どうも、がちゃお(@gachao32)です。
今回、デル アンバサダープログラムの一環で、人気のモニター『S3225QC』をお借りして使用させてもらっています。
- Quantum Dot OLEDの非光沢パネル
- 32インチの4K UHD(3840×2160)解像度
- 120Hzの高リフレッシュレート
- DCI-P3カバー率99%の正確な色再現性
- VESA DisplayHDR True Black 400に対応(公称コントラスト比 1,500,000:1)
- 5W×5基(合計25W出力)のスピーカーとAIによる3D空間オーディオ
- 最大90Wの電力供給に対応したUSB-Cアップストリーム(PC接続用)
- ポップアウト式を含む2つのUSB-Cダウンストリーム(周辺機器用)
画面の美しさにも、音質にもこだわった、まさにハイエンドの名にふさわしいモニターですね。
主にブログ作業のお供としてですが、映画やスポーツなどのエンタメ要素でも十分すぎる満足度でした。実際の使用感をレビューしていきます。これは欲しくなってしまうなぁ。
Dell 32 Plus 4K QD-OLEDモニター S3225QCの特徴
- Quantum Dot OLEDの非光沢パネル
- 32インチの4K UHD(3840×2160)解像度
- 120Hzの高リフレッシュレート
- DCI-P3カバー率99%の正確な色再現性
- VESA DisplayHDR True Black 400に対応(公称コントラスト比 1,500,000:1)
- 5W×5基(合計25W出力)のスピーカーとAIによる3D空間オーディオ
- 最大90Wの電力供給に対応したUSB-Cアップストリーム(PC接続用)
- ポップアウト式を含む2つのUSB-Cダウンストリーム(周辺機器用)
製品仕様
外観
ディスプレイ消灯時はベゼルの境目がわからない、とてもスタイリッシュなパネル。下部には空間オーディオのためのカメラやスピーカーが搭載されています。


背面はホワイトを基調に、凹凸や装飾の少ないシンプルなデザインです。左下には電源ボタンとジョイスティックがひっそりと配置。各種インターフェースは中央下部に集まっています。



付属のスタンドは高さや傾き、首振りなどの調整機能がついており、中央部分にはケーブルを通すための穴が空いています。スタンドの台座は29×21cmの長方形で安定感も抜群。



ディスプレイ下面にはポップアウト式のUSB-Cポートが。5Gbpsの高速データ転送や15Wの給電に対応しています。

ケーブルはUSB-Cのみ付属しており、HDMI接続使用する場合は別途用意が必要です。電源ケーブルはACアダプターが本体に内蔵されているため、とてもスッキリしています。これは嬉しいですね。

100 × 100のVESAマウントに対応しているので、モニターアームを使用することも可能です。
S3225QCを使ってみて
有機ELはやっぱり綺麗
今回、テレビも含めて初めて有機ELを体験したんですが、想像以上に綺麗でびっくりしました。
- 画素が一つひとつ自分で光る(自発光)
- 完全な黒の表現が可能(画素を消すだけ)→高コントラスト
- 視野角が広い
- 応答速度が速い→残像が出にくい
なんとなく「黒が綺麗」だと思ってたんですけど、本当にその通りで。黒が締まって見える感じは、液晶ディスプレイとは明らかに違いましたね。

さらにS3225QCは有機ELの中でも、「量子ドット」有機EL(QD-OLED)と呼ばれるパネルを採用しています。
- 光を当てると鮮やかな色に変えてくれるナノサイズの粒
- 粒の大きさで出る色が変わる(小さい=青、大きい=赤)
- 鮮やかで正確な色表現が可能になる
有機EL特有の黒の美しさに加えて、量子ドットの鮮やかな色表現がプラスされることで、とても綺麗な映像が体験できるんですね。

とは言え、作業用モニターとして導入する場合、ブログ執筆などのテキストベースの作業ではなかなか恩恵を受けることはありませんが、写真や動画編集をする場合はとてもメリットになってきますね。純粋に映画などの映像コンテンツを楽しむのもありです。没入感が全然かわってきます。

視野角も本当に広くて、横から見ても画面の綺麗さが変わらないんですよ。視野角の広さと32インチの大画面を活かして、リビングでの家族団らんを楽しむにもピッタリだと思います。

HDRは思ったより違いが分からない?
S3225QCはVESA DisplayHDR True Black 400に対応しているんですが、正直に言うと、HDRをオンにしてもオフにしてもあまり違いが分かりませんでした。最初は「設定が間違ってるのかな?」と思ったんですけど、調べてみると、これにはちゃんと理由があったんです。

まずTrue Black 400というのは、有機ELのような自発光ディスプレイ向けのHDR規格です。末尾の400はピーク輝度(最大の明るさ)が約400nitsという意味で、Mini-LEDなどの1000nits超と比べるとやや控えめです。その代わり「True Black(真の黒)」の名の通り、黒を限りなくゼロまで沈められるのが最大の武器。つまり、明るさで圧倒するのではなく、黒の深さとコントラストで魅せるタイプのHDRなんですね。

そして肝心なのが、その黒の良さは有機ELならHDRを使わずとも、もともとSDR(通常表示)の時点ですでに出ているという点。だからHDRをオンにしてもさらに良くなる伸びしろが少なく、変化が穏やかに感じるわけです。実際、HDR対応動画でオン・オフを比べてみても、なんとなくオンの方が明るく感じる程度でした。
つまり「違いが分からない=モニターが悪い」のではなく、むしろSDRが優秀すぎる証拠なんですよね。特別な設定をしなくても普段使いで常に綺麗、というのがQD-OLEDの強みだと感じました。
音のこだわりもすごい
S3225QCを見てパッと目が行くのはどこかと言われると、モニター下部のスピーカー部分ですよね。なかなか他のモニターではここまでしっかりしたスピーカを搭載しているものは少ないです。なにせS3225QCには5Wのスピーカーが5基も搭載されています。普通はせいぜい2基ですよ。
さらに中央にカメラが配置されていて、このカメラで人の存在を認知して、AIによる3D空間オーディオを届けてくれるんです。

モニターのメニューの中にある、オーディオ→空間オーディオ→オンにすると空間オーディオを体験することができるようになります。人の存在を認知すると、画面に「空間オーディオ オン」「位置センサー オン」と表示され、カメラから外れると「検出されません」と表示され、空間オーディオがオフとなります。

映画やドラマをこの空間オーディオで聴いていみると、たしかに臨場感のある音になってるんですよ。これがモニターについているスピーカーで体験できるのは本当に驚きです。

音楽ではやや低音の物足りなさはありますが、それでも内蔵スピーカーであることを考えると十分すぎる音です。音へのこだわりが強い方は、別でスピーカーを用意したほうがいいと思いますが、そうでなければ内蔵スピーカーだけで十分ですね。
32インチの4Kはちょうどいいサイズ感
画面の綺麗さや音質の良さももちろんS3225QCの魅力だと思うんですけど、ブログ執筆などのテキストベースの作業をメインに使用してみて、最もいいなと感じたのが「32インチ / 4K解像度」のサイズ感。

これまで主に27インチのモニターを使用してきたんですけど、4KにしろQHDにしろ、「いいんだけどちょっと物足りない」って感じだったんですよ。詳しくはこちらの『4KとQHDを比較してみた!27インチモニターにおすすめなのは?』を見てみてください。
4Kだと「文字が小さすぎて結局スケーリングしなきゃ見にくい問題」ってのがあると思うんですけど、32インチと画面自体が大きいおかげで、文字が小さくなりすぎず、等倍表示でも無理なく見えるんですよね。(あくまでも27インチの時と比べた筆者の感想です)
そして真価を発揮してくれるのが、複数ウインドウを同時に開いた時ですね。特に3画面でもそこまでストレスなく見ることができます。過去にも27インチモニターや34インチのウルトラワイドモニターでも試してきましたが、文字の大きさと表示される情報量のバランスが最もいいなと感じました。

複数ウインドウを表示するなら外部ディスプレイを用意するという手もありますが、スペースの問題であったり、画面出力枚数の問題(M1のMacBookAirでは画面出力は1枚のみ)があったりと、モニター1台で解決しなければいけない場合もあります。モニター自体が大きすぎず、表示できる情報量がちょうどよくなる32インチの4Kモニターは、個人的にはベストな選択肢だなと感じました。
各種設定がしやすいジョイスティックが優秀
これまでいろいろなモニターを使ってきましたが、OSDメニューを操作するのにS3225QCは1番使いやすいと感じました。

ジョイスティックで縦横の移動をして、押し込んで決定。このときの操作感は滑らかですし、なにより配置されている場所がまたいいんですよ。サッと手を伸ばして触れる位置にありますから。
そんなに頻繁に操作するわけではありませんが、ストレスなく操作できるのに越したことはないですからね。
また、DELLのモニターはアプリケーションから各種設定(明るさやコントラストなどの調整や画面分割など)を行うことができます。ボタンすら触る必要がありません。
詳細はこちらを確認してみてください。

拡張性はやや物足りない
S3225QCにはHDMIとUSB-Cポート×3が備わっていますが、ハイエンドモニターとしてはやや拡張性が乏しいかなと感じます。

映像入力にDisplayPortがあるとより選択の幅が広がるでしょうし、なによりUSB-Cがダウンストリーム用が2つしかないですからね。キーボードやマウスなど、複数のデバイスを使用する人にとっては物足りないんじゃないかなと思います。外部機器の接続でいうと、USB-Aのポートもあってもいいかなと。
ただ、ディスプレイ下部にあるポップアウト式のUSB-Cポートはいいですね。使いたいときだけ出せばいいですし。15Wまでの給電にも対応しているので、スマホなどの充電にもピッタリです。見た目に関しては賛否ありそうですけど、個人的にはありです。

S3225QCはデスクの満足度を引き上げてくれるモニター

- QD-OLEDならではの圧倒的な画質(締まった黒と、量子ドットによる鮮やかな発色)
- 5基スピーカー+AI空間オーディオで、別途スピーカーがいらない音質
- 32インチ4Kは文字が見やすく、複数ウィンドウでの作業も快適
- ジョイスティックや専用アプリでの設定のしやすさ
- ACアダプターが本体内臓で、充電ケーブルがスッキリ
- 拡張性はやや物足りない(USB-Cダウンストリームが2つのみ、DisplayPort非搭載、USB-Aもなし)
- HDRのオン/オフでの変化は穏やか(もっとも、これは「もともとSDRが綺麗」という裏返しでもあります)
S3225QCを実際に使用してみて、率直に「画質・音・サイズ感のどれをとっても高水準な、オールラウンダーなモニターだな」と感じました。映像を存分に楽しむのも、ブログのような作業をこなすのも、これ1台で完結できる完成度です。
映像コンテンツも日々の作業も1台で完結させたい人や、これまで27インチに物足りなさを感じていて32インチ4Kが気になっている人におすすめのモニターだと思います。
価格は約13万円と決して安くはありませんが、最近のセール時には9万円をきる価格になることもありますし、画質・音・使い勝手のトータルバランスを考えれば、十分に満足できる1台だと思います。ハイエンドモニターを探している方は、ぜひチェックしてみてください。


