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Lofree Flow Lite レビュー|ミニマル好きにはたまらないロープロファイルキーボード

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Lofree Flow Lite

どうもがちゃお(@gachao32)です。

シンプルでミニマルなデザインが好きな人にはたまらないキーボードのご紹介です。

今回レビューするのは『Lofree Flow Lite』という、ロープロファイルのメカニカルキーボード。

デザインや打鍵感の良さ、そしてなにより価格の安さが魅力で発売前からとても話題になっていました。

Lofree Flow Lite
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • やみつきになるコトコトとした打鍵感
  • シンプルミニマルなデザイン
  • スタンドによる角度調整可能
  • 豊富な接続方法
デメリット
  • キーマップの変更がWindowsのみ

公式販売される前のKickstarterで支援した2024年11月末から約3ヶ月、毎日欠かさず使用してきた感想をお伝えできればなと思います。

デザインやコスパに優れたロープロファイルキーボードをお探しの方はぜひ読み進めてみてください。

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Lofree Flow Lite はこんなキーボード

Lofree Flow Lite

Lofree Flow Liteはデザインがシンプルでミニマルなロープロファイルメカニカルキーボードです。

Lofreeには今回紹介するFlow Liteの他にも様々なキーボードが販売されています。

Lofreeのキーボードラインナップ
  • Flow Lite
  • Flow:Lofree人気の火付け役、84キーと100キーモデルが有り
  • Edge:最も薄くて軽いモデル
  • BLOCK:クラシカルなデザインが特徴的
  • Foundation:女性でも使いやすい可愛らしいデザイン
  • ZERO ARTZ:大理石をイメージしたデザインでクールなキーボード

メカニカルキーボードというだけあってどれも見て目だけでなく、打鍵感にもこだわったキーボードです。

どのキーボードもガスケットマウントと呼ばれる、キースイッチを支えるプレートをフレームにネジ止めするのではなく、シリコンゴムやシートなどで挟み込み浮かせるように取り付ける固定方法が採用されています。やわらかい打鍵感と落ち着いた打鍵音が特徴です。

シンプルなデザインと、ロープロファイルながら心地よい打鍵感と打鍵音で人気の出たFlowの価格を抑えたモデルとしてFlow Liteが登場しました。

が、中身はとても廉価版なんかではなく、”Flowよりも優れた点もあるのに価格は安い”という不思議な位置づけのキーボードに仕上がっています。

製品仕様

モデルとなったFlowと比較してみます。

製品名Lofree Flow Lite 84Lofree Flow 84
サイズ316.8 × 138 × 23.5mm316 × 126 × 24.5mm
重さ555g568g
配列USUS
キー数84(75%)84(75%)
スイッチタイプリニア(Spector)ホワイト:リニア(Ghost)
ブラック:タクタイル(Phantom)
ホットスワップ対応対応
素材フレーム:ABS
キーキャップ:PBT+PC Double Shot
キースイッチ:Full POM
フレーム:アルミニウム合金
キーキャップ:昇華印刷 PTB
キースイッチ:Full POM
バックライトホワイトホワイト
サイドカラー非対応8色 RGB(3モード)
キーマップ変更対応(Windows)非対応
対応OSWindows / macOS / Android / iOSWindows / MacOS / Android / iPadOS / iOS
バッテリー2,000mAh2,000mAh
充電ポートUSB-CUSB-C
接続方法Bluetooth / 2.4GHz / USB−CBluetooth / USB−C
ペアリング台数3台3台
カラーホワイト / ビンテージグレー / ピンクホワイト / ブラック
価格17,600円29,700円

Liteという名前がつきましたが、重さはの変化はわずか。大きさに関してはFlow Liteのほうが一回り大きくなっています。

価格を抑えながらもキーマップ変更や2.4GHz接続への対応など、追加された要素が加わっているのがポイントです。

外観

同梱物はキーボード本体、USB−C to Aケーブル、取扱説明書。

Lofree Flow Liteの同梱物

カラーはホワイトを選択。右上にある音量調節をするエンコーダー以外は真っ白で統一感があります。

Lofree Flow Lite

裏面には折りたたみ式のスタンドと収納式の2.4GHzレシーバー。

Lofree Flow Litemの裏面

高さの調節は1段階のみ。

Lofree Flow Liteのスタンド

なくしがちなレシーバーは本体に収納できるので安心。

Lofree Flow Liteの2.4GHzレシーバー

上面には充電&有線接続用のUSB−Cポートと無線 / 有線 / 電源オフの切り替えスイッチ。

Lofree Flow Liteの上面

キーキャップとキースイッチは取り外すことが可能。ご自身の好みのものへカスタマイズすることができます。

Lofree Flow Liteのキーキャップとキースイッチ

バックライトにも対応しています。

Lofree Flow Liteのバックライト
バックライトの on / off は「Fnキー」+「← or →」

重さは約556g。

Lofree Flow Liteの重さは約556g

Lofree Flow Lite を使うとタイピングするのが楽しくなる

Lofree Flow Lite

とにかく軽い打鍵感はやみつきに

ロープロファイルといはいえさすがはメカニカルキーボード。その打鍵感はたまりません。

手元には通常プロファイルのメカニカルキーボードKeychron K2(Gateron赤軸)があるのですが、比べるまでもなく打ち心地はとても軽いです。

Lofree Flow LiteとKeychron K2

ストロークの違いや押下圧の違いがあるので当然ですが、Lofree Flow Liteはとても軽い力でタイピングができてしまいます。

押し込む時のヌルっという感じ(文章での表現が難しい…)やコトコトという打鍵音が本当にやみつきになってしまいます。

初メカニカルキーボードのKeychron K2でもそれなりに感動していましたが、今使ってみるととても重たく、音も鈍く感じてしまいます。

ストロークも物理的に短いので底打ち感はあるのですが、ガスケットマウントのおかげでしょうか、指への跳ね返りは少なく、長時間使用していても疲れにくいです。

キーキャップの触り心地もたまらない

ついつい使いたくなってしまうのは打鍵感や打鍵音だけではありません。キーボード自体の触り心地もいいんです。

程よく指に吸い付いてくれるような、しっとりとした質感。

Lofree Flow Lite

厳密に言うとキーボード本体というよりか、キーキャップですかね。

使用されているキーキャップの素材はPBT+PC Double Shot。

Lofree Flow Liteのキーキャップ

特別めずらしいというわけではないのですが、やはりPTBは触り心地が良いです。

キーキャップの素材についてはこちらの記事がわかりやすいかなと思います。

シンプルでミニマルなデザインも最高

Lofree Flow Liteの魅力はデザインもその1つ。

どうですか、シンプルながら統一感のある配置で収まりもいいデザイン。

Lofree Flow Lite

プラスチックのホワイトってどうしても安っぽく見えるものもあるのですが、Flow Liteは全く安っぽく感じさせません。

右上のゴールドのエンコーダーもアクセントになっていい感じ。

Lofree Flow Liteの音量調節エンコーダー

ホワイトデスクには間違いなく合います。

ただ、個人的にはFlowのアルミフレームのほうがよりスタイリッシュで好みなのですが、価格差を考えれば致し方ないところ。

接続性や機能性もグッド

PCとの接続は有線 / Bluetooth / 2.4GHzの3通りあり、好みの接続方法を選んで使用できます。

Bluetoothでの接続方法
  • 上部にある切り替えスイッチを1番右の無線に合わせる
  • 割り当てたいキー(1 or 2 or 3)とFnキーを長押しする→Capsキーのインジケーターが青色に点滅
  • 接続したいデバイスのBluetooth設定で”Flow84-L@Lofree”を選択する

Bluetooth接続先の切り替え

Fnキー + 1 or 2 or 3

2.4GHzでの接続方法
  • 接続したいデバイスに2.4GHzレシーバーを差し込む
  • 上部にある切り替えスイッチを1番右の無線に合わせる
  • Fnキー + 4 を3秒長押し

2.4GHzへの接続切り替え

Fnキー + 4

Flowにはない機能としてスタンドと音量調節用のエンコーダーが追加され、これが地味に便利。

スタンドは好みによると思いますが、自分で選べるのが嬉しいポイントですね。僕は常に立てて使用してます。

Lofree Flow Lite

アクセントにもなるエンコーダは手元で簡単に音量調節をすることが可能。押し込むとミュートにすることもできるので、頻繁に使用する人にとってはとても使いやすいのではないでしょうか。

Lofree Flow Lite

キーボードを使用するにあたってあると便利な機能で、タイピングをより快適にしてくれる工夫が詰まっているなと感じます。

Lofree Flow Lite の使ってわかった気になるポイント

Lofree Flow Lite

ほぼほぼ完璧…なのですが、実際に使っていて気になるポイントも。

キーボード配列が選べない

Lofree Flow LiteはUS配列のみでJIS配列はありません。

Lofree Flow LiteはUS配列

僕は以前使用していたKeychron K2からUS配列を選んでいたので特に問題はなかったのですが、JIS配列に慣れている人にとっては悩ましい問題かもしれません。

US配列のいいところは見た目がシンプルになるところ。キーキャップに余計な印字がなくなるので、よりスタイリッシュな印象になります。

使い勝手のところは慣れるしかない…ですかね。

右端の1列は入りますかね?

Lofree Flow Liteはテンキーを省いた75%キーボードと呼ばれています。

テンキーを使用しない人にとってはとてもコンパクトでいいサイズなのですが、ナビゲーションキーと呼ばれる「Home」「End」などが右端に配置されています。

Lofree Flow Lite
ナビゲーションキーの存在…

正直いらないんですよね。Enterキーの横についているとたまに押し間違えてしまうことがあるんです。

Lofree Flow Lite
いまだに慣れないんですよね。

こちらの問題もUS配列かJIS配列かと同様、慣れの問題だと思いますが、なければもっとシンプルになりますよね。

頻繁に使用する人には申し訳ないですが、なくても困らないんじゃないかなって思ってます。

Macでのキーマップ変更が未だに非対応

ここです、1番の残念ポイント。2025年3月現在、Windowsのみ対応しています。

キーマップの変更に結構魅力を感じていたのですが、待てど暮せどMacに対応してくれません。

キーマップの変更とは、キーボードの各キーの役割を自分好みにカスタマイズすることができるんです。絶対便利ですよね。

打ち間違えることが多い1番右端の列を変更すれば、もっと快適に使えるようになると思うんですよね。

Macに対応してくることを待ちたいと思います。

まとめ|Lofree Flow Liteはデザインも打鍵感もコスパもいいキーボード

Lofree Flow Lite

いかがでしたか、Lofree Flow Liteの魅力が伝わりましたでしょうか。

打鍵感や打鍵音については実際に触ってみないとわからないところですが、このデザインだけでも選ぶ理由になります。

早くMacでのキーマップの変更に対応してください。

打鍵感もデザインもいいロープロファイルのキーボードをお探しの方は、ぜひ1度チェックして見ください。

Lofree Flow Lite

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