LISEN マルチ充電ケーブル 4in1 レビュー｜最大240Wの高速充電に対応した耐久性抜群のシリコンケーブル

どうも、がちゃお（@gachao32）です。

スマホやタブレットの充電に欠かせないのがケーブル。そんな充電ケーブルの中から、”これがあればほぼ事足りる”便利な万能ケーブルをご紹介します。

それが『LISEN マルチ充電ケーブル 4in1』です。

コネクタ交換式の4in1ケーブルなので、あらゆるデバイスにもこれ1本あればほぼ対応可能。充電速度も最大240Wまで対応しているので、スマホやタブレットはもちろんスペックの高いノートPCへも高速に充電ができてしまいます。

実際にしばらく使用して感じたおすすめポイントや、ここがこうだったら…という惜しいと感じたポイントもレビューしていきます。

この記事はメーカー様から製品を提供していただき、筆者が感じた素直な感想をレビューしています。

LISEN マルチ充電ケーブル 4in1の特徴

LISEN マルチ充電ケーブル 4in1の特徴をあらためて。

よくあるコネクタ変換式のケーブルですが、カラバリが豊富なことやRGBライトがついているのは独自性があるかなと思います。

製品仕様

	LISEN マルチ充電ケーブル 4in1
USB規格	USB2.0
転送速度	480Mbps
最大電力	240W
カラー	グレー / パープル / ピンク / ブラック / ブルー / レッド / イエロー
長さ	1m / 2m / 3m
価格	2,149円~

外観

同梱物はケーブル本体と取扱説明書。

カラーはグレー。

ケーブルの素材はシリコン製で柔らかく、サラサラとした触り心地。

太さは実測で5.7mm。

コネクタ部分はUSB-Cに、LightningとUSB-Aの端子をそれぞれ装着可能。使い方は4通りです。

コネクタ部分にはロゴマークが入っており、きれいに塗装されていて質感はまずまず。

ケーブル止めも付属しています。

LISEN マルチ充電ケーブル 4in1のおすすめポイント

1本でほとんどの充電をこなしてくれる万能ケーブル

LISEN マルチ充電ケーブル 4in1はその名の通り、変換コネクタを付け替えることで4通りの充電に対応しています。

最近ではUSB-Cポートを搭載したデバイスが多くなってきましたが、まだまだUSB-AやLightningを搭載しているデバイスを使用している人もいるはず。それらの充電のたびにケーブルを取り替えていると、準備もそうですし結構手間ですよね。

スペックもちゃんとしていて、USB-Cでの充電では最大240Wまで対応しています。

しっかりとeMarkerと呼ばれる、安全に高速充電を行うための制御をしてくれるICチップが内蔵されていました。

とりあえずLISEN マルチ充電ケーブル 4in1が1本あれば、ほとんどの充電に対応してくれる安心感が魅力です。

豊富なカラバリでデザインも楽しめる

この手のケーブルってブラックが多いと思うんですが、LISEN マルチ充電ケーブル 4in1はなんと7色展開。これだけあれば好みのカラーが見つかるのではないでしょうか。

ブラックが基調で無骨になりやすい変換式のケーブルですが、豊富なカラバリやコネクタ部分のデザインもいいので選びやすいんじゃないかなと思います。

地味に便利なRGBライト

LISEN マルチ充電ケーブル 4in1のコネクタ部分にはRGBライトが搭載されています。色の選択はできませんが、充電が開始されると緑・青・赤と順に光ってくれます。

別になくても良い機能ではありますが、ライトが点灯してくれるおかげで充電が行われているかの確認をすることができるのが地味に便利。充電が終わると消灯するので確認がしやすいですね。

光り方もやんわりと光ってくれますから、悪目立ちもしません。さりげないけどいい仕事してます。

取扱のしやすいシリコン製

個人的にはケーブルはシリコン製が好きで、これまでも色々と購入して使ってきました。シリコンケーブルについてはこちらの記事『シリコンケーブルデビュー！デメリットってある？オススメでしかない話』でメリットやデメリットなどを紹介しています。

なんといっても、しなやかで取り回しがしやすく、折り跡が残らないのがいいですね。50,000回以上の折り曲げテストをクリアしており、耐久性も抜群です。

ケーブル止めもはじめからついているので管理もしやすいですね。

LISEN マルチ充電ケーブル 4in1のここが惜しいポイント

機能面もデザイン面も概ね文句はないのですが、少し気になるポイントを。

ケーブルは太くて重い

充電性能や耐久性が高くなっているためか、ケーブルの太さはまあまああります。

同じく240Wに対応しているUSB-Cケーブルと比べてみると、違いは一目瞭然。重さの違いはおよそ30gです。

もちろん重さに関してはコネクタ部分の影響もあるかと思いますが、太さに関してはもう少し細くならなかったのかなと感じますね。

おかげでしっかりとした耐久性につながっているので致し方ないですかね。いろいろなシリコンケーブルを見てきましたけど、50,000回ってかなりすごい数字だと思いますけどね。

ホワイトも欲しかった…

おすすめポイントにてカラバリが豊富なことを挙げさせてもらいました。もちろん十分すぎるカラバリだと思うんですが、個人的にはホワイトカラーも欲しかったなというのが素直なところです。最近ハマっているオレンジもあると最高でした。

LISENのケーブルに限ったことではありませんが、ブラックとホワイトは定番として出しといてくれてもいいですよね。

気になる安全面は…

USBには様々な種類が存在していますが、組み合わせによっては、USB-IF認証されていないものもあります。USB-IFとは、USB規格の策定や管理を行う非営利団体「USB Implementers Forum」の略称です。

例えばよくありそうなところで行くと、USB-CからUSB-Aへの充電ですね。

LISEN マルチ充電ケーブル 4in1でも、USB-CとUSB-Aの組み合わせは存在していますが、USB-CからUSB-Aへの充電には対応していないようです。

メーカーによれば、USB-IFで禁止されている「C to A（USB-C to USB-A）」方向の変換は、内部制御によって動作しない仕様になっており、安全性に配慮されています。実際に試してみましたが、A to Cでの接続が確認できました。

eMarkerチップも内蔵されており、高出力に対して過電流や過電圧を防ぐための制御機能が備わっています。

電気的な安全性についても、米国のUL認証（製品の電気的安全性に関しては信頼性が高い認証）を取得しているようなので、しっかりと配慮はされているのかなとは思います。

ただ、マルチ端子ケーブルという構造上、どんな製品でもリスクが完全にゼロになることはないため、使用中に発熱はないかなど注意する必要はあるなと感じました。

おすすめのシチュエーションは？

LISEN マルチ充電ケーブル 4in1を使うべきおすすめのシチュエーションを3つご提案します。

①デスクで使う

まずはベーシックなところで、デスク周りの充電用ですね。

いろいろなガジェットが揃っているデスク周りでは、3つの端子を備えたこのケーブルが威力を発揮してくれます。

「これはUSB-Aで、あれはLightning…」と悩む必要はありません。これさえあればいいんです。

スペックの高いノートPCも急速充電可能な出力もありますし、とりあえずこのケーブルをデスクに用意しておけば、充電で困ることはないでしょう。

②持ち運び用に使う

4in1ということもありますが、シリコン製で取り回しが良いので、ポーチへの出し入れもとてもスムーズに行えます。

まとめてしまっても跡がつきにくく、その後の使用感にも影響はでません。

こちらもポーチにとりあえず入れておけば、ケーブルで悩むことはなくなります。

③車内で使う

意外と車の中って充電する機会があるんですよね。

車内での充電といえば、シガーソケットからUSBへ変換して繋いでいると思いますが、結構USB-Aのものって多いと思います。

LISEN マルチ充電ケーブル 4in1ならUSB-AからUSB-CやLightningへ充電可能なので、安心してスマホを充電することができます。長さも3mまで用意されているので、コンソール部分から後部座席へも十分にケーブルを伸ばして使うことも可能。

データ転送にも対応しているので、CarPlay用の接続にも。

まとめ｜1本あるだけで得られる安心感

1本でUSB-C / USB-A / Lightningの3つの端子をカバーでき、出力パワーも十分。柔らかいシリコン製は取り回しも良好でとても使いやすいケーブルです。

デスクで使うにも、持ち物を抑えるのにも役に立つ。このケーブルがあると得られる安心感は絶大です。ケーブルとしてはやや太くて重たいという不満点もありますが、許容範囲でしょう。

また安全面に関しても、マルチ端子ケーブルという構造上、リスクを完全にゼロにはできませんが、内部制御によって禁止された接続は動作しないようになっていること、eMarkerチップの搭載やUL認証取得という点からも、十分に安全に配慮された製品だと感じました。

ゴチャつくケーブルをすっきりとまとめたい方は、ぜひチェックしてみてください。