どうも、がちゃお(@gachao32)です。
かなり理想に近いモバイルバッテリーが見つかりました。
それが今回紹介する、ポータブル電源で有名なEcoFlowから登場した「RAPID Magnetic Power Bank」です。
- Qi2対応の5,000mAhのモバイルバッテリー
- USB-Cケーブル内蔵
- 有線出力は最大30W
- バッテリー残量インジケーター
- 収納可能なスタンド
- スタイリッシュなデザイン
Qi2で15WのMagSafe充電対応でありながら、USB-Cでは30Wの急速充電も可能。ありそうでなかったモバイルバッテリーです。
おまけにUSB-Cケーブルも内蔵してるんだからもう完璧じゃないですか。
EcoFlowが作ったモバイルバッテリー「RAPID Magnetic Power Bank」を徹底レビューしていきます。
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bankの特徴
RAPID Magnetic Power BankはQi2対応でUSB-Cでは30Wの急速充電も可能な5,000mAhのモバイルバッテリーです。
製品仕様
サイズ | 108×70×14.4mm |
重さ | 180g |
容量 | 5,000mAh |
入力 | 30W |
出力 | MagSafe:15W(Qi2) 内蔵ケーブル:30W USB-Cポート:30W |
パススルー充電 | 対応 |
自動ウェイク機能 | 対応 |
カラー | シルバー / ライトブルー(販売予定) / ブラック(販売予定) |
保証 | 1.5年(保証登録をすることで半年間の保証延長) |
価格 | 8,990円 |
- 先進的な乗用車と同じグレードの超低内部抵抗技術と独自の内部冷却システムにより、MagSafe充電時の過熱を大幅に軽減。
- 温度センサーが1日432万回もの頻度でリアルタイム監視をすることで、本体の過熱を防止
また未使用状態が続いても、電池容量を減少を防いでくれます。(1ヶ月充電なしでも95%以上の電池容量を維持)
たまに使おうと思うと電池残量が減っていることがよくあるのでこれは嬉しい仕様ですね。
さすがはポータブル電源を販売してきたEcoFlowの技術です。
外観
同梱品はモバイルバッテリー本体とクイックスタートガイド。
カラーはシルバー。シンプルながらとてもスタイリッシュなデザイン。
ロゴの書かれている部分は内蔵式のスタンドに。
その下の鏡面仕上げの部分は、電池残量が確認できるディスプレイとなっています。
裏面はQi2対応のMagSafe充電エリア。全体が滑り止め効果のあるシリコンのような素材なので、傷はつきにくく、装着時のズレも防いでくれそうです。
底面にはこちらも内蔵式のUSB-Cケーブル。長さは約6cmです。線も太いので断線のリスクは少なそう。
側面には電源ボタン。
反対側には入出力可能なUSB-Cポート。
重さは約180g。
厚みは約14.5mmです。
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bankを実際に使ってみた感想
ここからは、RAPID Magnetic Power Bankの使用感をお伝えします。
ハイスペックな充電性能
RAPID Magnetic Power Bankがハイスペックな理由は、「Qi2対応 + PD30W出力」だからです。
最近ではQi2に対応したモバイルバッテリーも多くなってきました。さらに薄型化というのがトレンドになりつつありますね。
MagSafeとUSB-Cでの有線充電に対応しているものも多く存在していますが、その多くが出力20W程度となっています。
20Wですとスマホを充電するには十分ですが、タブレットになるとやや物足りない数値。
30WまであるとiPadやMacBook AirといったノートPCまでしっかりと充電することができます。
5,000mAhクラスでQi2とPD30Wに対応したモバイルバッテリーは、ざっと探したかぎり見当たりませんでした。(10,000mAhになるとありましたが、それでも少ないです)
あくまでもMagSafe充電がメインかと思いますが、もしもの時にも使えると安心感がありますよね。
注意したいのは容量が5,000mAhなので、あくまでも緊急用として考える必要があること。
公式でもMacBook Airへの接続では、4時間の延長ができるという書かれ方がされています。ちょっとした空き時間に作業するときのお供にはピッタリだと思います。
また、USB-Cの30W対応の恩恵はスマホなどの高速充電だけではありません。
モバイルバッテリー本体の充電も高速に行うことができるので、充電をし忘れていて、急いではじめてもなんとかなってくれます。
公式では30分の充電で70%の充電が可能とのことです。忘れることなく充電しておくことに越したことはありませんが、もしものときにも安心かもしれませんね。
あると便利な機能がつまっている
モバイルバッテリーといえば、先程述べてきたような充電性能にどうしても目がいきがちです。
ですが使い勝手を考えると、充電性能以外の機能も重要になります。
- 内蔵式のスタンド
- 内蔵式のケーブル
- バッテリーの残量表示
どの機能も最近の機種では定番になりつつありますが、やはり便利だという声が多いからでしょう。
最近ではここに”薄さ”も加わってきていますが、RAPID Magnetic Power Bankは薄さに関しては控えめ。
14.5mmなので分厚すぎるというほどではありませんが、薄くも感じません。
薄さを犠牲にしてでも充電性能や、その他の機能に注力してくれたのかなと。たしかに薄いに越してことはないですけどね。
残量表示は数値化して欲しかった
便利な機能で残量表示があること、とお伝えしました。
ですが欲を言えば、残量を数値で表示してくれるとなおよかったかなと感じました。
というのも、RAPID Magnetic Power Bankは、さすがはポータブル電源メーカーが作ったモバイルバッテリー。1ヶ月未使用の状態が続いても、95%以上の電池残量を維持してくれるとのこと。
満タンにしておいていざ使おうとした時に、「あれっ電池がない」といったことは経験したことがあるので、とても頼もしいなと思います。
そんなすばらしい性能を誇るのに、こちらとしては曖昧にしか確認できないのが残念ですよね。
メーカーに確認したところ、どうやら今後販売予定の10,000mAhタイプでは数値での表示に対応してくれるそうです。
用途的に考えると、5,000mAhでは使い切って終わることが多いと思うので省かれてしまったんでしょうか。せっかくならあわせて対応して欲しかったところです。
先進的でスタイリッシュなデザイン
全体はシルバーですが、一部鏡面仕上げとなっており、とてもスタイリッシュなデザインをしています。おしゃれですよね。
ただデザインに関してはいつも言っているのですが、どう思うかはその人の次第。好きな人にハマればいいなと思います。
個人的にはこの鏡面仕上げはなくてもいいかなと。ものすごく指紋が目立ちます。
結構触れやすい位置なのでこれは気になる人も多そう。
発熱対策の効果なのか?
先進的な乗用車と同じグレードの超低内部抵抗技術と専用の内部冷却システムを採用し、マグネット式充電時に問題となる過熱を大幅に軽減しました。
引用:公式サイト
独自システムのおかげで充電時の発熱対策が取られていますが、思っていたほどではないかなという印象。
熱くてもてないことはないのですが、それなりには発熱してしまいます。
MagSafe充電をしていると発熱が結構気になるので期待していたのですが、少々残念な結果となってしまいました。
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bankはこんな人におすすめ
- MagSafeでも有線でもとにかく高速充電がしたい人
- 薄さではなく機能にこだわりたい人
- 持ち物をコンパクトにまとめたい人
容量は5,000mAhながら、充電性能はピカイチです。しっかりと充電したいというよりは、緊急時にさっと充電したいという人向けかなと思います。
流行りの薄型ではありませんが、スタンドやケーブルなどあると便利な機能が詰まったモバイルバッテリーです。性能が大事だと言う人や、持ち物をコンパクトにまとめたい人にぜひおすすめしたい1台です。
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bankレビュー|まとめ
今回は、EcoFlowのモバイルバッテリー「RAPID Magnetic Power Bank」をレビューしました。
さすがはポータブル電源を作ってきたメーカーだなと思わせる、性能や機能がつまったモバイルバッテリーだと感じました。
5,000mAhでは少々物足りないと感じることもありましたが、あくまで緊急用と考えると必要十分ですね。
今後は10,000mAhのモデルも販売予定だそうなので、容量が気になる方はそちらもチェックしてみてください。
- Qi2 + PD30Wのハイスペックな充電性能
- 内蔵式のスタンド&ケーブル付き
- スタイリッシュなデザイン
- 残量表示が数値ではない
- 指紋が目立つ