだけの時間使用できれば、よほどバッテリー切れで悩むこともありません。
充電が必要な場合でも、10分で2時間の急速充電に対応してくれているので、もしもの時も安心です。

ながら聴きで使用するなら、バッテリー性能は必須ですからね。
TALIX Ultra Open Earbuds X6の気になるところは?

良いところがあれば、イマイチだなと思うところもあります。実際に使用していて気になったポイントは以下の2点。
音質は価格なり
イヤホンとしては音質も気になるところですが、TALIX Ultra Open Earbuds X6の音質は特別にいいということはなく、価格なりかなといった印象。決して悪いということでもありません。

オープンイヤー型ながらスカスカとした感じはなく、ボーカルや高音はとても聞き取りやすいです。低音に関してはやや物足りないかな。
イコライザーによる音質の変更もできないので、音にこだわりがある人にとっては物足りなく感じるかもしれませんが、ながら聴き前提であれば全く問題はないと思います。
マルチポイントには非対応
残念ながら2台同時に接続して切り替えがスムーズに行えるマルチポイントには対応していません。

少々紛らわしいですが、マルチペアリングには対応しているとのこと。
マルチペアリングとはペアリング情報が残っている状態で、簡単に接続し直すことができるというものです。
要するにAからB端末で使用したい場合には、
- Aの端末との接続を解除
- Bの端末で接続をする
マルチポイントと比べるとだいぶ面倒な仕様なので、複数の端末で使用することを考えている人は注意が必要です。
製品仕様

通信方式 | Bluetooth5.4 |
ドライバー方式 | 12mmダイナミックドライバー |
重さ(イヤホン本体 / ケース込み) | 4.8g / 42.7g(実測値) |
再生時間(イヤホン本体 / ケース込み) | 6.5時間 / 40時間 |
充電方式 | USB-C |
急速充電 | 10分で2時間 |
マルチポイント | 非対応 |
防水性能 | IPX4 |
低遅延モード | 常時(切り替え不可) |
着脱センサー | 非対応 |
操作方法 | タッチセンサー式 |
アプリ | 非対応 |
カラー | ホワイト / パープル / ブラック / ブルー |
価格 | 5,999円 |
まとめ

- ファッション性の高いおしゃれなデザイン
- 快適な装着感と操作感
- 最大40時間使用可能なロングバッテリー
- アプリ非対応で設定変更不可
- マルチポイント非対応
特筆した音質を備えているわけではありませんが、価格のことを考えれば必要十分。
その代わり装着感は抜群なので、使用体験としてはとても満足度の高いイヤホンです。
見た目もいいのでカジュアルにイヤホンを使いたい人にはおすすめです。