どうも、イヤーカフ大好きがちゃお(@gachao32)です。
これまで数々のイヤーカフ型イヤホンを使ってきましたが、Nothingからもいよいよ登場するということで、発売前からかなり胸を踊らせていました。
いいんやないかな https://t.co/DwT9FDvUCK
— がちゃお|SPACE 80 (@gachao32) August 4, 2026
正確にはNothingのサブブランドにあたるCMFになりますが、どちらもまずデザインがいいんですよね。Nothingはスケルトン、CMFはポップでミニマルといった印象ですが、独自の世界観がちゃんとあってすごく好きなブランドです。
今回はそんなCMFから新発売となったイヤーカフ型イヤホン『Clip Pro』を購入してみました。価格は12,800円(税込)です。
もともと僕がイヤーカフ型イヤホンに求めているのは、音質よりもストレスなく快適に使えること。ながら聴きが基本の僕の使い方だと、音質にこだわった2万円超えの高級機は正直オーバースペックなんですよね。そこに、デザインの好きなCMFからイヤーカフ型が登場する。しかも以前にNothing Ear(a)を使っていたことがあって、アプリまわりも含めた使い勝手の良さはすでに知っていましたし、これは買わない理由がないですよね。
しばらく使ってみた感想としては、僕がイヤーカフ型イヤホンに求める理想が結構詰まっていて、かなり気に入りました。
この記事では、いろいろなイヤホンを使ってきた中で、なぜ僕はCMF Clip Proを選んだのか。そして実際に使ってみてどうだったのか。製品の特徴も交えながらレビューしていきたいと思います。
イヤーカフ型イヤホンは快適に使えてなんぼ

イヤーカフだけではなくて、イヤホンに求めるものって人それぞれあるとは思います。音質・つけ心地・機能などなど。
今回のイヤーカフ型イヤホンに限って言えば、イヤホンの特性を考えても、ストレスなく快適に使えることが最も大事なんじゃないかなと思ってます。
耳を塞ぐことなく、周りの音も同時に聞くことができるイヤーカフ型イヤホンの使い方としては、ながら聴きが基本になってきます。そんなイヤホンに音質を求めますか?

それよりも、つけていて痛くないかとか、違和感がないか。快適に操作することができるか。接続は悪くないか、などストレスなく使用できるかの方が重要ですよね。
そんな観点からCMF Clip Proをみていきます。
つけ心地は上々
CMF Clip Proはトライアングル構造の3点式クリップ方式で耳に装着するのですが、これがものすごく快適。変な圧迫感はもちろんないんですが、それでいてしっかりと挟み込んでくれているので、取れそうになるようなこともありません。

表面の素材はTPUで、硬すぎず柔らかすぎないのもグッド。光沢感はあるんですが、滑りやすいわけでもなく、いい感じに抵抗が生まれて外れにくくなってるんだろうなと思います。

おかげで、家では基本つけっぱなしでいますが、痛くなって外したくなることも、ウォーキング中のズレが気になるということもありません。快適そのものですね。
ちなみに防水防塵はIP54に対応しています。汗をかく場面や急な小雨くらいなら気にせず使えるので、ウォーキングのお供としても安心ですね。
操作周りも文句なし
CMF Clip Proは物理ボタンが採用されており、装着しながらでも確実な操作が可能です。ボタン操作については、アプリでカスタマイズが可能なので、自分の使いやすいように設定ができます。

初期配置はこんな感じです。



個人的にはイヤホン操作は物理ボタン派なので、これは嬉しいポイントです。
操作周りで言うと、CMF Clip Proにはイヤホン本体だけでなく、ケースにもダイヤル式のボタンが搭載されています。

こちらもアプリで内容のカスタマイズが可能なんですが、イヤホンを操作することなく、音量調整や曲送りなんかができちゃうんですね。



この機能はいるのかと思われるかもしれませんが、実際に使ってみると結構便利なんです。
デスクでイヤホンを使っている時、ケースも大抵デスクの上に出しっぱなしになりますよね。本来ならイヤホンを収納して充電する以外の意味を持たないケースが、リモコン代わりに使えるんです。なんかいいですよね。片手で操作可能なので、耳元のイヤホンへ手を伸ばすより、はるかに手軽に使えてとても重宝しています。

接続も安定していてほぼストレスなし
イヤホンの接続で気になるところといえば、デバイス上では接続完了しているのに、実際には音が流れず再度繋ぎ直さなければいけなくなること。中にはそんなイヤホンもあるんですよ。あれってほんとストレスなんですよね。繋がってるんじゃないんかいって。
ですがCMF Clip Proでは接続迷子になることなく、しっかりと確実に繋がってくれます。ワイヤレスイヤホンなら当たり前な部分も確実に仕事をしてくれているなと感じます。

また、CMF Clip Proは2台までのマルチポイント接続にも対応。マルチポイントの仕様としては、現在使用しているデバイスとの接続が優先され、後から音楽や動画を流そうとした場合、まずは再生を停止してあげる必要があります。

マルチポイントに関しても、多少のラグはありますが問題なく切り替わってくれますね。
接続関連で唯一残念だなというポイントが、Bluetoothのバージョンが最新の6.0ではなく5.4なこと。よほどのことがない限り5.4で困ることはないんですが、6.0の方が長い距離でも安定して接続してくれるので、できれば6.0が良かったかなと。
実際に我が家では、建物の構造上、1階と2階で繋げると途切れてしまうことがあるのですが、6.0だと途切れることなく安定して接続してくれるんですよね。階をまたいで使わなければ困らないのでいいんですが、例えば外で使っているときも、人が多く混雑した状況でも途切れにくかったりするみたいなので、最新バージョンであるに越したことはないなと思います。
長時間の使用も安心なバッテリー性能
CMF Clip Proのバッテリーは、イヤホン単体で10時間、ケース込みだと32.5時間にもなります。これだけ持ってくれれば、丸1日つけていてもほぼいけます。
今までワイヤレス充電を搭載して欲しい派だったんですが、そもそもそんなに頻繁に充電する必要もありませんし、ワイヤレス充電よりも急速充電の方が実用的だなと感じるようになってきました。充電を忘れていたとしても、数分あればとりあえず何時間かは使える状態になりますからね。

CMF Clip Proも10分で4時間使用可能な急速充電に対応してくれているので、もしもの時も安心です。
CMFらしいデザインが好き
イヤホンの快適性とは少し離れてしまいますが、デザインがいいと使っていて気分も上がりますよね。やっぱり自分が好きで気に入ったデザインのものを、身につけたり使ったりしたいものです。
CMFといえば、ミニマル。差し色を使いながらポップさもプラスされていて、個人的にはおしゃれだなと思います。Clip Proもイヤホン本体にロゴとかもないですし、ケースもいかにもな形状じゃなくて少し変わっていたり、とにかくシンプルなのがいい。デザインの好みは結局人それぞれですが…

ケースのダイヤルの時にも触れましたが、なんだかんだ自宅で使っていると目に触れる場面って多いんですよね。デスクに置いてあっても「カッコいい」「好き」と思えるデザインだと思ってます。

CMFらしいデザインといえばアプリの存在も忘れてはいけません。こちらは厳密には本家Nothingらしいポイントですが。
とにかくUIが美しいと言いますか、洗練されてます。文字とか説明は少ないんですけど、ちゃんと伝わりますし、アプリもやっぱりシンプルでいいなと思います。


一応音質のチェックも
最低限音楽を聴ければいいという程度なので、本当にこだわりはありませんが、一応CMF Clip Proの音質についてもお伝えします。

といっても音質は特に言うことはないくらい普通です。別に悪いと言うわけではありませんが、これはいいですよと推せる感じでもありません。あくまでも普通に音楽やポッドキャストを聴けるくらいの音質です。
アプリではイコライザーとしていくつかプリセットが用意されていますし、カスタムで自分好みに調整することは可能です。また、ベースエンハンスといって低音を強調する機能もあるんですが、それほど効果は感じませんでした。比べると確かにといった程度ですかね。

1万円前後のイヤーカフ型イヤホンと比べてみると、純粋に音質という部分ではやっぱり差は感じますね。聴き比べてみたイヤホンは、『SOUNDPEATS UU2』と『EarFun Clip 2』。どちらも低音に迫力があったり、ボーカルがクリアだったりと、イヤーカフ型イヤホンとしてはそれなりに満足のいく音質だと思います。

CMF Clip Proの価格は12,800円なので、価格帯としてはほぼ同じか、むしろ少し上。正直、音質基準で選ぶなら割高だと思います。ただ、ここまで書いてきた通り、僕はClip Proを音質にお金を払うイヤホンだとは思っていません。快適に使えることへの対価だと考えれば、十分納得できる価格です。
比較したイヤホンはこちら


気になるポイントもちらほら
概ね満足して使っているのですが、いくつか気になるポイントもあったのでシェアします。
音量が小さめ
初めは気にならなかったんですが、他のイヤホンと聴き比べをしていると、あきらかにCMF Clip Proの音量が小さいんです。普段iPhoneと接続していて、大体3割くらいの大きさで聴けていたのが、5~6割くらいまで上げてようやく同じくらいかなという感じ。



こうやって比べてみると、メーカーによって結構違うもんなんですね。
ケースはややチープ
見た目のデザインはとてもいいんですけど、つくりはややチープかなと。プラスチッキーですし、ダイヤルに関してはグラつきや遊びがあったり、力を入れすぎると簡単に壊れてしまいそう…。

高級感を求めているわけではありませんが、耐久性はやや心配になります。どうか壊れませんように。
まとめ|CMF Clip Proでながら聴きを快適に

- つけ心地がいい
- ケースダイヤルが地味に便利
- 接続が安定している
- バッテリー持ちがいい
- デザインがいい
- Bluetooth5.4で最新ではない
- 音量が小さめ
- ケースがチープで耐久面が不安
あくまでもながら聴きに音質を求めない僕からみた、CMF Clip Proについてまとめてみました。
イヤーカフ型イヤホンには2万円を超えるような高級機種も存在していて、それらのイヤホンだとイヤーカフ型ながら音質にもしっかりこだわられていたりします。
残念ながら高級価格帯のイヤホンを使用したことがないので、比べることもできませんが、僕の使い方ですと確実にオーバースペック。冒頭にも書いた通り、だからこそ僕はCMF Clip Proを選びました。そして実際に使ってみて、この選択は間違っていなかったなと感じています。
もし高級機を実際に使ってみたら考え方が変わるかもしれませんが、今はCMF Clip Proでとても満足しています。それくらい使用していてストレスはありませんし、快適に使えています。
僕と同じように、主にながら聴き用途で、音質は特に求めない人にはお勧めできるイヤホンです。


